つづき
それからも余震は続いた。
一睡もできぬまま朝を迎えた。
母と近くのコンビニに様子を見に行くと、
コンビニでは見たこともないほどの行列ができていた。
停電がどのくらいで直るのかも全くわからないので、とりあえずのカップ麺や水などの飲食料品を買うことにした。(水とガスは通っているが、電気照明が使えないと普段料理する祖母は危ないので。)
コンビニでは店員さんがハンドスキャナーで会計をしていた。当分の食料を確保するために買い物カゴにたくさん入れていたので会計も大変で、1万円くらいかかった。他のお客さんも皆同じようにカゴいっぱいに商品を入れ、この非常事態に不安げな表情で会計を待っていた。
水の段ボールをかかえてバックヤードを行き来する店員さんもいた。
落ちた酒ビンを片付ける親切な地元の中学生もいた。
そうこうして買った食料品はコンビニの大きい袋4つ分だった。それを母と手分けして抱えて、マンションの階段を上った。上から2番目に高い階なので、息ぎれしながら上りきった。
そんなことは御構い無しにまだ眠っている弟に腹が立った。