あの子と喋れなくなって1年が経った

思い返せば
毎日耐えるように、でもちゃんと生きてかなきゃと思いながら
キリキリとした気持ちで季節を過ごしてきたはずなのに
昨日まで一緒にいたような
そんな時間の流れです

出かけるあの子に
いつもなら、気をつけてね。と声をかけるところ

あの日は
早く帰っておいでや。と言って
ドアが閉まるで後ろ姿を目で追った見送った

あの子は自分の足で帰ることはなかった


最近
産んでくれてありがとう。と言って親に感謝をは伝える動画を目にして

あの子は私にそう思ってくれたのだろうかと考えると
本当に申し訳なくて、
変わってあげたかったけど、自分の人生を生きることしかできないことを
ただただ受け入れて
全てを受け入れて
身をまかせるしかない毎日です

どこまて遡れば今が変わるのかなんて考えてみても
あの子と会えたことは宝物で
これ以上のものはいらないと思い至ります

あまりまとまらないのですが
とにかく寂しいな
声が聞きたいな
会いたいな

そして、ありがとう