私は全ての出来事に対して何かしらの思考をすることに一瞬一瞬の時間を割く性格。
少し前に、大人になって働いて自立して暮らす中で、そんなことをまともにしていたら絶対に精神的に壊れてしまう、と思った。
実際に今私は、壊れてしまいそうなのをギリギリのところで踏みとどまっている。かろうじて繋がっている糸を切らさないように必死で守っている状況だ。
そこで、世の中の人々がこれを続けて糸が切れないのはなぜだろうかと考える。
もちろんその糸が切れてしまって、大変な思いをしている人、した人は沢山いるだろう。
けれども表向きにはまともに生きていられる人が多い理由、それはやっぱり、思考を麻痺させているからなのだろうな、と思う。或いは麻痺してしまっているか。もちろん、麻痺させずとも幸せを生み出した人がいることも知っている。
私も一時期、思考を麻痺させることで苦痛を和らげようとしたことがあるが、長くは続かなくて結局壊れかけてしまった。無理し過ぎたのだろう。
考える力があり、感情があり、様々な人間性がある以上、生きるということは私にとって簡単なことではなく、なんとなくで済むものでもない。今の私が明確な自我を持って生きていくには、相当な試行錯誤が必要だ。それは大変なことだけれど、そこに希望を持っているので、未来は明るい