著名な方のご講演ということで、金原ひとみ氏、行ってまいりました。
三田文学に新たな賞が設けられ、その選考委員になられた、その記念講演とのことです。
金原ひとみ氏は、「蛇にピアス」は読んでおりませんで、「ハイドラ」と「アンソーシャルディスタンス」を拝読しました。
前者はかなり大昔に読んだのであまり覚えておりませんが、後者はタイトル通り、比較的最近の本なので面白かったことを覚えています。
講演の内容について、詳しくは三田文学に掲載される?とのことで気になったら買っておこうかなと思います。
雰囲気としては、対談後ご両者、かなりお互いに緊張しているのかなと思い、滑らかじゃないな、と。
感性と表現力、それに勢いでトップを走る作家と、文学を学問としてとらえて、最高学府東大で文学を教える方ということで、お互い迂闊に何か言えないなみたいな、ふわっと緊張感がありました。
とはいえ、金原氏のものの見え方など、普通トーンの話し方ながら狂気を感じられるところもありました。
狂気をコントロールして、それを読み手が不快に思わないように、ページを捲るのをやめないようにリズミカルに小説に打ち込んでいくという感じなのかな。
確かに「アンソーシャルディスタンス」はそのようなものだったかも。あまり本を読まない私も一気に読めましたからね。
で、実はその文庫本を、うっすらサインもらえるんじゃね?と思いながら持ち込んだのですが、無理でした。
それ以外で嬉しかったこともありまして。
受付に行った際に、私の名前の横に”塾員”と書いてありまして嬉しく。
また冒頭、佐藤文学部長よりご挨拶をいただきましたが、私在学中に民族考古学の授業を受講したことがあり、民考贔屓の自分としては懐かしく、こちらも嬉しい思いでした。



