続き

静かな反抗期からの和解。


酔って人生語り出した旦那さんの言葉にも耳を傾けてしっかり会話として成り立っていた。

ひと月。
居酒屋。
隣り合わせ。
そして。
何よりよっちの成長。


連休の嬉しかったこと。

ひと月

ここ5~6年。
「うん。」と「すん。」
くらいだった旦那さんへの返事。
それでもめげながらよっちに言葉をかけていた。
ひと月前のあの日まで関係は、変わらなかった。


よっちを送ってから１ヶ月。
連休で約３日間の帰省。


１日目。居酒屋で外食。
お酒とジュースでおかえりー！をした。

隣り合って座った旦那さんとよっち。

自然と会話が弾み、静かな反抗期からの

月曜日

18歳になったばかりのよっちを
離れた地の専門学校の寮に送ってきた。

18年前。
３月の末に２ヶ月のフライングで産んでしまったよっち。

学年がひとつ上がってしまったため､
よっちには、「二重の苦」から人生を始めさせてしまったのだ。

別れの時。
背を向け自転車をいじるよっちのその姿。



泣いてばかりいた幼稚園。
用事があって園に行った私は、外遊びをしていたよっちに見つかってしまった。
案の定。メソメソ泣き出した。先生が、気を使ってくださり、お約束して少し外遊びを伸ばしてくれた。

そして別れの時。

背を向けた園児のよっち。私も背を向けた。
数時間の別れだというのに心配になり振り返ったのは、私の方だった。

よっちは、お約束通りお部屋に向かって歩き出していた。しかしその小さな後ろ姿は、いじらしく振り返るのをこらえながら涙を拭っていた。




そして別れの時。

自転車をいじるよっちに
正直そっけないなぁ。と必死に泣くのをこらえた私。
　


高速に入る頃。
よっちからのLINE。

よっち:　みんなが帰った後　
　　　　急に寂しくなった。
　　　　ちょっとウルった。（Line）
　　　　　　　　　　　　　

そういえば…

からだは、大きくなったけど
あの頃と同じ後ろ姿だったのね。

頑張れよっち！！