許されざる呪文 [編集
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「服従の呪文」「磔の呪文」「死の呪い」の3つの呪文を総称して「許されざる呪文」と呼ぶ。これらの呪文は1717年に人間に対して使用することが禁じられており、仮に人間に対して使用した場合、アズカバン
で終身刑に値する。
- インペリオ(Imperio)(服従せよ)
- 「服従の呪文」。対象人物を自分の意のままに操ることができる。ヴォルデモート
一派はこの呪文を使って大勢の魔法使いや魔女を操ったが、操られているか否かを見分けるのは難しく、そのため死喰い人
の中には「服従の呪文で操られていた」として魔法省を欺き、罪科から逃れた者もいる。
- この呪文を受けると、頭の中に漠然とした幸福感のみが残る「最高にすばらしい気分」となる。この状態から命令に抗うのは困難であるが、心が強ければ命令に抵抗することができる。実際に第4巻で、ハリーやバーテミウス・クラウチ・シニア
は、ヴォルデモートの服従の呪文に抵抗し、打ち破っている。
- クルーシオ(Crucio)(苦しめ)
- 「磔の呪文」。対象人物に、死の方がましだと思わせるほどの苦痛を与える。
- ベラトリックス・レストレンジ
曰く、呪文の効果を長く持続させるためには「苦しめようと本気で思い」、かつ「苦痛を与えることを楽しむ」必要があるらしい。
- アバダ・ケダブラ
(Avada Kedavra)
- 「死の呪い」。一瞬で相手の命を奪う呪文で[8]
、緑色の閃光が特徴。
- 反対呪文が存在しない絶対の呪文であるが、その反面、呪文の行使には強大な魔力が必要となり、未熟な術者が使っても一切効果がない。
- 小説では他の「許されざる呪文」とともに第4巻で初めて登場するが、映画では『秘密の部屋』でルシウス・マルフォイがハリーに対し「アバダ…」と唱えるシーンがある[9]
。
- 他の呪文と異なり、小説の邦訳では全巻を通じて呪文の意味が併記されていない。しかし、映画では「息絶えよ」と訳されている。
その他の魔法 [編集
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- 姿現わし(Apparition)/姿くらまし(Disapparition)
- 特定の場所から姿を消し、その後別の場所に出現する魔法。姿を消すことを「姿くらまし」、別の場所に出現することを「姿現わし」という。姿をくらます瞬間と、現す瞬間に「ポン」という大きな音がする。
- この魔法を使うためには、「どこへ」「どうしても」「どういう意図で」という3D[10]
を強く意識する必要がある。
- 難易度の高い術で、失敗した場合、身体が「ばらける[11]
」こともある。そのため、魔法省
には「姿現わし」を指導する教官が存在しており、試験を合格した魔法使い以外はこの術を使ってはならないと定められている。なお、試験を受験できるのは17歳以上であり、そのため未成年者は術を行使できないが、術を行使できる魔法使いに掴まることで「付き添い姿現わし/付き添い姿くらまし」をすることは可能。
- この術を無効化する呪文も存在し、第5巻でアルバス・ダンブルドア
は「姿くらまし防止呪文」で死喰い人
を拘束し、逃走を阻止した。またホグワーツ城の敷地内では「姿現わし」も「姿くらまし」も使えないようになっている。
- 屋敷しもべ妖精
もこの術を使うことができる。ただし、屋敷しもべ妖精の魔法は魔法使いの魔法とは異なるため、ホグワーツ城内でも「姿現わし/姿くらまし」ができる。
- 移動キー/ポートキー(Portkey)
- 瞬間移動ができる魔法。移動キーに触れることで移動できる。「ポータス」(Portus) という呪文によって移動キーを作成。定められた時間に、定められた場所に到着できるようにすることが一般的。キー(鍵)になる物体は、何でも良い。姿あらわし/姿くらましよりも安全性が高く、複数人が同時に移動でき、かつ未成年者でも合法的に利用可能。
- 目くらまし術(Disillusion)
- 対象を周囲の質感・色彩に同化させる魔法。保護色
と同様の効果が得られる呪文であり、ハリーは初めてこの魔法をかけられた際に「人間カメレオン
になったようだ」と述べている[12]
。
- この術を行使された者は、身体に冷たいものが流れるような感覚を覚える。一方で術を解除されたときは、身体に熱いものが流れるような感覚を覚える。
- 天馬やヒッポグリフなど、一部の魔法生物は飼う際にこの魔法をかける義務がある。
- 憂いの篩/ペンシーブ(Pensieve)
- 4巻で初登場。浅い石製の盆で、外縁にはルーン文字
などが彫られている。中は光を放つ銀白色の物質(気体の様でもあり、液体の様でもある)で満たされている。こめかみに杖をあてると、その人物の「記憶」を糸状にして放出できる。「記憶」は瓶に保存でき、憂いの篩の中に入れることで、「記憶」を見ることができる。
- 盆に顔を近づけて覗き込むと、「記憶」の中に入り込んだように追体験できる。顔を近づけなくても、杖で憂いの篩をつつくと、「記憶」の中の人物が浮かび上がってくる。
- 悪霊の火(Fiendfire)
- 呪われた火。キメラ
やドラゴン
などに形状を変え、意思を持っているかのように襲いかかる。
- 分霊箱
を破壊することができるほど強力な炎だが、その分制御は難しく、実際に第7巻でこの魔法を行使したビンセント・クラッブ
[13]
はこの魔法を制御できずに焼死している。
- なお、映画では小説に先駆けて『不死鳥の騎士団』で登場した。魔法省神秘部において、ヴォルデモートがダンブルドアに対して使用したが、このとき炎はバジリスク
に形状を変えていた。
「忍びの地図」関連 [編集
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ホグワーツ魔法魔術学校
の地図・「忍びの地図」に関連する呪文。
- われ、ここに誓う。われ、よからぬことをたくらむ者なり(I solemnly swear that I am up to no good.)
- 忍びの地図を使うときに唱える。映画では前半が省略され、「われ、よからぬことをたくらむ者なり」と短縮されている。
- いたずら完了!(Mischief managed!)
- 忍びの地図を使った後、地図を羊皮紙に戻す呪文。
- ディセンディウム(Dissendium)(降下)
- ホグワーツ城からハニーデュークス
への抜け道を開くために必要な呪文。ホグワーツ城4階の「隻眼の魔女」の石像に向かってこの呪文を唱えると、隠されていた抜け道が出現する。
- 映画では「分解せよ」と訳されており、『死の秘宝 PART1』ではスリザリンのロケットを破壊しようとして使用されたが、ロケットに傷を与えることはできなかった。
「半純血のプリンス」関連 [編集
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「半純血のプリンス」ことセブルス・スネイプ
が開発した呪文。
- セクタムセンプラ(Sectumsempra)(切り裂け)
- 対象人物の身体を切り裂くことができる。「切り裂く」という効果には2種類あり、呪文が命中した箇所が切り傷になる場合[14]
と、呪文が命中した身体の部位を切り離す場合[15]
がある。切り裂かれた箇所から血が噴出する為、放置してそのまま出血死に追い込むことも可能。
- ルーピン曰く、この呪文は昔からスネイプの十八番だったらしい。
- マフリアート(Muffliato)(耳塞ぎ)
- 周囲の人に謎の雑音を聞かせ、会話が盗み聞きされないようにする。
- ラングロック(Langlock)(舌縛り)
- 舌を口蓋に貼り付ける。
- レビコーパス(Levicorpus)(身体浮上)
- 対象人物の踝を見えない力で吊り上げて、強制的に空中に浮かせる。反対呪文は「リベラコーパス(Liberacorpus)」(身体自由)。
- ハーマイオニーは、クィディッチ・ワールドカップのときに死喰い人がマグルを空中で回転させていた呪文はこの呪文と同一のものと考えている。
- 小説では第6巻で初めて登場するが、映画『不死鳥の騎士団』ではルーナ・ラブグッド
がこの呪文を使用している[16]
。
関連作品の呪文 [編集
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映画オリジナル [編集
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- アセンディオ(Ascendio)(昇れ)
- 『炎のゴブレット』で登場。第二の課題で、ハリーは湖から脱出するためにこの呪文を使用し、自身の身体を浮上させた。
- アラーニア・エグズメイ(Arania Exumai)(蜘蛛よ、去れ)
- 『秘密の部屋』で登場。杖先から白い光を出し、蜘蛛を吹き飛ばす呪文。
- アレスト・モメンタム(Aresto momentum)(動きよ、止まれ)
- 『アズカバンの囚人』で初登場。ダンブルドアが、吸魂鬼に襲われて箒から落下するハリーに対して使用した。
- 後に『死の秘宝 PART2』でハーマイオニーも使用した。
- イモビラス(Immobulus)(動くな)
- 『秘密の部屋』で登場。闇の魔術に対する防衛術の授業でハーマイオニーが使用し、ピクシー妖精の動きを止めた。
- ヴァルネラ・サネントゥール(Vulnera Sanentur)(傷よ、癒えよ)
- 『謎のプリンス』で登場。スネイプが、セクタムセンプラの呪文で負傷したドラコに対して使用し、傷はおろか、流れ出た血や破れた服まで元通りにした。
- 小説では「歌うような呪文」という記述があるが、呪文名は登場していない。
- ヴィペラ・イヴァネスカ(Vipara Evanesca)(蛇よ、消えよ)
- 『秘密の部屋』で登場。決闘クラブでドラコが出現させた蛇を、スネイプはこの呪文を唱えて、燃やすような形で退治した。
- エヴァーテ・スタティム(Everte Statum)(宙を踊れ)
- 『秘密の部屋』で登場。決闘クラブでドラコがハリーに対して使用し、ハリーを吹き飛ばした。
- オキュラス・レパロ(Oculus Reparo)(眼鏡よ、直れ)
- 『賢者の石』で登場。ハーマイオニーが初対面のハリーの眼鏡が壊れているのに気づき、この呪文を唱えて眼鏡を直した。
- システム・アペーリオ(Cistem Aperio)(箱よ、開け)
- 『秘密の部屋』で登場。「リドルの日記」に登場した過去の記憶の中で、アラゴグを隠してあった箱を開けるためにリドルが使用した。
- ディミヌエンド(Diminuendo)(縮め)
- 『不死鳥の騎士団』で登場。ナイジェルが死喰い人の模型人形に向かってこの呪文を使用し、人形を小さくした。
- パーティス・テンポラス(Partis Temporus)(道を開けよ)
- 『謎のプリンス』で登場。ダンブルドアが亡者を追い払う為に炎を出したが、その炎が道を塞いでしまったため、この呪文を唱えて炎をどかし、再び道を作った。
- ハーモニア・ネクテレ・パサス(Harmonia Nectere Passus)(そのもとに還れ)
- 『謎のプリンス』で登場。「姿をくらますキャビネット」に入れた物を、対になっているキャビネットへ送る呪文。
- フィアント・デューリ(Fianto Duri)
- 『死の秘宝 PART2』で登場。スラグホーン、モリー、フリットウィックが、ホグワーツ城防衛のために使用した呪文。
- フェラベルト(VeraVerto)(杯になれ)
- 『秘密の部屋』で登場。変身術の授業で、ロンがスキャバーズをゴブレットに変えようとしてこの呪文を唱えたが、杖が折れていたため中途半端な姿になった。
- プロテゴ・マキシマ(Protego Maxima)(最大の防御)
- 『死の秘宝 PART2』で登場。スラグホーン、モリー、フリットウィックが、ホグワーツ城防衛のために使用した呪文。
- ペリキュラム(Periculum)(救出せよ)
- 『炎のゴブレット』で登場。第三の課題でハリーがフラー・デラクール
を救出するためにこの呪文を使用して杖先から赤い火花を打ち上げた。
- ボンバーダ(Bombarda)(砕けよ)
- 『アズカバンの囚人』で登場。シリウスを閉じ込めている牢を破壊するためにハーマイオニーが使用した呪文。
- ボンバーダ・マキシマ(Bombarda Maxima)(完全粉砕せよ)
- 『不死鳥の騎士団』で登場。ドローレス・アンブリッジ
が「必要の部屋」に侵入しようとして使用した。
- ラカーナム・インフラマーレイ(Lacarnum Inflamarae)
- 『賢者の石』で登場。ハーマイオニーがクィディッチの試合の際、スネイプの気を逸らす為、この呪文を唱えてローブの裾を炎上させた。
- 小説では「杖から明るいブルーの炎が飛び出し」という記述があるが、呪文名は登場していない。また悪魔の罠を退治する際にもこの呪文を使っている[17]
。
- リクタスセンプラ(Rictusempra)(宙を舞え)
- 『秘密の部屋』で登場。決闘クラブでハリーが使用し、ドラコを回転させながら吹き飛ばした。
- ルーマス・ソレム(Lumus Solarum)
- 『賢者の石』で登場。ハーマイオニーは、この呪文を唱えて日光を出現させ、悪魔の罠を退治した。
- レペロ・イニミカム(Repello Inimicum)(敵をよけよ)
- 『死の秘宝 PART2』で登場。スラグホーン、モリー、フリットウィックが、ホグワーツ城防衛のために使用した呪文。
ゲームオリジナル [編集
]
- アビフォース(Avifors)
- PS1『賢者の石』、PS2及びGC『秘密の部屋』で登場。物を一時的に鳥に変える。
- ヴェーディミリアス
- PS『賢者の石』『秘密の部屋』で登場。足場を出現させたり、隠し通路を通れるようになる。一定時間が経過すると呪文の効果が消える。
- グレイシアス(氷河となれ)
- PS2及びGC『アズカバンの囚人』で登場。水を凍らせることができるが、ゲーム中ではハーマイオニーしか使用できない。
- スポンジファイ(Spongify)(衰えよ)
- PS2及びGC『賢者の石』、PC『秘密の部屋』で登場。PCでは特定の床に使用すると、その床に跳び乗ることで、普段より高く跳ぶことができる。
- フリペンド(huripent)
- 全作品に登場する攻撃呪文。壷などを破壊することができる。
失敗例 [編集
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- お陽さま、雛菊、溶ろけたバター。デブで間抜けなねずみを黄色に変えよ
- フレッドがロンに教えたインチキ呪文。1巻でロンがこの呪文でスキャバーズを黄色くして見せようとしたが失敗に終わり、ハーマイオニーに馬鹿にされる。
- ペスキピクシペステルノミ(ピクシー虫よ去れ)
- 2巻でギルデロイ・ロックハートが使用。「闇の魔術に対する防衛術」の時間、部屋を飛び回るピクシーに対して使用したが何の効果も表れず、直後ロックハートはピクシーに杖を奪われてしまった。
- 兎の目、ハープの音色、この水をラム酒に変えよ(Eye of rabbit, harp string hum. Turn this water into rum.)
- 映画「賢者の石」で、シェーマスが水をラム酒に変えようと使った呪文。最初は紅茶に変わり、2回目は爆発した。紅茶に変わったので効果が全くないわけでは無いらしい。
- ウィンガード・レビオーサ(Wingerd Leviosa)
- 映画「賢者の石」で、シェーマスが呪文学の時に使用。浮遊呪文「ウィンガーディアム・レビオーサ」を言い間違えたものであり、唱えると、対象物が爆破する。
皆しんどかったよねww
わりいねwwでもすこしずつ友達とかの言うと自慢になるかもよ~
ばいなら~(=⌒▽⌒=)