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お知り合いから 「戦車好きにはたまらない映画フューリーを観てきました。大変良かったのですが ドイツ軍戦車ティーガーがもっと長くはっきり映ってれば もっと満足できたのに・・。」とのメールが。
特に観る予定はなかったのですが 興味ムクムク それではと!

1945年 「フューリー(激しい怒り)」と砲身に記された シャーマン戦車、軍曹ブラッド・ピットの元 全員5人が その戦車に。
補充員として配属された 新兵18歳・元タイピストのノーマン(ローガン・ラーマン)が やがて一人前の兵士(マシーン)へと成長してゆく映画。

まぁブラピ軍曹、ドイツ兵は皆殺しだ思想の方 どうやら過去にトラウマ的いきさつがあったらしいのですが 映画では雰囲気だけで特にそれは明かされません。何しろ 捕虜となったドイツ兵を 気弱なノーマンに「さぁ殺してみろ」とけしかけ、ドイツ野郎は 赤ん坊でも人間扱いするなというほどの 鬼っぷり。これを製作も兼ねるブラピがブラピ顔で演ずると まぁ凄味の妙が。

で、「バケモノ」と呼ばれる ドイツ軍戦車ティーガーと シャーマン戦車の一騎打ちに。世界で唯一現存するティーガーが使用されているとか。そうかお知り合いにとっても ここが こだわりのシーンになってるんですねぇ。

途中 フランス人姉妹?の家で 食事のもてなしを受けるという すこし場違いなシーン、そしてノーマンが妹とあっという間に関係を。

「軍隊と戦争は人を殺し女を犯して男を磨く装置」(小野耕世さん・キネ旬REVIEWより)

彼女は その後無惨な死に様をというショックなところあって、ノーマンは ラストには愛称・マシーンと呼ばれるほどのツワモノに。

ナチス親衛隊の大隊を前に 「俺は一人で戦う、皆は好きにしろ」とブラピ軍曹 そして部下4人がさあどうするというあたりは どこかで観た光景ですが その玉砕美、なんともアタシ自身 盛り上がってしまい 親衛隊野郎ども ぶっ殺せという気分になってくるのが 怖いです。
「理想は平和だが歴史は残酷だ」というブラピ。正に。

デイヴィッド・エアー監督。こころの整理がなかなかつかないという映画に。

2014.12.8 津 イオンシネマ ★★★★☆