アンとアントワネット

アンとアントワネット

永遠の腹心の友 アン・シャーリー
永遠の憧れの女性 マリー・アントワネット
美しい夢と共に

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 ブログをお引っ越しします。


 引っ越し先は以前使っていたこちら です。


 アメブロ、私にはちょっと使いづらいようで。

 でもまた戻ってくるかもしれないので、しばらく残しておきます。


アンとマリラ


 暑い1日。


 気温は35℃を超えて、締めきった室内は37℃を超えてびっくり。




 こういう時の読書は、ロシアや北欧の凍えるような冬の物語か、開き直ってラテン文学とか暑い場所の物語がいい。




 今日は寒い方。ロシアの文豪トルストイの『アンナ・カレーニナ』。


 大好きな画家アンジェラ・バレット挿絵で。





バレット「アンナ・カレーニナ」



「わたくし、あなたがこの列車に乗ってらっしゃるって存じませんでしたわ。どうしてお帰りに?」


「ぼくがどうして帰るのですって?お分かりでしょう。あなたのいらっしゃる所にいたいからです」






バレット「アンナ・カレーニナ」



バレット「アンナ・カレーニナ」




バレット「アンナ・カレーニナ」


 美しい…。


 以下の 『アンア・カレーニナ』の挿絵を集めた動画の4:50くらいから全絵を見ることができます。


 バレット以外の挿絵も素敵。







 『アンア・カレーニナ』は昨年、キーラ・ナイトレイ主演の映画が公開されましたが、珍しく、アンナの冷たい夫カレーニンを同情的に描かれていました。カレーニン役は本来ヴロンスキーが似合いそうなジュード・ロウ。ラストまで見ると、本当にいい人です。





 そういえば、朝の連続ドラマ『花子とアン』でも白蓮の夫、伝助を同情的に描いていますが、こういう描き方は流行っているのでしょうか。

 マイ・スウィートハート2人が家に来て喜びの1周年。


ブンコ

 左からダルシーとマルコリーニ。桜文鳥。


 家に来た記念写真。

ブンコ



 ペットショップで12月上旬生まれとあったのでこの頃は生後1ヶ月だろう。

 赤ん坊の頃は後に赤くなるクチバシが黒く、クチバシの横の部分が白くなっているが、それは母鳥に食べさせてもらうよう、より口を大きく開けるためで、そこまで開く(育児のため図書館から借りた本『ザ・文鳥』による)。

 人を信じきった、或いはカメラを向けた人物を母と思っているのだろう。つぶらな瞳がなんとも愛らしい。



ブンコ


 同じ桜文鳥なのに、マル(マルコリーニ) は白っぽく、ダル(ダルシー)は黒っぽい。

 他の子と比べるとダルは標準、マルは桜文鳥のヒナにしては白っぽいと思うが、大人になれば標準になるとこの時点では思っていた。

 この写真では分かりにくいが、赤ん坊当時マルは羽の色だけでなく目の色素も薄く、赤っぽかった。白内障ではないかと心配して、目の前で手をふったりした。落ちたエサの小さい粒をつまんでいるのを見て、見えてるんだとようやく安心した。


 2人が来る2日前、最愛の桜文鳥を亡くしていた。

 享年11歳。個人差はあるが7年くらいの寿命の文鳥の年齢としてはかなりの長寿だが、私の手の中で小さく羽ばたき旅立った老文鳥の死に、小学生以来、これほど泣けるのか、涙があったのかと思うほど泣いた。

 思えば十代の頃は、フランス映画に出てくる少女のようにアンニュイで、無表情で「最低ってなんのこと?」と言えるような(映画『勝手にしやがれ』より)人間だったのに、真に愛するものを得るだけで変わると思う。

 彼がタベ残した一粒の粟粒を見ただけで涙が止まらなくなり、泣きはらしすぎた目と膨れ上がった顔を鏡で見て、これは会社に行けない…と、弱弱しく立ち直る決心をし、最寄のペットショップに、文鳥のヒナを注文しようと(店のHPを見る限りいないようだった)出かけた先で、耳に懐かしいピピピと甘ったるい鳴き声を聞いたのだった。

 まだ涙も乾かぬうちから…と、ハムレットが母ガートルードを責めるかのような我が母の言葉も聞かず、一目惚れの恋をそのまま貫き、2羽を迎いいれたのだった。


ブンコ

 

ブンコ
ちょっと大きくなった。つるりん。


 名前は妹が命名。その前年旅行でベルギーに行き、名物のチョコレートのショコラティエ、ジャン・フィリップ・ダルシーとピエール・マルコリーニの2人の名をもらった。ダルシーろマルコリーニ。2人合わせて「ダルマ」。羽の色から黒子、白子と呼んでいた私と姉妹とは思えない、ハイセンスなネーミングだった。


 亡き文鳥はよく歌う子だった。

 けれどダルマは食事をねだる時以外はほとんど鳴かない。

 心配のあまり私が「ピ!ピ!」と鳴き方を教えた。

 妹が育児本『ザ・文鳥』から、ダルマはメスではないかと言った。オスは求愛のためよく歌うがメスは歌わないいという。


 けれど幼い頃の心配は杞憂に終わる。しばらくしてうるさいほどさえずりはじめたのだ。

 老鳥と長く穏やかに暮らしていたので、外に出すと元気にあちこち飛びまわり、さえずる。ただ歌うというより、しゃべるという感じだった。私達はよく会話した。


 しばらくして妹の予言は当たった。

 8月、なんとダルがタマゴを産んだのだ。1日1個。この時は7つ産んだ。

 マルはオスで男女だったのか。私はヒナを見たいと思ったが2羽以上育てられないという母と妹の意見を泣く泣く聞き、タマゴは地中に埋められた。

 育児本通り、もう産まないよう、ネットで注文した偽卵4個を代わりに置いた(そうするとタマゴを産みにくくなるという)。

 ところが3週間後、またダルはタマゴを6個産む。そしてまた3週間後も…。

 多産系か…。フランス王妃マリー・アントワネットを始め16人の子どもを生んだというハプスブルク家の女帝マリア・テレジアのようだ。


 そして12月はじめ、ダルは1日にタマゴを2個生む!けれど調べると文鳥は1日1個しか生まないという。

 ということは…マルもメス…。

 たちまちのうち巣の中は12個のタマゴでいっぱいに…。


ブンコ
この写真は10個の時。


 タマゴはダルは相変わらず3週に1度6個生んでいるけれど、マルはもっと不定期。

 よくしゃべり、好き嫌いなし。エサだけでなく、エサにまぜたグリーンフード、カルシウムもよく食べ、リンゴも小松菜も大好き。それどころか私達の食べるもの、特におにぎりの海苔には大いに興味を持つ。育児本によると、調理した食べ物は食べてはいけないので、必死に引き離す。


 最近の写真を。カメラが巣のまん前に。


ブンコ
どあっぷ
すごく仲がよく、しょっちゅうくっついてる。


 2人ともすっかり美人さんに成長。


ブンコ
お花畑のダル
広告に乗りそうな典型的美人さん。



ブンコ
マル


 マルちゃん、変顔写真でごめん!

 怒っているのではなく、たまたまお口を開けた萌え写真。

 ダルが頭が黒く、全体的濃いグレーの典型的桜文鳥なら、マルは全体的に薄いグレーの、一見シルバー文鳥。

 赤ちゃんの時から薄かったけれど成長したら変わるかなと思っていたので、嬉しい成長。



ブンコ
マル

 この自信に満ちた顔!

 2人とも我が家の最大の幸せの源である。