あんちょproject☆リーゼンの,そうおっしゃりーな♪ -2ページ目

真理子2010in冬☆

あの夏の事件から4ヶ月がたった、

真理子は富と権力を手に入れた。

あの夏に起きた出来事は、きっと忘れないだろう。

忘れられるものではないはず!

でも、もう忘れそうだ!

お金の力とは、それほど偉大なものだった!!

(そう、金だ!!)

真理子は心の中でそう叫ぶと、

リビングの、燃え盛る暖炉の中に、飲みかけのワインを、グラスごと投げ捨てた!

グラスの割れる音とともに、炎が舞い上がる。

「フッ、フフフ」

笑いながら真理子は、ガウンも脱ぎ、暖炉の中へ投げ入れた。

燃え盛る暖炉の前で、真理子は産まれたままの姿で立ち尽くす。

暖炉の炎と、クリスマスツリーの明かりが、真理子の体を照らしている。

すっ、すると!!

暖炉の中から声が、

「あなたの落としたワイングラスは、この金でできたグラスですか?」

「もしくは、この琉球ガラスでできたグラスですか?」

「いやいや、このプラチナでできたグラスですか?」

確かに聞こえる。

「ふっ」

真理子は微かに微笑み、こう答えた、

「ふーん、いらないかな。」

「・・・・・」

暖炉から声が聞こえなくなったとさ。

真理子の道楽は続く・・・

☆真理子2010in冬
   製作委員会☆