もう半月ほど前になりますが、37w5dに出産しました!!

今は慣れない育児に日々奮闘しております気合いピスケ



いきなりですが忘れないうちに出産レポ書きます。簡単に書くと、破水からの誘発分娩です。


めちゃ長いです。


1日目 
夜 破水疑惑。
トイレに行くたび水っぽいオリモノが出る。でも普段からおりものは多い方だし、サラサラした水ではなく多少粘り気があったので確信は持てず。何日も前からこういうオリモノが出てた気もするし、今日からの気もする。
夜遅かったし「とりあえず明日の朝まで様子見よう」と思いながらベッドに入る。でも何となく胸騒ぎ?がして破水についてネットで調べまくると「もし破水してるなら感染とかの危険性があるから迷ってるくらいならすぐ病院行け」という知恵袋の情報見つけ焦る。
30分くらい悩んで、病院に電話。「破水かどうか調べたいので入院セットを持って病院に来てください」と言われる。この時夜11:00くらい。
まだ母が起きてたので病院に乗せてってもらう。救急外来で受付して、産婦人科病棟へ。破水疑惑で来る人多いのか、助産師さん「多分破水してないと思うけど一応検査してみるね〜」って感じ。内診してもらうとなんと破水してるとのこと!助産師さんもびっくり。子宮口3,4センチ。(子宮口の開きは前からです)
破水してたので即陣痛室行き。この時はまだ長い戦いになるなんて思ってもなかった…。
すでに深夜だったのでこの日はとりあえず就寝。


2日目 
朝になり先生の診察を受ける。
「さきに破水してしまった場合感染の危険性があるから破水から48時間以内に出産しなきゃいけないんだけど、でもあなたの場合いつ破水したか分からないからね〜。」って感じ。
本当にいつから破水してたのか自分でも分からないから困る。とりあえず血液検査して感染の値が高くなかったのでこの日も陣痛待ちすることに。
感染防止の抗生剤の筋肉注射が地味に痛かった。
昼頃主人到着。昨日の夜中母が焦って「今すぐにでも産まれる!」てな感じで電話したらしく、主人は「まだ産まれてない?間に合った?!」って感じ。いや、まだまだだよ…。
全く産気づく気配がないので、後から陣痛室来た人に次々追い越され、陣痛室から弾き出されるように大部屋に移される…。
誘発分娩の説明を受け、明日からやっていきましょうとなる。


3日目
朝NSTをつけてやっぱり陣痛来てないことを確認。大部屋から陣痛室に移動。陣痛促進剤点滴開始。
普通飲み薬からはじめるみたいだけど、子宮口3,4センチ開いてるからいきなり点滴からスタート。
点滴開始から2、3時間でお腹の張りを感じるようになる。夕方4時頃には「イテテテー」くらいの割と強い張りを感じるようになるが、遠のいてしまう。
ここで点滴が終わってしまいこの日は終了。よく分からないけど促進剤の点滴は1日1本までしかやってもらえないみたい。
点滴終了後で子宮口7センチ。子宮口開いてるのになんで陣痛来ないんだろうねーと助産師さんも不思議そう。
破水から何時間たってるかも分からないし、明日も誘発して産まれなかったら帝王切開になると先生から説明を受ける。
陣痛くるように病院の階段を上ったり降りたり繰り返す。
この日くらいから主人がイライラし始める。「産まれると思って疲れてるのに遠いところせっかく新幹線で来たのに全然産まれないやん。」って。オオカミ少女、産まれる詐欺やんって。言うまでもなく私キレマシタ。こっちがどんだけ不安と戦ってるか分かっとるんかて。
夜は「促進剤 2日目 産まれない」「誘発分娩 陣痛こない」などネットで調べまくる。



3日目
この日は促進剤で産まれなければ帝王切開になる予定だったので朝早くからやり始める。
6:45 nst
7:30 促進剤
9:00規則的な張りが来るようになる
11:00少しずつ腰に痛みが出て来るようになる
唐揚げ食べたり、ヒルナンデス見たり、まだ余裕。
このまままた本格的な陣痛にならなくて昨日みたいに促進剤の点滴終わったらどうしよう…という不安で頭がいっぱい。促進剤の点滴を「命の水」と呼ぶようになる。
分娩方法にこだわりは全くなかったけど、全く心の準備が出来てなかったのと、単純に「お腹切るの怖い」と思ってました。あとここまで粘ったんだからこの努力を無駄にしたく無いって気持ち。
12:45 破水 腰のあたりでギュッと音がして、何かがずれたような感覚。赤ちゃんが下に下がっただけかと思ってたけど、腰を浮かした瞬間じわーっと水が漏れる感覚(生理2日目にドバッと出るくらい。産褥パッドで足りた)。促進剤点滴が残り半分を切った頃だった。
そこから5分ぐらいで、陣痛最高潮。泣き叫ぶ。ベッドや壁をドンドン叩く。すぐにいきみたい感覚が出でくる。激痛と共に硬いものが強烈な強さで押し出してくる感覚。「いきみ逃しをしなきゃいけない」っていう朧げな知識はあったので取り敢えず我慢。
この時なぜか主人がお昼ご飯を食べに行ってる。ほんと間が悪い…。数分後我慢の限界に達したのでナースコール。内診すると子宮口全開で分娩室へ
陣痛の間に急いで分娩室へ歩いて移動
13:00なんとか分娩台に自力で這い上がる
分娩台の足置きがスーパーモデル仕様か?!ってくらい無理な位置に設定されていてイライラ。こんなんじゃ足乗せれんわー。
あと、BGMで崖の上のポニョ(オルゴールバージョンが)かかっててめちゃめちゃイラついた!!
分娩の準備してる間に主人到着。分娩室がすごく暑かったので私の汗拭いたりしてくれてました。
そして陣痛の波に合わせていきみ開始。1回の陣痛で2、3回いきむ。体くねらせちゃいけないとか、声出しちゃいけないとか色々助産師さんに言われる。主人曰く私は素直にそれを守ってたらしい。
例に漏れず会陰切開をされ、ヌルンと赤ちゃん出てきました。もうこの辺の記憶あまりない。
分娩所要時間4時間半、分娩室入ってからは20分ほどで産まれました。多分これかなりスピード安産の部類ですよね。
私としては、入院してから3日目だったのでとても長く感じたんですが。


産まれた瞬間は、我が子に会えた感動ももちろんですが
世界中すべての母親への尊敬と自分を産んでくれた母への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
出産の最中は「二人目産むの無理!こんな痛いの二度と無理!」と思ってましたが(出産中こんなこと考える余裕あるなんてやっぱり安産だったのかも、)
翌日にはもう出産の痛みは思い出せないんです。じゃなきゃ人類滅亡してるもんね。人類の神秘を感じました。



し、か、し…

私が本当に辛かったのはここからです…。長くなりすぎたので次の記事で書きます。