オペラシティで行われるシフのピアノリサイタルへ行ってきた。
公演中止が相次ぐ中、あえて敢行するコンサートはどのような雰囲気なのかというお客さん目線レポート。

希望者にチケット代を払い戻しとしていたが、客席は8割ほど埋まっている。開演前にステージに大きなスクリーンを置いてあり、コロナウイルス対応の注意喚起、シフのメッセージ、などのビデオが流れる。(開演直前にスクリーンは撤収。)

開演前、異例の梶本社長本人の影アナが放送された。「私たちは何度のシミュレーションも経て本日の開催に臨んだ。こんな時に恐怖ではなく、勇気を出して立ち向かう。」の内容で、会場内に拍手を起こす。

そして長い沈黙の時間が流れ、ようやくシフが登場。場内のお客さんはほとんどマスクしたままで演奏を聴く。曲間の咳も少なく、とても良い雰囲気。(酸欠で眠気が。。)

シフの演奏会はいつも3部構成:前半、後半、と盛り沢山のアンコール。最近、本番よりアンコールの方が楽しみ。シフは毎回違うアンコールを弾くので、どんな「プレゼント」をくれるか、その日に立ち合ったお客さんしか貰えないので、特別感満載。(でも主催者は常に延長料金の覚悟。)

終演後のポスターも、「本日のアンコールは、Kajimoto のウェブサイトで」の一言。撮影の群れを解消。

入場の際のチケットは係りに見せるのみでもぎり無し、配布プロ無し、CD販売無し、サイン会無し、カフェ無し。全てのイベントは演奏に集約。場内アルコール消毒液をあらゆる場所に設置、注意喚起のポスターを掲載。こんな対応にトラブルと批判も少ないよう。このお時勢ですが、主催者の工夫次第、リサイタル系のコンサートはまだ行けるようです。

アンコール:
J.S.バッハ: イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 op.26「葬送」から 第1楽章
メンデルスゾーン: 無言歌第1集 op.19bから 「甘い思い出」
          無言歌集第6巻 op.67から 「紡ぎ歌」
ブラームス: インテルメッツォ イ長調 op.118-2
シューベルト: ハンガリー風のメロディ D817