生い立ち②新生活~母の告白 の続きです
母の衝撃的な告白から1週間が経ち
私達家族は引越しの準備をしていた
今住んでいる杉並のアパートから引越しをする
引越し準備ができトラックが来たけど新しいお父さんはどの人だ?
友人らしき人もいたので誰が父親になるのか分からないままトラックの助手席に乗った
運転席に乗ってきた人がいた
ちらっと見ると少し頭の薄いおじさんだった
この人かな・・・(嫌だなはげてる人・・・と思ったかも)
色々と考えながら新居に着くまで外を眺め
1時間ほどで到着した
着いてからしばらくは片付けをし休憩の時に1人のおじさんがこう言った
「今日からお父さんだよよろしくね」
そこにはメガネの優しい顔をした人が笑顔で話していた
私達姉妹はポカンとしていた
そんな事急に言われても・・・
でも思い出してみると何度か遊んだ事がある人だった
今思うといつどこで母は恋愛していたのだろうか・・・
いつか聞いてみたかったな
新しい父は私達に好かれようと毎日必死だった
そういうのって伝わるんだよ子供に
ワタシはすぐに懐いた
姉は実のお父さんが忘れられずなかなか新しい父に馴染めずにいたけれど
徐々に時間が父との距離を縮めた
父は近くにお店を営んでいた
帰る時にはいつも「お父さんだよ、今から帰るよ」と電話があった
時には「お父さんって言ってよ」なんて事も
でも言えなかった
「おとうさん」と
いまだにね・・・
いつか言える日が来るよと思っていたけどね
いつか言ってあげようと