B:
ところでアンナ、ラーメンは好きかい?


A:
好きよ。ラーメンツアーは趣味のひとつね。


B:
最近は沖縄にもおいしいラーメン屋ができてきたよね。


A:
そうね。
昔は何のダシかわからないような不気味なラーメンが
多かったけど、最近は結構おいしいラーメン屋が増えてきたわ。
でも気をつけないと、いい店に限ってすぐ潰れるわよ。


B:
お気に入りはどこだい?


A:
う・・・ん、ココっていうとこがないんだけど。


B:
沖縄発のラーメン屋として有名なのは「通堂」だね。
あそこはうまいよ。


A:
そうね。人気もあるみたいね。
でも、塩気がいまひとつ足らないから満足感がないのよね。
所詮料理は塩加減なんだから・・・。
服部栄養学校の校長も言ってたわ。


B:
「通堂」のながれを汲む店もいくつかあるよね。
「たつぞう」とか。


A:
魚貝系ね・・・。このところどこもかしこも魚貝魚貝で
いい加減にしてほしいわよ。
初めて魚貝が隠し味で入ってるのを食べたときはちょっと
感動したけど・・・、いまは何でもかんでも魚貝なんだから。


魚貝醤油のさっぱりスープて・・・、それじゃ全くもって
うどんじゃないの!! 浦添の「はるや」も同じくよ!
まずいとは言わないけど、ラーメンじゃなくてうどん屋の
リングにあがりなさい!


B:
ははは・・・
で、アンナはどんなラーメンが好きなんだい。


A:
私はこってり豚骨派よ。


B:
へえ、女の子にしては珍しいね。


A:
ラーメン好きは大抵そうよ。
あっさり醤油ラーメンってのは、それほどラーメンが好きでも
なくこだわりのない人たちが好むラーメンなのよ。
グルメ番組とかで
「豚骨なのに、あっさり!すっきりぃ!」
なんて言ってるレポーターの女はラーメンのことなんか
わかっちゃいないのよ。あっさりラーメンが食べたいなら
そもそも豚骨なんて食べきゃいいのよ!


B:
はは、そりゃ言い過ぎだ。


B:
もうすぐ終戦記念日だ。
沖縄にとっては特別な日でもあるね。


A:
そうね。


B:
過去には多くの悲劇や過ちがあったけど、おかげで
日本には憲法第9条という世界に誇る平和憲法があるんだね。


A:
憲法第9条がなんだってのよ。
意気込みは立派だけど、そんなこと当たり前のことを言ってるだけよ。
世界に誇るなんてやめてよね。恥ずかしいわ。


B:
おいおいアンナ、なんてこと言うんだ。
憲法第9条があるから軍隊もなく、兵役もなく、戦争もないんだよ。


A:
あんたこそ何言ってんの。自衛隊は何?

あれが軍隊じゃないと言ってることこそ、まともな判断ができてないんじゃないの?


B:
まあね、あれは軍隊以外なにものでもないけどね。


A:
憲法第9条は表現が曖昧過ぎるのよ。こんな大事なことは明確に定義しなさいよね。
武器を持つべきか、持たざるべきか。
持つとしたらどれだけ持つのか、また、武器を使った世界貢献は何を基準に行うのか。


その時の内閣の判断で自由に左右できるような曖昧な憲法じゃ意味ないのよ!


B:
まあ、解からないことはないけど…。
確かに、武器を持たないことが平和につながるとは思わないよ。
米国で銃による無差別殺人が起こるのは、たいてい銃の持ち込みを禁止している学校内だしね。


A:
それはまた別の議論よ。


B:
いやいや、ゴメン。
確かに憲法第9条については、最高裁も高度に政治的なことだからって判断を回避してるし・・・。
時の政権の勝手な判断次第ではいくらでも自衛隊の海外派遣もできちゃうかもね。


A:
解釈次第でね。てか、もうしてるし。


私が野心をもった悪の皇帝だったら、今の憲法第9条は大歓迎ね。
世界平和のため! 戦争を未然に防ぐため! てことで、戦争のし放題よ。


B:
それは言い過ぎだけど・・・。
でも、「憲法第9条固辞」を掲げる政党は危険かもね。
常に国民全体で議論し、軌道修正する道を模索することは必要だろうね。


A:
憲法第9条の改正論すら固辞する連中こそ、一番危険な連中なのよ!

B:
法律上の成人年齢が18歳に引き下げられるかもしれないそうだね。


A:
いいことね。


B:
でも大丈夫かな。18歳で成人なんて。
酒や煙草も18歳からOKになるのかね。


A:
知らないわよ。
実際のところ20歳から酒と煙草を始める人なんているの?
とくにこの沖縄で。


B:
選挙権も18歳で与えられるんだよね。
テレビで高校生が
「政治のことなんてわからないから心配だ」
なんて言ってたよ。


A:
じゃあ、あと2年たてば政治のことがわかるようになるっての?
わからない人は何年たってもわからないのよ。自覚の問題ね。


B:
そんなもんかな。


A:
メリットは1つ。世界標準にあわせること。
それで充分よ。