こんにちは!杏奈です。東京の高一です。
最近、韓国で130万部売上突破の大ベストセラー小説、『82年生まれ、キム・ジヨン』という本を読んだのでフェミニズムについて考えてみました。
RedVelvetのアイリーンさんがこの本を読んだと発言しただけで炎上したという、韓国の社会現象となったとも言える「フェミニズム小説」です。
また、この作品は映画化されており、韓国の大人気俳優のチョン・ユミさんや、コン・ユさんが出演しています!
◆ 本の内容、気づいたこと
1982年生まれのキム・ジヨンの今までの人生が描かれています。女性であるという理由で理不尽な扱いを受けたり、挫折したり、諦めたり、不快な思いをしたりする場面がとても多い…
・学校では男子が学級委員をやる ・女性は就職、給料、出世が不利。出産によって退職し、夢を諦めてしまう
つまり、私たち女性が「当たり前だと思って無意識のうちに受け入れてしまっているけれど、よく考えたら理不尽なこと」って結構あるんですよね、、
◆「フェミニズム思想」とは
(一応説明しときます、笑)
フェミニズム· · · 女性の社会・政治・法律上の権利拡張を主張する考え方。男女同権論。女権拡張論。
◆私が本を読んで驚いたこと、フェミニズムについて感じたこと
女子だというだけで生まれてくることも許されない
1990年の韓国では、女児100人に対し、約117人の男児が生まれました。 お腹の中の赤ちゃんが女の子だと分かると、中絶せざるを得ない母親が多いんです…😨 原因は、姑、世間からの 「男を産め」という圧力。
女性である母親が、赤ちゃんが女の子であるという理由で妊娠を中絶する・させられると思うと、心が痛いです…
でも、逆の目線で考えてみると、 30年前には女の子であるという理由で生まれてくることも許されない赤ちゃんが多くいた韓国で、 今、たくさんの若い女性がこの本を読み、フェミニズムについて考え、はっきりと自分の意見を言い、女性が生きにくい社会を変えようとしています。
韓国人女性たちとってもカッコイイ!!
私もカッコイイ女性になりたくてこの記事を書いてます笑
「世界男女平等ランキング2020」で、日本はなんと153ヶ国中121位 と、かなり下位ですよね。(韓国は108位)
つまり、私たちが思っている以上に日本には女性に対する理不尽なことが多いんです。
私が就職するまでに変わってて欲しい笑
変わってなくても私たちの世代で変えたいね。
よく、フェミニズムについて女性が言及すると、
「フェミニストだ!これだから女は、、」
というリアクションを取り、攻撃する人も少なくありません。
KーPOPグループ、RedVelvetのアイリーンが、「"82年生まれキム・ジヨン"を読んだ」とSNSに投稿しただけで「アイリーンがフェミニスト宣言した!ファン辞める!」と言い出す人がでてきて、大炎上しました。
フェミニストの方の中には、女尊男卑的な発言をする方も一部いると聞いたことがあります。
しかし、現在の男性社会、男尊女卑の世の中で、女性が生きづらさの事実を訴えただけで女尊男卑だと言われ、攻撃されるのはどうかと思います。
このままでは一向に解決しないので、フェミニズムという考え方自体をもっと一般的なもの、皆が身近に考えられるものにしていく必要がある気がします。
私たちの世代までにどうにかなる見込みはないけど、、苦笑
◆遂に日本でも映画公開
韓国でチョン・ユミ&コン・ユが夫婦役をつとめ、大ヒットとなった映画が、遂に、10月9日から日本公開されます!
私は見に行きます笑
杏奈でした。読んでくれてありがとうございます。