風俗嬢の気まぐれブログ ~風俗嬢に至まで&日々の証~ -2ページ目

手術の日のこと

中絶手術が終わり一週間がたった。


あたしの心の中は穏やかではなく、不安定が続いている。


昨日は、動悸が激しかった。今まで薬の量を赤ちゃんのためにと減らしていたが、


今となっては、薬を飲んでやっと落ち着く状態だ。


一週間たった今でも、ブログに手術のことを載せようと思うと、


息苦しくなる。。。


それでも、この事実から決して目をそらすことなく、


一生十字架をもって罪を償うためにも、


あたしはここに記載しようと思う。



2007年、2月13日。


東京のその日は、春の日差しのように暖かい日だった。


太陽がまぶしかった。


2時半から手術は行われた。


この子供と本当にお別れなんだ。。。


複雑な気持ちで胸がいっぱいになった。


ごめんね・・・。


おなかをさする。


いつの間にか、しょっちゅうおなかをさわる癖がついていた。


確かにある『命』をすごく感じていた。



病院について、説明を受けるがいまいち頭にはいってこなかった。


とりあえず、病院服にきがえた。


部屋に布団が敷いてあった。


配偶者(子供の父)のみ入れません。との説明をうけた。


もちろん、一人で入った。


やっぱりここに子供の父親がいてくれてたらな・・・って思った。


だけど、最後まで一人できちんと責任をとるって決めた。


一番つらくて苦しいのはこの子供。


その子に比べたら・・・


何もいえずにこの子供はあたしの身勝手さで死んでいくのだから・・・


手術で自分がどうなろうとも構わないと思った。



診察の後、手術台へと移動した。


涙がポロポロとこみ上げてきた。


ごめんね・・・。


夢みた家族像・・・。


頭をよぎった。



看護婦 『注射しますね。』


涙が伝っていくのがわかった。



目覚めたのは15時半頃だった。


意識がもうろうとしている間に一番に浮かんだのは去年がんで亡くなったおじだった。


もしかしたら・・・見守ってってくれたのかな?


もしかしたら・・・おじの生まれ変わりだったのかな・・・。



ふと思った。


そして、おなかに手を当てた。


もう・・・ここには命はないんだ・・・。



麻酔で思うように身体は動かない。


目の前もぐるぐるとしていた。


目を閉じると、涙があふれ出た。



いろんな事を思った。


愛して、一緒になるのを夢見て、すごした彼との日々。



彼がここに居てくれたら、子供を思い、一緒に手を合わせられたら。。。



あたしは、手をあわせて、お経を唱え、思いをこめた。



涙はとまることがなかった。



そして再び目を閉じた。



麻酔がきれてなく、涙もいっぱいだしすぎて


再び眠りについた。



あたしは・・・ひとつの命を殺してしまったのだと・・・


この罪を一生背負って生きていこうと思った。



この小さな『命』が教えてくれた数々のこと。


ありがとう。。。



この『命』が教えてくれた真実。


忘れることはない。



帰るとき、まだあたしはフラフラだった。



友達が迎えにきてくれて帰宅できた。



ありがとう。。。友達。




帰るときには日も暮れていて


あのまぶしかった太陽も沈んでいた。



杏奈








ポエム 心綴り編 題名 『温かさ』


あたしは忘れていた


人の温かさ 忘れていたよ



いつしか心が凍っていた



ふと気づけば


温かな手を差し伸べてくれる人がいた



ふと気づけば


たくさんの人に支えられていた



ありがとう



人はこんなに 温かい者だったんだ・・・



杏奈

帰ります

東京の友達の家から帰宅。


友達には本当にお世話になりました。


あんまり長居するのも申し訳なく、今日帰宅することにしました。


あとはまた一人で頑張らないとなって思います。


家に帰り、またゆっくりと気持ちを落ち着かせていきたいと思います。

杏奈