ずっと気になっていた「SCOOP!」を見ました。

 

 

全体的な感想からいうと、福山雅治のだらしない感じだけどかっこいいのがさすがって思ったのと、

下ネタが全開すぎて、最初は「え、思ってたのと違う・・・」と思いましたが、

後半30分は画面から目が離せなくなった。

 

仕事に生きる人たちを描いた作品。

カメラマンも記者も、意見はぶつかるけれど、それぞれが仕事に対して

自分の考えや意見、やり方を確立していて、その姿勢がとてもかっこよかった。

 

自分の仕事に対する姿勢を考えさせられる作品だった。

 

静(福山雅治)は、やる気のない、旬の過ぎたカメラマンかと思ったけれど、全然違った。

本当は誰よりもカメラマンという仕事に誇りを持っている人だった。

 

静と仕事した人はみんな、「嫌な仕事だと思っていたけれど、彼のおかげで楽しかった」そう言う。

 

魅力的な人。

誰からも愛される人。

仕事が好きな人。

 

静はそういう人だ。

 

はじめはやりたかったファッションの仕事ができず、

スクープの仕事に魅力を感じていなかったのび(二階堂ふみ)だが、

静と仕事をしていくうちにスクープを撮ることが楽しいと思い始める。

 

そのうち、静の人間性に惹かれていき、恋をしてしまう。

 

彼の背中を必死に追いかけるようにシャッターを切るのび。

 

最後の「のび、撮れ」っていう脳裏に浮かんだ言葉。

静は本当にそう思っていたと思う。

 

愛した人が目の前で殺される瞬間を写真に収めるのび。

どんな気持ちでシャッターを押したのだろう。

 

涙が出ていなかったから、シャッターを押すことに必死で、

今まで静から教えてもらったことを最大限に発揮することに必死だったのかな。

 

その後、記事を書いている時には、大粒の涙をこぼしていた。

衝撃的な瞬間って、その時は何も考えられなくて、あとから考えてしまうものだよね。

 

でも、あの瞬間にシャッターを切れたのびは、

静の死を乗り越えてのびは、これからどんなスクープも抑えていくだろう。

 

「どんな瞬間でも、目をそらさずに、シャッターを切る」

これが静が教えてくれたことだと私は思う。

 

まだまだ幼稚だったのびとは反対に、さだこ(吉田羊)は大人の余裕があったように見えた。

別れてからでも静の家に行くさだこは、静のことがまだ好きだったのかな?

 

さだこは何を考えているのかはよくわからなくて、

ミステリアスな大人の雰囲気が出ているなあ、と思った。

 

最後の静のスクープの記事をのびにお願いしたのは、

彼を心から愛していたから、彼の望むことをしたかったのだと思う。

 

だって私だったら、自分の愛する人の最後のスクープ、書きたいもん(笑)

私も大人な女性になりたいな〜〜なんて思ったりした。

 

個人的には、馬場ちゃん(滝藤賢一)がすごく好きだった。

 

はじめは静のこと嫌いなのかな?と思っていたけれど、違った。

本当は誰よりも静に感謝していて、大切な思い出がたくさんあって。。。

 

大好きな尊敬する静が殺される瞬間なんて、自分の雑誌に載せたくない。

自分には決定権がないっていうのもあるけれど、

そのスクープを載せた会社で働き続けるのは、静の意志が伝わったのかな。

 

静の最後の勇姿を、カメラマン人生の集大成を、なかったことにしてはいけない。

馬場ちゃんはそういう風に感じ取ったんだと思う。

 

これは余談だけど、リリーフランキーの演技が怪演すぎてやばかった(笑)

本当に狂ってたし、この作品の撮影中、マジで薬やってるのか?って思うレベルでした(笑)

 

 

こんな感じでまだまだ読みにくい文章ですが、

頑張って書いていこうと思います・・・・・・・・

 

もし、最後まで読んでくれた方がいましたら、本当にありがとうございます。嬉しいです。

文章書くのも感想述べるのも苦手なので、

「もっとこうするといいよ!」っていうアドバイスがありましたら、どんどん教えてくれると嬉しいです。

 

映画や音楽好きな方とか、私みたいに感想書くの苦手とか、

文章書くの苦手な方とつながることができたらもっともっと嬉しいです・・・・