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あれは忘れもしない小4か小5か1年の夏か冬のことだ。
下校中の俺は道端で素っ裸の体全身にサランラップをぐるぐる巻きにしたおばさんと遭遇した。おばさんはまだ建設中の民家の木の柱をのこぎりで切っている。見た目めが大工ではないのでおそらく嫌がらで切っていた。俺は別にどうでもよかったが、その建設中の家は俺の家だから、しょうがなく大きめの石をそのおばさんに向かって投げていた。面白くもなんともなかったが、大人の社会ではよく人に石を投げることを、父の生活態度から学んでいたのでひたすら相手の目を狙って投げていた。おばさんは相当疲れたのか、「クル、クル、クレラップ」とぼやきながらイトーヨーカドーの方に歩いて行った。
その時は家ができるまで近くのアパートを借りていた。俺には友達がいない。家に帰ったらどうやって時間を潰すか考えなくてはならなっかった。一番無難なのは、家のアパートの草が生えている何もないスペースにうんこをすることだった。その日はベルディー川崎のハンカチでケツを拭いた。うんこの着き具合を確認したが、マスコットの鷲の顔が茶色なのか、うんこが茶色なのかわからなくて何度も拭いた。拭いていたその時だ。俺の背後に気配を感じ恐る恐る振り向くと、そこにはあったこともない全く知らない素っ裸のおじさんが全身をラップで巻いた状態で立っていた。
下校中の俺は道端で素っ裸の体全身にサランラップをぐるぐる巻きにしたおばさんと遭遇した。おばさんはまだ建設中の民家の木の柱をのこぎりで切っている。見た目めが大工ではないのでおそらく嫌がらで切っていた。俺は別にどうでもよかったが、その建設中の家は俺の家だから、しょうがなく大きめの石をそのおばさんに向かって投げていた。面白くもなんともなかったが、大人の社会ではよく人に石を投げることを、父の生活態度から学んでいたのでひたすら相手の目を狙って投げていた。おばさんは相当疲れたのか、「クル、クル、クレラップ」とぼやきながらイトーヨーカドーの方に歩いて行った。
その時は家ができるまで近くのアパートを借りていた。俺には友達がいない。家に帰ったらどうやって時間を潰すか考えなくてはならなっかった。一番無難なのは、家のアパートの草が生えている何もないスペースにうんこをすることだった。その日はベルディー川崎のハンカチでケツを拭いた。うんこの着き具合を確認したが、マスコットの鷲の顔が茶色なのか、うんこが茶色なのかわからなくて何度も拭いた。拭いていたその時だ。俺の背後に気配を感じ恐る恐る振り向くと、そこにはあったこともない全く知らない素っ裸のおじさんが全身をラップで巻いた状態で立っていた。