タロは9歳で遺伝性網膜萎縮症を発症して徐々に目が見えなくなりました。
性格もあって、外で活動的に遊ぶより
家の中で家族とのんびり過ごす方が向いてたようです。
家の中を工夫して、
ノーズワークスペースを作り、
タロがそこで運動も遊びも楽しめるようにしていました。
お空に旅立った後は、
「今は目が見えるから、
思いっきり走って楽しんでるのかな?」
と家族で話したりしていました。
そう思っていた矢先、
まるでタロが
「今の僕なのだ」
と見せてくれたかのような
出来事が😍
お友達からタロが1〜5歳の頃、
毎週通っていたドッグランや想い出画像500枚近く送られて来ました🩷
走って、跳ねて、笑って。
風を切るタロ、弾む足、まっすぐな目。
その一枚一枚が、
お空で友達と走り回っていたらいいね、
と家族で話していた
そのままの姿でした。
弱っていた頃でも、老いた頃でもない。
若くて、自由で、体もムキムキで、
全身で毎日を楽しんでいたあの頃のタロ。
そのタロが、
私の携帯に次々と現れたのです。
家族で携帯を囲みながら
「楽しそうで良かったね」
と自然に笑顔になりました。
お空のタロをそのまま
見せてもらったようでした。
思い出せるように、迷わないように。
こんなにたくさん見せてくれたのかな〜
涙ではなく、家族を笑顔にしてくれたタロ。
タロは悲しみの中に、
ちゃんと笑顔をもたらしてくれた。
姿は見えなくても、
消えたのではなく
形が変わっただけ。
見える世界、見えない世界が
重なる場所で、
タロは今も家族に優しさをくれて
そばに居てくれる。
わかりやすく、今ここだよ!と
合図を送ってくれている。
これからもきっとサインを送ってくれるはず。
タロから届くサインに気付けてるお陰で、
私は元気に仕事して、
空を見上げて微笑む事が出来てる。
タロは続いている。
だから私も、前を向いて続いていられるのだと
思います。














