かつてソニーは莫大な資金を投じて、CBSとコロムビア映画を買った。ソニーはこの買収によってハードとソフトとの両方を持つ企業となった。ところがこの買収は異常に金が掛かっていて、経済合理性を欠いていた可能性が高い。おそらくは、盛田昭夫氏の道楽という側面が強かったのではないかと私は疑っている。
結局のところソニーは、この買物を意味のある形で利用することができなかった。ハードとソフトとの両方を握りながら、ソニーは時代の最先端から外れていって、ただの家電メーカーと映画・音楽会社との寄せ集めの域を脱することができなかった。
それどころかソニーのWalkman が iPod に遅れをとった最大の理由は、ソフト会社を兼ねているために、著作権などの処理に慎重でありすぎたのが原因だと言われている。つまりは、お荷物・足かせになったのである。
そういうわけでソニーは、今日に至るまで、自らの保有するソフト的資産を使いこなせないでいるように私には見える。マイケル・ジャクソンの死によって、「特需」を得られたかもしれないが、それではソフト資産のもてあまし状態を離脱することはできないだろう。
もしわたしがソニーの社長だったらどうするか、という観点でいくつかの提言をしたい。
(1)ステイプル・シアターを買い取る。
(2)マイケルの完璧な伝記を作成するための事業を立ち上げる。
(3)マイケルのすべての音源・画像・映像を収集し、すべてを利用しうるように著作権交渉を行う。
(4)これらの資料を総合的に投入して、ステイプル・シアターをNPO法人マイケル・ジャクソン博物館にする。博物館は会員制にする。
(5)博物館に「マイケル・ジャクソン研究所」を付設し、資料収集と総合的研究とを行う。
(6)この研究に基づいて、Complete Michael Jackson を会員に限定で発売する。(音源編、画像・映像編、資料編)
(7)すべての資料を閲覧できるHPを立ち上げ、研究成果を発表しつづける。(完全な閲覧は会員限定)
(8)マイケルの誕生日や命日に毎年、博物館でイベントをする。(参加は会員限定)
(9)イベントでは、This Is It の面々を雇って、映画の前で演奏し、踊ってもらう。(もちろん会員限定)
(10)世界の学校の音楽の時間を支援する慈善活動を展開し、それを通じてマイケル・ジャクソンの音楽が取り入れられるように働きかける。
こういうことをやれば、マイケル・ファンはよろこんで博物館の会員になって、年間1万円くらいの会費を払うのではないだろうか。少なく見積もって、100万人の会員をえられれば、会費収入は年間100億円だ。それに様々のマイケル・ビジネスを展開できるから、大きな収入を得られるだろう。たとえば、PlayStaion にこの成果を堪能できるソフトを投入すれば、世界中のマイケルファンはプレステを愛するようになる。This Is It のブルーレイだけで、どれだけプレステが売れたか、よく考えたほうが良い。
マイケル・ファンの気持ちを汲み取り、その気持に応えるサービスをすることが、どれほどの巨大なビジネスを生み出すか、なぜわかろうとしないのだろう。キリスト教会が、イエスというスーパー・エンターティナーをめぐって、どれほどの期間にわたり、どれほどのビジネスを展開してきたか、考えてみてほしい。ソニーはローマ・カトリック教会の役割を担うという、千載一遇のチャンスを目の前にしているのだ。しかも、このビジネスは、何世紀にもわたって、人類が存続する限り続く。
追記:当初、私は以下のように書いていたが、これは完全な勘違いであった。買ったのは大賀氏ではなく、盛田昭夫氏であった。碌に調べもしないで、こういう間違いを書いてしまって、申し訳ない。
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かつてソニーは莫大な資金を投じて、CBSとコロムビア映画を買った。これは大賀典雄が音学家であったことのひとつの帰結である。ソニーはこの買収によってハードとソフトとの両方を持つ企業となった。
ところがこの買収は異常に金が掛かっていて、経済合理性を欠いていた可能性が高い。おそらくは、大賀氏の道楽という側面が強かったのではないかと私は疑っている。
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結局のところソニーは、この買物を意味のある形で利用することができなかった。ハードとソフトとの両方を握りながら、ソニーは時代の最先端から外れていって、ただの家電メーカーと映画・音楽会社との寄せ集めの域を脱することができなかった。
それどころかソニーのWalkman が iPod に遅れをとった最大の理由は、ソフト会社を兼ねているために、著作権などの処理に慎重でありすぎたのが原因だと言われている。つまりは、お荷物・足かせになったのである。
そういうわけでソニーは、今日に至るまで、自らの保有するソフト的資産を使いこなせないでいるように私には見える。マイケル・ジャクソンの死によって、「特需」を得られたかもしれないが、それではソフト資産のもてあまし状態を離脱することはできないだろう。
もしわたしがソニーの社長だったらどうするか、という観点でいくつかの提言をしたい。
(1)ステイプル・シアターを買い取る。
(2)マイケルの完璧な伝記を作成するための事業を立ち上げる。
(3)マイケルのすべての音源・画像・映像を収集し、すべてを利用しうるように著作権交渉を行う。
(4)これらの資料を総合的に投入して、ステイプル・シアターをNPO法人マイケル・ジャクソン博物館にする。博物館は会員制にする。
(5)博物館に「マイケル・ジャクソン研究所」を付設し、資料収集と総合的研究とを行う。
(6)この研究に基づいて、Complete Michael Jackson を会員に限定で発売する。(音源編、画像・映像編、資料編)
(7)すべての資料を閲覧できるHPを立ち上げ、研究成果を発表しつづける。(完全な閲覧は会員限定)
(8)マイケルの誕生日や命日に毎年、博物館でイベントをする。(参加は会員限定)
(9)イベントでは、This Is It の面々を雇って、映画の前で演奏し、踊ってもらう。(もちろん会員限定)
(10)世界の学校の音楽の時間を支援する慈善活動を展開し、それを通じてマイケル・ジャクソンの音楽が取り入れられるように働きかける。
こういうことをやれば、マイケル・ファンはよろこんで博物館の会員になって、年間1万円くらいの会費を払うのではないだろうか。少なく見積もって、100万人の会員をえられれば、会費収入は年間100億円だ。それに様々のマイケル・ビジネスを展開できるから、大きな収入を得られるだろう。たとえば、PlayStaion にこの成果を堪能できるソフトを投入すれば、世界中のマイケルファンはプレステを愛するようになる。This Is It のブルーレイだけで、どれだけプレステが売れたか、よく考えたほうが良い。
マイケル・ファンの気持ちを汲み取り、その気持に応えるサービスをすることが、どれほどの巨大なビジネスを生み出すか、なぜわかろうとしないのだろう。キリスト教会が、イエスというスーパー・エンターティナーをめぐって、どれほどの期間にわたり、どれほどのビジネスを展開してきたか、考えてみてほしい。ソニーはローマ・カトリック教会の役割を担うという、千載一遇のチャンスを目の前にしているのだ。しかも、このビジネスは、何世紀にもわたって、人類が存続する限り続く。
追記:当初、私は以下のように書いていたが、これは完全な勘違いであった。買ったのは大賀氏ではなく、盛田昭夫氏であった。碌に調べもしないで、こういう間違いを書いてしまって、申し訳ない。
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かつてソニーは莫大な資金を投じて、CBSとコロムビア映画を買った。これは大賀典雄が音学家であったことのひとつの帰結である。ソニーはこの買収によってハードとソフトとの両方を持つ企業となった。
ところがこの買収は異常に金が掛かっていて、経済合理性を欠いていた可能性が高い。おそらくは、大賀氏の道楽という側面が強かったのではないかと私は疑っている。
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