大学生の頃

おそらく夏休み




何を食べたいか
母に聞かれたので

「鯉こく」

と答えると

「鯉ないじゃん」

と言われたので

父と
釣り堀へ行きました



当時
鯉の持ち帰りOKな
釣り堀が近くあったのです



鯉釣りは初めてで

マスの釣り堀とは違い
なかなか難しく


まず
アタリが少ない

そして
合わせのタイミングが
難しい



まぁ、つまり下手って事なんですけどねー



父はすぐに飽きて
事務所?受付?がある小屋で
ひと休み


結局
私一人で頑張って
釣れたのは一匹だけ、、、



でも大丈夫!
(↑吉高由里子か⁉︎)

鯉こく作るには
一匹で充分です




持ち帰りには
別料金がかかるので
お会計をして帰ろうとすると


ちょっとガラの悪そうな
丸坊主の男が
父に話しかけます


男「あんた、◯◯の店で会ったよね?」

父「あー、そうですかねー?」

男「そうだよ、会った事あるよ!」

父「そうかねー?」

「いい女連れてたじゃん」

父「そんな事もあったかねー?」


いい女連れてたとは羨ましいが
周りを気にせず
大声で話す男

機嫌は良さそうだが

ヤバい男です


微妙な返事を返しながら
距離をとり

父「じゃあ、またー」と
不審な男をかわし
早足で車に乗り込みます







父「あーゆう危ないのがいるから気を付けろよ」

私「そうだね」いい女は?








帰宅後
母に鯉こくを作ってもらい
美味しく頂きました







父がいい女を連れていたのかは
確認しませんでしたが、、、





可能性は
有りますね






以上
鯉こくは母の味〜な話でした〜