※この記事は小説「魔道祖師」のネタバレを一部含んでいる可能性があります。ご注意下さい。

※小説「魔道祖師」はBL作品です。記事の閲覧は自己責任でお願いします。



こんにちはニコニコ

年が変わって初めての記事です〜
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は正月太りから未だに回復できず嘆いておりますorz

そしてシリーズを今年に持ち越してしまいましたあせる
記事が去年よりも良くなっていることを期待して……今年も宜しくお願い致しますm(_ _)m

さて、今回は義城篇(下)!
重なり合う陰謀の存在感が濃くなってきましたショック

ということで、原作との違い&ドラマで語られなかったことを、引き続きお話ししていきたいと思います音譜



シリーズ目次は【こちらニコニコ

義城篇(上)①は【こちら


準備はよろしいでしょうか?それでは!


其々の思惑①「引導」

先ず、彼等を義城へ導いたものについて。

ドラマでは…

空に浮く剣……正確には剣霊、陰虎符の痕跡が残っています。

この陰虎符は、過去に魏無羨が壊した(クリップ転生篇②)残りの片割れを薛洋が復元したものです。


では…
いつ、誰の手によって
陰虎符の痕跡が剣霊につき、
何故それが現れたのでしょう?

・「なぜ」
これはある人物、魏無羨と藍忘機に剣霊について調べて欲しかった人の作戦です。

その人物とは…聶懐桑。
彼の兄、赤峰尊(聶宗主)は金光瑤の陰謀によって力が暴走し、亡くなってしまいました。

(陈情令之乱魄より)

それを後に聶懐桑は知ることになります。
(ドラマスピンオフ「陳情令之乱魄」で詳細が描かれています。原作では明確な場面は描かれていません)

聶懐桑の陰謀の開始です……

何も知らない無能な風を装い、
金光瑤の警戒を解く
金鱗台への自由な出入りが可能に
色々な資料を調べる
金光瑤の敵陣である莫玄羽に目を付ける
既に死んだ魏無羨と藍忘機達の力を借りる為、
敵討ちを望む莫玄羽に献舍を勧める
魏無羨を復活させる
霸下の刀霊で藍忘機を誘き出す

金光瑤を倒し仇を取る為に、既に死んだ魏無羨を復活させ、彼等の力を借りるという大きな計画を練り始めたのです……

・「いつ」「誰」
薛洋と金光瑤は聶宗主を暴走させた後、陰虎符を使って傀儡にしようとします。
その際に側に置いてあった佩刀、覇下にも痕が残ったのです。

結局聶宗主の力が余りにも強かった為失敗し、傀儡にするのは断念することになりました。

(この後薛洋は金光瑤の「門戸一掃」により金家を追い出されるとともに重傷を負わされ、倒れているところを暁星塵に救われました)


原作では…

浮いているのは左手。
そう、聶宗主の死体の一部です。

なぜ左手だけ?
それは金光瑤が聶宗主の尸が暴走するのを防ぐ為、殺す際に尸をバラバラにしたからです。

聶懐桑が宗主の死の後、何年も掛けてやっと探し当てた左手。
しかし聶宗主の死の真相の鍵は掴めないまま。

聶懐桑は自分で手に負えないそれを明かさせる為に、莫家に放しました。
先に走尸をばら撒き藍家に弟子達を出させた後、左手の元に死なせることを企んだのです。

そうすれば藍家はその左手に関して徹底的に調べると踏んで……

莫玄羽の献舍の成功率が低いことを見越した上での作戦と言えます。


このように、ドラマでは刀霊、原作では左手という違いはありますが、魏無羨達はそれらの指す方へと向かいました。



そして辿り着いた義城。

其々の思惑②「点睛術」

ドラマでは…

猛スピードで出て行った魏無羨が暁星塵らしき人物を抱えて戻って来ます。
規制でゾンビが登場しては駄目なので、自分に術を掛けたのです。

原作では…

点睛術は画竜点睛(がりょうてんせい)の「点睛」、眼を入れて生命を吹き込む術です。

仮の生命を吹き込まれた紙人形、かなり気持ち悪く描かれてます……
確実にゾンビです。これが映像化されていたらもうホラー映画と余り変わらなかったかもしれません。
(その点は規制に感謝すべきなのかどうなのか…)


違いでは無いですが、ここで一つ思追について。



一人だけ「問霊」が教えられている思追は、暁星塵の姿をしている道士が彼でなく薛洋であることを見抜きます。

思追に高い素質があるのは勿論ですが、魏無羨が残していった子供への藍忘機の特別な思いが見て取れるところでもありますニコニコ


其々の思惑③「矛盾」

原作では…

そして薛洋が暁星塵に何もせずに何年も暮らした理由を問い詰められた際、彼の答えは

「きっと下らないことだろう」

でした。

薛洋は自分が暁星塵より道徳的に低い位置であることを知っていました。
子供の時から恵まれていて、痛み苦しみを知らず正道を行く暁星塵を嫉ましく、又は目の敵に思っていたのは事実です。

そして最初の罪なき人々を殺させた夜猎。
同じように堕ちて欲しかったのでしょう。


けれどその後、薛洋は確実に何もしませんでした。
本来薛洋が望んでいたのは、何も無い平安な生活だったのだと彼自身が気付いたのでしょう。

宋嵐を殺した後も、何も変わらない様に振る舞っていることからも分かります。


ただ夢は結局夢にしか過ぎず、騙しているという事実が無くなることはない。この道理は変わりません。

自分に剣を向ける暁星塵、逃げて助けを求める阿箐に、現実を知ります。
そこで薛洋は「苦しめばいい」と怨みを抱くことになるのです。


ドラマでの終わり方

「子供のころ思っていた 毎日誰かが飴をくれたらいいな、って」

この一つの台詞に、薛洋の求めてやまなかったもの全てが含まれている気がします。


ー今回はここまで!ー


薛洋がとうとう最期を迎えました。

彼は所謂「正道」では無いですが、その分高尚な相手を堕としたい、自分と同類だと認識させたい、等の人間の負の面がはっきりと出ているように思えます。

許されるものでは無い行為だけれど共感してしまい、何とも形容し難い辛さに襲われるのは私だけでしょうか……


そして聶懐桑の陰での計画が動き始めました…!ニコニコ

彼は何と言ってもこの物語の中で一番の策手です。
計画はとても綿密で、その他の人は気が付かない内に掌の上で踊らされている。

恐ろしい能力です……近くにいたら怖すぎる人間笑い泣き


ということで義城篇はここまで!
(また補足は入れるかもしれません)

次回からは再び後世篇、後世篇(下)へ突入します爆笑

二人はどのように前世での謎を解き、襲い来る苦境を乗り越えていくのか…

ここから少しずつ原作とドラマの違いが大きくなっていきますニコニコ

それではこの辺りで。


もし間違っていることや疑問なこと、又は何か他にも相違点がありましたら是非是非教えて下さい爆笑


後世篇(下)へ続く…