こんにちは。あっという夏期講習も終わりましたね。
連日の猛暑のなか、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
我が家はというと、ひたすら算数と向き合う日々。
毎日のように算数の難問に打ちのめされています。
それでも、少しずつ前に進めていることを信じて、手を止めずに取り組んでいます。
そんな日々の中で、今日は我が家の「学び方」について少し書いてみたいと思います。
■ 「繰り返さない」学び方
我が家は、問題集を解く時、繰り返し周回する学習法は採用しません。同じ問題を解き直すことが「思い出すだけの作業」になってしまうこともあると感じたからです。それよりも、一つひとつの問題を通じて「考える力」や「理解」を積み上げる学習を重視しています。
一方で、
• なぜ間違えたか自分で説明できない問題
• 解説を読んでも腑に落ちない問題
には、時間をしっかりかけて取り組み直します。
どこでつまずいたのかもう一度考えてもらい、思考の癖や理解の穴に気づいていけるようにサポートしています。最終的に本番で問題を解くのは子ども自身。親は、その準備を整える伴走者でありたいと考えています。
■ 「理解」と「効率」のせめぎ合い
中学受験の学びは、常に「理解を深めたい」という気持ちと、「効率よく進めたい」という現実との間で揺れます。
理解を重視すれば時間はかかるし、効率を優先すればどうしても浅くなりがち。だからこそ我が家では、「この問題は立ち止まって考えるべきか」「それとも次へ進むべきか」を見極めることを大切にしています。
■ 自分で考える力を育てる
以前は「子どもに説明させて理解を確認する」方法も取り入れていましたが、問題の難易度が上がるにつれ、その方法ではかえって時間がかかったり、うまく判断できない場面も出てきました。
そのため現在は、「自分で解説を読み返し、考え直し、再び自力で解く」というスタイルに移行しています。
この方法は、自学自習の力を育てるうえでも有効だと実感しています。
■ 学びに意味を持たせる
中学受験は、単なる知識量の勝負ではないと思います。
「どれだけ多くの問題を解いたか」よりも、「その学びが本人にとってどう意味づけられているか」我が家では、常に「この学び方は、子どもにとってどんな意味があるのか?」を問いながら取り組んでいます。
ご家庭ごとに最適な学び方は違うと思いますが、限られた時間の中で、少しでも意味ある学びを積み重ねていけるように思っています。