◉きょうだい、みんな違って、みんないい
でも、ママ、パパにとっては、大事な子どもたちよ、という事です
◉きょうだいゲンカは、他人の気持ちを理解するチャンス
ケンカ、トラブルというのは、決して悪いことばかりでなくて、その中で人の気持ちの理解のしかたを学んだりとか、そういう、いいところに目を向けて頂けると、楽しめるんじゃないかな
Q上の子、もっとしっかりしてほしい
黙っていないで、自分の意見を言ってほしい
お姉ちゃんとして、下の子の手本になってほしい
◉一歩さがって、見守ることも大事
ママがお姉ちゃんに、あんまり『リードして、リードして』って言うと、お姉ちゃんもそれが負担になってしまう時もあるかもしれない。
ちょっと一歩、下がった所から2人を見てあげる。
ママが口出しし過ぎてしまうと、お姉ちゃんは、『何でもママが言ってくれる。私の気持ち、全部、言ってくれる』っていうふうに、思ってしまう時もあるので、『でも、ちゃんと見ててあげるよ』という思いを忘れないといいと思います。
◉上の子らしい気遣いのことも…
いいお姉ちゃんである事を、怒っちゃいけない事なんだと、もしかしたら思っているかもしれない。
ある意味で、お姉ちゃんらしい気遣いが、そこに表れているというふうに、少し、考え直してみるという事も大切な事なのかな。
だけど、やっぱりちょっと不満がたまってくる。『そういう時には、怒ってもいいんだよ』っていうね、『怒って、悪いことは悪いって言うのも、いいお姉ちゃんの役割なんだならね』っていう事を教えていってあげると、徐々に理解していってくれるんじゃないかというふうに、思ったりもする。
Q親が見ていないところで、お兄ちゃんが妹をいじめてしまう
◉上の子を認めることばがけを…
お兄ちゃんにも、ちょっと下の子ができたという事で嫉妬心もあるかもしれないですし。なので『いつも優しく遊んでくれてありがとうね』とか、やっぱりお兄ちゃんを認めてあげる言葉をかけていくじゃないかと思うんですね。
Q 仲良くしている時は『ありがとうね、優しくしてくれて』って言えますが、わざと、たたいたりとかしているのを見た時は、何て言ったらいいですか?
◉ 気持ちわかるけどダメだよ
Qきょうだいゲンカの仲裁、夫婦で役割分担は必要?
◉どちらかが怒ったら、一方は受け入れる
夫婦で怒ると、子どもたち、だんだん居場所なくなってしまう。どうしたらいいかなって、思っちゃいますよね。そんな時、ママが真剣に怒ってるなと思ったら、パパがちょっと引いて受け入れてあげるとか。隠れ場ではないけれども、僕を受け入れてくれる人もいるんだっていうような場所をつくってあげる事も大事。やっぱり2人で怒られたら、その意味よりも、怒られてるっていう事だけが、残ってしまうかなとも思うので。
◉夫婦で別の役割を一貫してもつこと
子育てにおいて重要な事というのは、一つの家庭の中に、同じ役割をする人が2人は要らないという。要するに、2人いたら、それぞれやっぱり、ちゃんとした役割を一貫した形で、持っているっていう事が大切だという。
パパが怒ったら、ママが引いてあげて。どっちでもいいです。必ず、ママが怒らなきゃいけないわけじゃない。どちらかが怒ったらどちらかが引いてあげる。
Qどっちを優先すればいいの
お姉ちゃんの遊んでいるおもちゃを弟が遊びたそうにしてもお姉ちゃんは『ヤダヨ』と言って貸さず、お姉ちゃんが気付かないうちに勝手に遊び始めます。しかし、すぐに気付かれて取り返されてしまいます。こんな時ママはつい、下の子をフォロー。でも、保育士やママ友からは、下の子が小さいうちは、『記憶に残る上の子を優先で…』と聞きます。
◉時間をわけてフォローする
お姉ちゃんの事をないがしろにしちゃったかなって思ったら、下のお子さんが寝ている時にでも、お姉ちゃんとゆっくり関わる時間を持ってあげるとか、そうやって、フォローする時を持っていく。『私は、どの子もみんな大好きよ』という事を、応えていってあげる事が、お姉ちゃんにも伝わってくるんじゃないかと思います。
◉下の子だって記憶に残る
『上のお子さんは記憶が残るので、上のお子さんを優先した方がいいよ』っていうふうな事が言われてるんですけれど、じゃ、下のお子さんの記憶に残らないかっていうと、そんな事はないわけですね。
確かに、乳幼児は昨日、おもちゃを取られたなど個別のエピソードとしての記憶は残りません。しかし、自分が泣いた時に、大人がどういう反応をしてくれたかという事は、繰り返し、経験するうちに、分かるようになります。つまり、経験の積み重ねとしての記憶は残ると考えられているのです。
小ちゃいお子さんは、記憶がないから大丈夫だよっていう事自体、これが一つは間違いかもしれないという事、考えて頂けるといいかなと。どうしても、何かトラブルが発生した時にまずは、小ちゃいお子さんをなんとかしなきゃいけないというふうに思うのは、お母さんの普通の心情だと思うんです。だから、それをあんまり否定する必要はないんですけれども、上のお子さんは、上のお子さんでその時、やっぱりちょっと我慢しないといけないかなと。ただ、先ほど申し上げたように、ただ我慢をさせられるだけだと、やっぱりどんどんフラストレーションがたまっめいきますので、時々はお姉ちゃん優先でしてあげられる時はしてあげる、っていうふうに、心掛けていれば、いいんしゃないかなという気はしますけどね。
Q赤ちゃん返りに対応しすぎて、下の子が泣かない子になった?
下の子が生まれる前ぐらいから、できてた事が全然できなくなってしまって。例えば、食事とかも自分で食べたがって、一生懸命、食べてたり。あと、おむつも取れていたんですけれど、『おしっこ』って言って漏らしてしまったり。ちょっと注意引きっぽい感じなのかなと思って、一生懸命、赤ちゃん返りの対応をしていたら、下の子が初め、結構、泣く子かなと思ってたんですけど、だんだん泣かなくなってしまって。気が付くと指をしゃぶって静かなんです。いつも静かなので、このままの対応でいいのか?
◉どうしても下の子ができると、それに対して自分では分からないけれども、ママが離れてったっていうのを感じて、おむつ外れていたのにって思うけれども。でも、その中で、ちゃんとできた時には、それを褒めてってあげる事で、お姉ちゃんの方は、自然に元に戻っていくと思う。赤ちゃんが、それで何も声を出さないんじゃないかとか、指しゃぶりではないかという心配は、そんなに…。今、まだそういう時期だという事で、ちょっと、その事は様子を見たり専門の先生の方から、はい。
◉泣かないのも個性
赤ちゃん返りは、これは、まぁ、あって当たり前って、考えて頂くといいと思います。下のお子さんが泣かなくなったっていう事に関しては、もともと、あまり泣かないっていうのが、下のお子さんの個性としてあるのかもしれないですね。だから、上のお子さんは、すごーーく泣いて、にぎやかなお子さんであっても、下のお子さんはすごくおとなしくて、あんまり泣かないっていう事だってありますんで。それもそれぞれのお子さんの個性だっていうふうに、受け止めて頂いていいかなという気はしますけど。
Qケンカの絶えないきょうだい、将来、仲良くなるには?
◉大人が成敗せずに、子どもにまかせる
昔から『ケンカするほど仲のいい』って言葉ありますよね。きょうだいですから、その中で2人が育ち合っていく。ちょっと一歩下がって、『あつ、またやってるな』、でもそれが、ひっかき合いになった時だけ、ちょっと待った。『傷つくっちゃうと大変ね』っていう事は伝えますけど、子どもたちって、子どもたち同士で解決していくんです。園でも、先生が成敗しない。ちょっと、お母様がすこしおおらかになってみる。もうちょっとゆったりしてもいいんじゃない?それこそ、きょうだい子育てを楽しんでみたらいかがでしょうね。
Qたまに、すっごいケンカをする時…。おおらかな気持ちって、どうしたらいいんですか?
◉親と気持ちを真剣に伝える
どうしてもっていう時は、『ママ、こうしてほしいんだ』って、ママの気持ちをちゃんと子どもたちに、真剣なまなざしで伝えると、『あっ』って、気が付くと思う。いつもいつも『こらこらこら』って言ってると、それは効かないですけれども、どうしても今日のこれだけは、許せない時は、毅然(きぜん)として言っていいと思います。伝える。
◉手加減の勉強と思い、見守ることも大切
例えば、すごーーく激しいケンカをして、お父さん、お母さんの方が『あら、どうしよう』っていうふうに思っている時は、実は上のお子さんも『ここまで泣かせちゃった』っていうふうに、実はどっかで『すまない』とか、罪悪感を覚えているところがあるんです。そうすると、次からは手加減というものを覚えて、『あっ、ここまでだったら、いいんだな』っていうのを、そこで勉強しているっていうふうに、少し見守ってあげるっていうのが、大切かなっていうふうに思ったりします。