せい君は産まれてすぐ分娩台の近くの小さな台みたいな所へ運ばれて行きました!

沢山の小児科の先生や看護婦さんに囲まれて

色々な処置を受けてるようです。

産んだ瞬間‼︎

赤ちゃんは大丈夫ですか⁇

声を上げた私に

看護婦さん「大丈夫‼︎先生達が見てくれてるから」

その後すぐに保育器に入れられたせい君が私の横をゆっくり通りました。

全身みれた。髪の毛もちゃんとあって想像してたよりちゃんと大きかった‼︎

手のひらサイズだと思ってたけど、もっと大きくてちゃんと赤ちゃんだった‼︎

その後は切開した所を塗ってもらってる時

やけに冷静と言うか何と言うか…

ボーとその後の片付けやなんやら忙しく動いてる看護婦さん達を眺めてました。

ふっと奥を見ると…

一人の看護婦さんが何やら胎盤⁈らしきもののgやらサイズやらを測り洗ったりして丁寧に袋に入れてました…

その時に胎盤をひろげたりして目を凝らして見ているようでした…

私は縫われながら…

きっと早産になった原因を探してるんだなぁ

と冷静に見れてました。

その後看護婦さんに着替えさせてもらい…

安静室へ移動…

そこへ主人と実母入ってくる…

主人の顔をみた瞬間‼︎

涙…。

産まれちゃったぁ…

まだ6ヶ月なのに…あと数日で7ヶ月だったのに…赤ちゃん…せい君…

あれだけ冷静で涙も流さなかった自分…

でも主人の顔見ると…

せい君の生命力を信じるしかない!信じよう!っと励ましてくれる主人…

その後病室に戻り(看護婦さんの計らいで個室に移動)家族で話をしてました!

その頃には落ち着いていつも通りの自分でいました^ - ^

その後どれくらいたったかな⁈

看護婦さんに呼ばれて主人と二人
NICU新生児集中治療室の中に入って行きました。

せい君に会う前に担当の小児科の先生に色々説明を受けました。

まずせい君は心肺停止の状態で生まれてきた

処置をしてすぐに心臓を動かしてくれたから

今は生きてること

23週の赤ちゃんの平均生存率の話

せい君は産まれて来る時に内蔵を損傷してしまってること

今からせい君を助けるために使うクスリや血液の効力や副作用などの難しい話

最後に3日間が山である

…。

話を聞いてからせい君に会った‼︎

主人は会う前にずっと私を励ましてた。

思ったより全然小さいと思うし,管とか色々沢山繋がってると思うから…ショック受けたらあかんよ…って



でもせい君に会った瞬間‼︎

そんなことどうでも良かった‼︎

ショックどころか可愛くて可愛くて愛しくて仕方がなかった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

先生が写真撮っていいって言ってくれたので

迷わず写真撮った‼︎

せい君との思い出!大きくなった時見せてあげようって^ - ^

どこから見ても主人そっくり∑(゚Д゚)

私から出て来たのに…

私の要素0%…主人そのままだった…