こんにちは!

 

アンククロス池袋東口店のもってぃーこと平本です!

 

今回は自宅でのセルフカラーと美容室でのサロンカラーの違いについて説明していこうと思います!

 

市販のカラーをしたことがある人なら、ご理解いただけると思いますが、ヘアカラーをする時は、2つの薬剤があります。

 

この1剤と2剤を混ぜて使う混合液がヘアカラーとしてなります。

 

今回の記事では、ヘアカラー剤の「2剤」についてを分かりやすく紹介していきます。

 

2剤は主に「酸化剤」(過酸化水素)1剤中のアンモニアによって分泌されて酸素を発生させます。

 

過酸化水素は、1剤中のアルカリ剤のサポートをすることが大きな役割になります。

 

1剤のアルカリ剤と2剤の過酸化水素の化学反応によって、髪のメラニン色素を分解する働きがあります。

 

つまり2剤の調整によって髪の明るさのコントロールをすることもできます。

 

発色した染料の分子は結合して元より大きくなるという性質があるので、髪の内部に浸透した後は閉じ込められます。

 

染料の大きさや、メラニンの分解量などの調節を2剤の種類によって行います。

 

つまり、2剤では染料の大きさや分解量の調節をしていきます。

 

髪にはメラノサイト色素形成細胞から生み出される「メラニン色素」という色素が存在します。

 

 

このメラニン色素が黒髪の黒になる色素になり、これらを分解することによって髪は茶色になり、さらに多くの色素量を分解することによって金髪となります。

 

そして、髪に元々あるメラニン色素を分解し、その分解したあとに染料を入れます。

 

発色した染料の分子は結合して元より大きくなるという性質があるので、髪の内部に浸透した後は閉じ込められます。

 

こうしてヘアカラーの色が髪に定着するというわけです。

 

次に2剤のオキシ濃度について説明していきたいと思います!

 

因みにオキシ濃度とは簡単に言うとこの2剤の濃さのことを言います!

 

2剤は濃度を変えることができるのですが、ヘアカラーのダメージを少なくするには、過酸化水素濃度の使い分けが重要です。

 

毛先などの損傷した部位には、低い濃度の2剤が適し、逆に明るくしたい場合のパワーがいる時には高い濃度の2剤が必要になるというわけです。

 

日本でよく使われている濃度は

 

3%

5%(4.5%)

6%

 

なのですがオキシ濃度が低ければダメージも少なくなり、比例して明るくするパワーブリーチ力も下がります。

 

グラフにするとこんな感じです!

 

 

ここで見てほしいのですが、3%の発色の高さです。

 

3%は髪を明るくする力は弱いものの発色力はとても高いので、色を出したい時は積極的に3%を使います。

 

つまり、髪の状態、仕上がりの髪色、薬剤選定、などをコントロールして処方することで髪のダメージを少なくしたり、色を濃くしたりできるということです。

 

明るくしたい場合は6%

暗くしたい場合は3%

どちらも望んでいる4.5%

ダメージを軽減している場合は3%

 

という風に髪の状態や、希望の髪色により塗り分けるのがサロンカラーになります!

 

市販のカラー剤では[6%]限定なので、市販のカラー剤の傷みやすい原因はこの2剤コントロールができないことが大きな理由といえます。

 

また2剤コントロールが出来ないことにより、ご希望の色にならないという結果になってしまいます。

 

美容室で美容師に市販のカラー剤はなるべくやめてほしいと言われるのはこれらのことが大きな理由で、サロンカラーとセルフカラーの大きな違いと言えます!

 

長々となってしまいましたが、これらのことを踏まえて出来るだけセルフカラーではなく、サロンカラーをすることをオススメします!

 

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