あんじゅりのブログ

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アランドロンの母は薬剤師だそう。欧米で薬剤師といえば、日本の薬剤師とは比べ物にならないくらい、なるのが難しく、社会的地位も高い。ソルボンヌに入るより薬剤師になる方が難しいというから驚き。日本では東大薬学部を出ても、薬剤師みたいなチンケな資格はいらん。。という人もいる(いた?)くらいだからその差は歴然。アランの頭の良さは母親譲りか。
アランの父はパリで小さな映画館を営んでいたが、女癖が悪くアランが4歳の時両親は離婚。離婚した母は生活苦から、妹だけを手元に残し幼いアランを里子に出してしまう。母は何故、こんな美しい少年を手放す気になったのだろう。。
僅か4歳で他人の中に放り込まれ、反抗的で、利発なアランは誰とも反りが合わず、問題児としてたらい回しにされ、体罰を受けたり、過酷な幼少期を過ごしたという。その後、父も母も再婚しそれぞれ新しい家庭を築き、行き場を失ったアランは16歳で志願兵となる。。16歳の美しい少年にとって戦場過ごした日々はどれだけ過酷な体験だったことか。。
20歳で無事帰還して、メキシコ、アメリカを放浪した後パリに戻ってからは、チンピラや売春婦と共に過ごしていたというから驚き。この、美しい少年が。。
その後、カンヌでスカウトされ、その後の華やかな活躍は誰もが知るところ。。
頭のいいアランは、映画の世界に入ってから出会った人々から貪欲に様々なことを吸収していく。イタリアの名門貴族出身のヴィスコンティからは、絵画などの芸術を学び、その後アラン自身が絵画の収集家になるから凄い。
チンピラ同然の生活をしていたアランが、短期間の間にこれだけ変化し上りつめていく。良いものをどんどん吸収して。。その頭の良さと感性の鋭さには目を見張るものがある。こうして、アランは外面の美しさに見合った一流の内面を身につけていく。
それにしても、何故アランの母はこんな美しい少年を、手放す決断をしたのか。。しかも、預けられた先は刑務所の看守。そこで汚い言葉遣いや荒々しい振る舞いを覚えたというから切ない。フランスで薬剤師になるほどの知性のある母は、何故。。この、美しい少年を自分手元で育てようとしなかったのだろう。。不思議でならない。