たとえば君が傷ついて
くじけそうになった時は
必ず僕がそばにいて
ささえてあげるよ そのかたを
Believeという歌の歌いだし部分
私はこれを聞くと一気に涙腺崩壊してしまいます。
息子が小学校の卒業式で歌った曲で、当時は小学生の卒業ソングとして割とメジャーだったと思います。
息子が横浜の学校に転校してきてから、ずっと1番の仲良しだった友達が6年生から不登校気味になりました。
真面目で大人しい見た目の子だけど、気が強いところもあったSくん。
些細なことでクラスの一部の子とうまく行かず徐々に不登校になってしまったんです。
それでもしっかり卒業式にも出て、同じ中学に進学しました。
息子の通っていた小学校は小規模で、なんとか2クラスあった状態。
小規模のいいところとして大きくなっても結束が固いというのがあるのですが、爪弾きにあうと一気に居心地が悪くなってしまうのも確かです。
中学では色々な学校の子が合わさるので環境も大きく変化し、人数やクラスも格段に増えます。
そのおかげかSくんも最初の方は部活にも励み、しっかり通学できていて良かったなと思っていたのですが…1年の三学期、とある「性格の悪い男子」と衝突してしまいました。
一般的ないじめと違うのは、よくある構造の「一方的にからかわれてオシマイ」ではなかったこと。
Sくんは気が強かったのでしっかりと抵抗しました。
やり返すことは大事だと私は思ってるけど、この場合それが仇になったようで、その日から執拗に絡まれる日々が始まったそうです。
内容を深くは知りませんが、いじめの始まり。
順調だと思われたSくんの中学生活は一変し、いつしかまた不登校となってしまいました。
息子は中学でも相変わらず仲良くしていたけど、Sくんとはクラスが違ったのでかばうことができなかったそう。
※息子は(たぶん)喧嘩とかは弱いけど庇いにいくタイプです
結果からいうと、その後卒業までSくんが登校するとこはありませんでした。
でも息子とその周りの友達たち(小学校からの仲良しグループ)は、部活のない日や休みの日は必ずSくんの家に遊びにいって、いつも通りゲームをしたりふざけあったりしていました。
なんで学校に来ないの?とか、学校来いよとかそういった会話は一切しなかったそうです。
※この辺が男の子なんだなと感心したものです
Sくんのお母さんもすごく悩んでいて、お仕事をフルタイムからパートに切り替えたほどでした。
娘の保育園からのママ友さん(そこまで親しいわけではないけど)だったからたまに話を聞いたりはしてました。
「うちの子が毎日お邪魔してすみません」と言ったとき「いやいや全然ですよ!○○くんたちが来てくれるのがSの支えになってます。本当にありがとう」と言われました。
友達がつらいとき、しんどいとき、だまってそばにいてあげられる
そんな子に育ってくれたことを誇りに思えたし、いい友達関係が出来ていることに幸せを感じました。
このとき、冒頭に書いたBelieveの歌詞を思い出してまたまた涙腺崩壊…
今でもこの曲がふと耳に入るだけで泣けてきちゃうから、外で不意に聴きたくない曲のひとつになっています。笑
Sくんがどうなったかというと…
中学を卒業してから、通信制高校に進学して登校日もきっちり通い、その後は専門に進みました。
元から頭のいい子だったので中学の不登校がなければいい大学に行けてたんだろうなと思うと少し悔しいけど、不登校からの劇的な脱皮は素晴らしいと思います。
息子との関係は変わらずで、相変わらずみんなで遊んでます。
きっと私が知らないだけで、息子がつらいときは同じように支えになってくれてたりするんだろうな…なんて思います。
6人ぐらいのグループだけど、付かず離れずでこれから先の人生も互いに支え合い生きていけると思う。