さて。

いよいよ手術日です。
アンジは午後からってことでした。

昨日の手術の説明の時に
「すいません。痛みにかなり弱いです。」
「麻酔から覚めたらどんなんですか?」
「ってか、麻酔って痛いです?」
って痛みに対しての質問攻め。

そしたら、T先生。(←めっちゃカワイイです。)
「たぶん、その前にやる検査の注射が1番痛いかも…」って。

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ。

何すか?そのおっそろしい注射って…。



午前中に
それをしなくちゃいけません。

放射線科まで一緒に行ってくれたI先生。(←こっちの先生もカワイイ。)
アンジ「今からの注射ってすごく痛いって聞いたんですけど…」
I先生「あ゛~~~~~ってなるかも」
アンジ「あ゛~~~~~!!ですか…」

そして機械の上に横になり、
I先生はサクサクッっと4回勢いで注射してくれました。

うん。痛かった。
今考えても、これが1番痛い。

リンパの流れを見るって言ってた。
注射した時に撮影。
(胸の上に何か乗せて…。これ、途中で落ちたんですけどwww。)

そして時間を置いてもう1度撮影。
(また、乗せたやつ、途中で落ちた。)

そんなこんなしてる時に
技師「あ、アンジさん、
    なんか最初のオペ早く終わったらしく、
    12:15からやるみたいです。
    今、11:45なんですけど…」
アンジ「え、心の準備できてません…」
技師「もうちょっと検査あるから、頑張って」
アンジ「あ。はい。」

で。そのあとまた別の機械の上に横になり
グルグルグルグル撮影。

(えええええ。間に合うの?)

急いで病室に戻ると看護師さんがスタンバイ。

(うううう。トイレもゆっくり行けないじゃん。)

血圧や体温を計り、
弾性ストッキングをするするっと履き、
「はい!行きますよ!」って
強制連行…。。。

てくてく歩いていくうちに、
だんだん怖くなってきた。

手術室。こわい。

バタバタしてて
何だかよくわかんないけど
ただただこわい。

手術台に上がるのも自分で。

「名前を教えてください。」って。

もう涙声でした。
涙ぽろぽろ伝えました。

「生年月日は?」

答えると
介助していた看護師さんが、
手首の患者バンドを2度見。
「え、私と一緒の誕生日!歳は違うけど…www」って。
こんな一言が嬉しかった。
いい大人が背中さすってもらいながら横になりました。

まだ涙が止まんない。
手術したくないわけじゃないの。
ほんとただこわいってだけで…。

酸素のマスクを付けられ、
「どうやって息したらいいですか?」って聞いてしまうほど
テンパってました。

後ろの方で先生が準備してて、
涙が止まらないアンジに
「大丈夫だよ」って声をかけてくれました。

やっぱ言葉って大切。

そして、点滴の針が入り
同じ誕生日の看護師さんが
「麻酔入るときに血管痛があるかもです」って。

それっきり、意識はありません。

手術終了。

喉に入ってた管の違和感に
ゲホッてなって起きました。

で、しばらくしたら震えがすごくって
ガクガクガクガクずっとしてた。

病室に戻り、看護師さんが電気毛布や
足のマッサージの機械を付けてくれたり。

その後は震えがおさまりました。

今度は暑くて暑くて。
汗ダクダク。

体が忙しい。

病室でぼ~っとしてたら
先生が回ってきてくれました。

いろいろ管とかついてるので
どう動いていいかわからずに固まっていたアンジを見て、
「そんなに重病そうにしてなくていいよっ。」と先生。
「体、動かしていいから」
さらっと一言。

(って、お~~~い。どう動けって言うんだ~~~い。)

って感じでした。

変な風に昼間寝ちゃってるので、
夜が長かった…。

ひたすら弟から拝借した宇宙兄弟読んでました…。

見回りに来てくれる看護師さんに
「寝れないですよね…」って、声を掛けてもらったり。
「個室だから、電気も付けてて大丈夫です」って教えてもらったり。
はぁ。個室でよかった。

うとうとしつつ、寝たり起きたりの一夜でした。

痛みどめも、
座薬とか注射とかあるから心配しないでねって言われたけど、
説明の時にT先生に「えっ;」って言ったら
点滴にも入れることできるらしく、そうしてもらったから、
術後の痛み、この時点でゼロです。