もうすぐ、社会人となる。
学校関係は、卒論発表も無駄に参加した研究発表も終わり卒業式を残すのみだ。
大学時代、何か凄いことがしたくて力をつけてきたつもりだったが、今にして思うと自分に価値はあるのだろうか?
大学時代は、資格を取ることに力を入れてきた。
学校の赤本に「受験により取得可」と書かれていたし、何か目標が明確なように感じたからだ。
一年生の頃から、取得に向けて勉強していたので3年前期に入ったころには、赤本に書かれていた資格をすべて取得することができた。
そこから、調子に乗って公務員の勉強を始めたがうまくいかず。
まあ、それはいい・・・
それで、卒業前に就職先でいると思われる無線の資格を取り、学生としては良くやっている方だと思う。
ただ、最近思うのは「それがなんだ?」ということだ。
オレが、勉強で仕入れた知識は世界中で何千万?何億?の人が知っていることだ。
別にオレが知ろうが知らまいが変わらないだろう。
思えば、強くオレというものを求められたことがない。
恋人も中学以来いないや・・・
きっと、仕事を頑張ってこなしたとしても、他の誰でもいいことなんだろうな。
たまに、友人に勉強を教えることがあるけど、教えられる人ならだれでもいいんだろうな・・・。
それに、知識を求められているだけで、別に自分自身を求めてるわけじゃないし。
自分だけのもの、自分じゃなきゃだめなもの。
そんなものは無いようだ。
世界を変えるような力も、発想力も。