『聖杯の守護者』
グラハム・フィリップス著
この本を読んだのは2002年のこと。
古代ケルトの聖石という副題があり、
貪るように読んだのを憶えている。
以下、本より抜粋…
古代エジプトのファラオ
アクナトンが、
象形文字に彩られた
地下神殿の石棺に横たわっている。
髪留めには緑の石…
メオニアの石がはまっていた。
石棺の周囲に
小さな白いピラミッドが
幾つか見えた。
次に、人々が霊廟に入り、
一人一人ピラミッドを取ると
石廊を通って外に出た。
アケトアテンが
敵(アモン教徒)の手に落ちた…
アクナトンの従者らはこれを知り、
石と九つの小ピラミッドを携えて
イギリスへ旅立った。
本の中では
アクナトンと書いてあるが、
アクエンアテンと言った方が
馴染みがある。
この方はツタンカーメンの父。
ネフェルティティの夫。
そう言えばわかると思う。
第18王朝のファラオだ。
驚きなのは
古代エジプトからイギリスへ、
アクエンアテンの従者らが
渡ったということだ。
彼らはその後、どうしたか?
一行はイギリスに着き、
秘密結社を創設。
イギリス中央部に入植地を築き、
悪霊の業に対抗する
巨石文明の知識の一部を保存した…
というのだ。
その後、
メオニアの石は転々とし、
ケルトの女王グエヴァロー、
スコットランドのメアリー女王、
聖堂騎士団、薔薇十字団と、
持主を変えていった。
グエヴァローは
後の神話で、
アーサー王の妃グィネヴィアと
呼ばれるようになった。
遥か昔、
古代エジプトからやって来た
メオニアの石は、
賢者の石とか聖杯と
呼ばれるようになった。
メイリオの石は
善悪二極の力を、
人間がどう使うかの
試金石になっているようだ。
破滅の種子は内にあり、
下手すると
悪の霊団の攻撃を招く。
人間は腐敗を免れない。
そこに闇の力が働きかけ、
その都度彼らは
自滅に晒されるのだ。
しかしいつか…
最終的にメオニアの石を
手にする者が現れるだろう。
すでにメオニアの石の
九つの光は戻されている。
そして…
緑のメオニアの石を補完する、
アイ・オブ・ファイアーという
赤い石も発見されているそうだ。
緑と赤の二つの石は、
アーサー王の剣
エクスカリバーに嵌められた
パワーストーンでもあるという。
石のその後は、
極秘にされているため、
行方は誰も知らないのだが…
いつか…
二つの石を手にする者が現れ、
世界の明暗を分ける
大きな変化が訪れるはずだ。


