隣り合わせの死が私を蝕んでいくのがわかる。時に牙を向いたかと思うほど、時に気付かないくらいに成を潜めるソレは私の中から消えてはくれない。
苦痛で堪らなくてだくどどうしたって救われないソレに私は全てを委ねてしまえたらなと思うんだ。
生きる意味も生まれてきた意味も、全てが無かったことになるなら私はなんだってするんだろう。生きてきた過程すら無意味で無価値な私はもう終わりにしたい。もう眠ってしまいたい。
二度と目が覚めなくたって後悔なんかしない。
諦めたあの日から堕落し腐りきった根底は再生すら出来ない。現在進行形で腐り続けている。
どうしようもないをだ。否定も肯定も同情も同調も何一つ要らないんだ。
殺してほしい。
私が私で在る内に私を彼女の元に還して欲しい。
私じゃなかったんだ。このからだはあの子のもので私のものじゃない。
あの日、共に消えるべきだった。
消えたい
終わりたい
もうお仕舞いにしたい
十分だ。
これ以上は無意味で無価値な生だ。