ストーリー
正義感の強いキモいおっさんがサイボーグにされていい事をする話。
ネタバレ感想
主人公のおっさんの見た目が嫌いだった。3Dモデルを使うシーンもあり、不安な作品であった。今までの残念な人生の描写の後の、力を授かったおっさんの行動が、本当に善人でとても好感を持てた。命を救う際に本当に悲しみ、助けようとしているところなど、結構胸に来た。
娘の位置付けが結構好きで、父の事が好きなのに周りの目を気にして嫌いを装ってる感じがいい。嫌われていても動じない優しいおっさんがまた好き。
まあこの話でキーになってくるのはおっさんと対になるイケメンヒール役の青年。この青年もおっさんと同じタイミングでサイボーグになってしまっている。おっさんはいい事をする際にちからを使おうとしているのに対し、青年は今まで一度してみたかったことを力を使って自由に暴れている感じ。
ただ、悪役だからといって悪者ではなく、他の人と少し違うところがあった。それが悪役のような位置付けになってしまった。という点がリアルで非常に好き。
彼も彼なりにいい事をしようとして、ことごとく邪魔をされ復讐に身を置いてしまうが、多分同じ状況なら誰だろうとそうなると思う。共感を得られる分、悪役ではあるが、いい悪役であると思う。
注意として、この共感は全てにおいてではない。途中の殺人を『若さ故の始めの過ち』として捉えた時の話である。
しかしながら青年の、ネラーや警察を相手に圧倒している様は、字面にするとあれだが、みているときは爽快ではあったと思う。
普通に面白かった。名作です。