すみません(T_T)

いつぶりか分かんないです…

いや…待ってくれている方がいるかどうかさえ謎なんですが…

それはおいといて(おいといていいのかは別として…)今日は、これから出願に行ってきます(⌒O⌒)/

出願の日の朝は遅いので、「そして春風にささやいて」の出演者のブログを見てたんですが…託生くん役の人赤い糸に出てた( ̄□ ̄;)!!
ギイ役の人もメイちゃんの執事に出てた( ̄□ ̄;)!!

意外に普通のにも出るんだなと思ったアニメでした(笑)
また来たか。

蝉の声がたえまなく、ミーン、ミーンと鳴き続け、それと同時に熱い恋の始まる季節。(谷口談)
海――そして、合宿の季節(ハルヒ談)
汗がたえまなく、ぐうたらしたくなる季節(俺)
そう。夏が来た。

春の時には、古泉があーだこーだ言ってきたが今回は言わせねぇぜ。まぁとにかく今の状況を聞いてもらおう。


あと数日で夏休みという頃、俺は返ってきた期末テストの点数が、地面を突き破って落ちていきそうな勢いなのを見ながら、さて、俺の母親にはなんと言ってごまかそうかと考えつつ、向かってきたのが部室。この、ごちゃごちゃさかげんは一体なんなんだ?俺はこの一年半とちょっとを、普通じゃない事ばかりで埋めてきのがこの部室だがこの際、どうでもいいだろう。
今日は珍しく、レンガのような分厚い本を読んでいる長門の無機質な姿も、メイド服に身を包んだ愛くるしい先輩の朝比奈さんの姿も見当たらない。
夏休み間近ということで短縮授業にはいった今、俺がこの部屋に猫みたいに溜っている意味はある――――訳ない。
強いていえば、あの脳内花畑女こと涼宮ハルヒが黙っていないからであろう。俺が無断欠席した暁には、どんなバツゲームを始めるかわかったもんじゃない。
まぁ、そんような事を無意識に考えているのか、俺の足は毎日部室に向かって突き進んでいる。SOS団なる謎の団のアジトとなっている、文芸部室は初期と比べ、訳の分からんものが増えること現在進行中だ。理由は簡単で、古泉は弱っちいくせにゲームを持ってくるし、朝比奈さんはお茶と、―――――――これはハルヒがというべきかもしれんが、メイドやらカエルやら訳の分からんコスプレ衣装が、ハンガールックにわんさかとかかっている。あとは、長門の本だが、部室の持ち主は元々こいつなのだし、まぁいいか。ついでだが、はっきり言ってものすごいついでだが、俺の持ち物は、一切ない。
あるわけない。逆に俺が聞きたい。こんな何をするかさえわからない団のアジトになにがいるんだ?
そんなわけで、何も持ち帰る必要も、持ってくる必要もないはずだ――――――――だが、なぜ俺はこんな紙袋をもってるんだろうね。
すると、いつの間にかニヤケ面のハルヒと古泉が俺の横に立っていた。
「ちゃんと持ってきたみたいねっ!」
ハルヒがニヤケ面のまましゃべるという芸当を見せた。そのあとにあの、とびっきりの罰ゲームを思い付いたときのような100Wの笑顔をすると同時に俺の記憶が昨日の夜にフラッシュバックする。


それは夕飯を食い終わった後、部屋のベットでシャミセンの無駄にある肉をつまみながら、ゴロゴロしてる時に起こった。
♪~
携帯がなる…まてよ…この着信音は…

ハルヒだった。

「明日だけど、うきわとビーチボールとすいかとあとは…そうね……とにかく夏っぽい物をじゃんじゃん持ってきなさい!」
ハルヒは、意味不明な雄叫びをあげるとさっさと切ってしまった。
やれやれ…封印したはずのリアクションはとっくに開封されていた。まったくこいつは、時候の挨拶もなければハローもなしだ。それが涼宮ハルヒなのだが、そんなのいうことを聞いて物置へと言われた物を探しにいってしまうとは…情けないと思うべきなんだろうね。思わないが。
♪~
「今度は誰だよ。」
溜息混じりで電話にでると、さっきよりトーンが1オクターブ上がった感じの声だった。ハルヒ、お前一体何の用だ…。あと、どこからかけてるんだ?
「家の電話からよ。うーん…。だけど、やっぱりなんでもないわ。」
ツーッツーッツーッ
………………。
いきなり電話をかけてきて、やっぱりなんでもないはないだろ。
しっかし、欲しい物が難無く揃ってしまうのがあいつの特徴だが、なんでこんなにタイミングがいいんだ?あいつからの電話があった日に妹がうきわをもらってきたり、俺の母親がラッキー!とか言いながらでっかいスイカを持ってきた時にはこんな偶然があっていいのかと真剣に考えてしまった。ありえてしまうのがあの涼宮ハルヒという女なのだが、探しにいってしまう俺も俺だ。そろそろ甘やかすのはやめようと思っていても無駄だろうね。SOS団を無理矢理つくってしまったあいつのことだ、なにをいっても無駄だと言うことぐらい、あいつに無理矢理SOS団に強制連行された瞬間に確信したさ。

昨日の夜から意識が戻ってくると、ハルヒが俺のネクタイをむんずと掴みズルズルと部室に引きずっていった。
「人間、ボケーっとしている時間が一番もったいないのよ。時間の浪費はおさえるべきだわ。そうしたら、もっと人間は進化できると思わない?」
ハルヒは、いかにもいいこと言ったでしょ?みたいな顔をして団長の席に着いた。言っておくが、俺にとって人間の進化なんてものは、シャミセンの贅肉以下の存在価値だぜ。
「あら。みくるちゃん」
その声に、愛くるしい先輩はビクッとしてハルヒの方を見て次に俺を見て、またハルヒの方を見た。なんとも可憐だ。そして何か言わなければという思いにとりつかれたのか、部室に入ってからの第一声は
「凉宮さん。あの…なんで水着なんでしょうか?」
だった。
水着!?
俺は、唖然としながら古泉を見た。こいつはいつものスマイルだ。…お前それ以外の表情があるのか?
そんな俺と古泉にはおかまいなしで、ハルヒは電話の時以上にテンションの高い雄叫びをあげた。
「今年の夏は、SOS団の写真集を作るわよ!」
………やめてくれ。

パタン

みんながまた一斉にドアをみた。ドアから入ってきた小柄な宇宙人モドキは、4人の視線を集めていることを気にしていないかのように、音もなく定位置につくと、無言のまま読書を開始した。
するとハルヒは何かを思い出したように、
「あっ!そうそう。有希にもモデルをやってもらうことにするわ!」
お前はやらないのかよ。
「あたし?そうね…あんたがやって欲しいっていうなら考えてあげるわよ。」
じゃあ、やれよ。
「分かったわよ。やればいいんでしょ。有希はなに着る?あたしが用意してあげるから。あと、やれって言ったのはあんたなんだからカメラマンはあんたね!」
古泉はなにをするんだ?
「なに言ってんのよ。古泉くんはあんたより数段かっこいいんだから、写真集のモデルに決まってるじゃない!」
おいおい…俺は、古泉の写真まで撮らなきゃいけないのかよ。
「ちょっと、カメラマンは文句を言っちゃいけないのよ。あと、その他雑用は全部あんただから。」
ハルヒはそう言うと、鞄からノートの切れはしを取りだし、机にバシッとおくと、モデルのところに自分の名前を書き加えた。


SOS団写真集~古泉イツキの初恋~
モデル 朝比奈みくる 古泉一樹 長門有希 涼宮ハルヒ
編集長 涼宮ハルヒ
カメラマン 涼宮ハルヒ キョン
パシリ/ご用聞き/荷物持ち/舞台設定/昼飯用意/飲み物用意/編集/その他雑用 キョン

古泉の初恋ねぇ。実現してほしくないランキング3位ぐらいの事だな。ちなみにダントツ1位は、朝比奈さんの初恋だ。
「なぁハルヒ。俺は、映画の時よりも何役多くやればいいんだ?」
という俺の問いに対してハルヒは、
「いいじゃない。あたしも三役やるんだしさ。あと、場所は鶴屋さんが城を貸してくれるって。」
鶴屋さん…マジですか…。

「さぁ、みんなでパスポートを取りに行くわよっ!」


ハルヒの、パスポートを取る必要性がどこにあるのかという説明を要約すると次のようになると思う。
・古泉のミステリーツアー第三弾をやるため。
・それをやるには、そういう雰囲気のところがいい!(城とかの)
・じゃあ、第二弾の時に鶴屋さんが貸してくれるって言ってた城をかりちゃえ!
・せっかく城に行くんだったら、写真もいっぱいとるから、写真集を作ろう!
・せっかく作るなら、文化祭で発表してSOS団の名前を独り歩きさせる!

要するにただの思いつきの行動ってわけだ。
そんな行動に文句を言いながらも振り回される俺も俺だけど、無言で従う3人も3人だな。古泉は微笑で、長門はいつもの無表情だ。朝比奈さんといえばメイド装束できょとんとしていらっしゃる。いつもの光景だ。しっかし、朝比奈さんはポカンとしている姿も絵になるお方だ。もはや、このお方に合わないものなどこの世界にないのだろう。
「キョンくん…。あの…パスポートってなんですか?」
未来にはパスポートがないんですか?
「あの…禁則事項で詳しくは言えないんですけど、未来にはパスポートっていうものはないんです。だから、多分必要ないんだと…」
もちろん、こんなことをハルヒの前で堂々と話す訳にはいかないので、ヒソヒソ話していた俺たちだが、さっきから感じるこの殺意に満ちた視線はなんだろうね。まぁ、そんな視線を出すのは、三年…じゃなくて四年前の狂っちまった長門か、もとはおとなしいAAランクの女子…朝倉涼子ぐらいだろ。おっと、こいつを忘れちゃいけねぇな…そんなことをかんがえながら、俺は振り向いた。
やっぱりこいつか。
そこには、目を三角にして口を逆三角にした器用な顔をしたハルヒがいた。
「キョン!なにやってんの!今は団長が話すとき。みくるちゃんとは、あたしが許可した後に話なさい!だって、みくるちゃんはあたしのものだもの!あたしは、あたしのものをとられる事と、とる奴が大っ嫌いなの。だって、団長はあたしで、団員はあたしのものだもの!」
ハルヒは、授業中におしゃべりしている子供に注意する先生みたいな顔をして言った。

無茶苦茶な事をいうやつだ。言っておくが団員はお前のものじゃない。俺は俺のもので朝比奈さんは朝比奈さんのものだ。ついでに言えば、長門だって長門のものだ。古泉はどうでもいいがな。
「なに言ってんのよっ!団員はあたしのも・の!理解した?このバカキョン!」
俺はハルヒのキックをひらりとかわしそこない背中にもろにうけると、
「うおぅっ」
らしき言葉を発し、去年の夏休み最後の日に続き海馬組織から抹消したい記憶が刻まれてしまった。

ハルヒのキックで古泉に倒れこんでしまった俺は、正直泣けてきたね。本当に。

これが古泉じゃなくて朝比奈さんや長門なら、俺がハルヒにけっとばされて、はい終わり。のはずだった。しかし、こいつに対しては、どうやって反応するかなんてことは考えたくもない事だ。
そんなことを考えたくもない俺は、とにかく謝ることにした。
「すまん、古泉!」
と言う俺に、ハルヒはニヤニヤしながら、
「あんたって、アッチだったのねぇ。意外だわ。まぁ、古泉くんがそれに答えてくれるかは別としてだけど。」
「僕としては…」
古泉はそこまで言うと言葉を切り、携帯電話に出ると数分話した後、
「すいません、涼宮さん。急用ができてしまいまして。今日は早退させていただきます。」
というと、鞄をひっつかみ部室を出ていった…と同時に俺の携帯が鳴りだした。それを見たとたん俺の表情はひきつった―――――と思う。
なぜかって?

古泉だったからさ。

こいつは電話をかけてくるなり、
「涼宮さんに気付かれないように、部室を出ていけますか?」
なんてことを聞いてきた。
んなこと知るか。と言ってやりたかったが、ハルヒが聞耳をたてているような気がしたので、とりあえず谷口からの電話という事にした。
「なぁ、ハルヒ。今谷口から電話がきてな、呼ばれてるんだ。悪いが俺も早退させてもらうぜ。」