「誰かに期待しても、傷付くだけだ。だったら、最初から期待なんかしなければいい。」


さてさて、第二話です。

婆ちゃん、基、女将は仲居として働く押水菜子(cv豊崎愛生)を、緒花の教育係に任命します。

冒頭のセリフは、緒花の幼少時代の思い出が元に形成された思考ですが、
心のどこかで菜子も似たような感情を抱えているのかも知れません。

相手の目を見れない菜子にとって、
前しか見てない緒花との共存はさぞ大変でしょうね。

女将はその辺りも、何か考えがあって菜子を教育係にしたのでしょうか。

部屋の掃除業務をこなす中で、緒花は勇み足からトラブルを引き起こします。

波の間に1ヶ月前から滞在する小説家の原稿用紙が紛失したのです。

あくまで、その小説家が言うには…ですが。

警察介入も焦って断ったし。


その部屋は、主不在の際は掃除してはいけない というのが
仲居の間での暗黙のルールだったのですが、
菜子はそれを緒花に伝え漏れていたのです。

さてさて真相はいかにー ってのが二話の大まかな流れ。


話の中で、敷居を踏んじゃダメ と注意された緒花。
なぜ?と菜子に問い返すも、「さ、さぁ…」と煮え切らない返事。

調べてみたら、諸説あるようで

1 敷居を踏む行為は家主の頭を踏むのと同じ行為。

2 身を守る為の戒め

3 空間様式を崩さない為

が一般的なようです。

2はどういうことかというと、
その昔、忍びが座の下に忍び込み、畳の縁や敷居の隙間から漏れる光で
相手の所在を見計らい、刃を刺す事があった事から、
これで命を落とすことは武士として大変な恥であった。
という意味があるみたいです。

3は、敷居には世間と家、
部屋と廊下を隔てる結界の役目があり、
それを崩さぬ為に だとか。


建て付けが悪くなり、耐久性の高い日本家屋の良さを損なわぬように
という理由から、1が云われるのが一般的ですね。


しかし、二話でも緒花ママは「ダメな人」として扱われてましたね。
まぁ、実際ダメダメでしょうけど(笑)

自分の親もあんな感じだったから、「参観日に来ない親」が酷いと映るのが
イマイチ理解しきれない部分があります。


あいかわらず相容れないミンチ、菜子に対して
「もう期待しない。」という緒花。


「それじゃお前は自分に期待出来んのか?」

問われた緒花は、言葉に詰まります。

喜翠荘に帰る道、宵の明星輝く空の下で緒花は思います。

「本当に、何なんだろう。煙のようにモヤモヤする。私は仕事がしたいって…それだけ。」
「それだけ…なのかな。そもそも私、仕事したくてここに来たわけじゃないし。…ただ、ただ悔しくって。」

そして、心の中の声が自然に口から零れます。




「本当は私、何したいんだろう。」




参観日に来なかった母親に、その日自分がした仕打ちを思い出しながら、

「あの日、他人に期待しないって決めた。でも、どうもモヤモヤして…
晩ご飯にママの嫌いなブロッコリーどっさり入れたんだ。
そしたら、モヤモヤがちょっとスッキリして…」

緒花と向き合わず、避けられてばかりの
ミンチと菜子にも同じ復讐を思いついた緒花。

二人を押し倒し、勢い任せに嫌いな食べ物を聞き出します。

ミンチ「ほうれんそう…」
菜子「さ、さといも…かな」

菜子は少し笑顔を見せました。

もとはといえば、ルールをしっかり伝えなかった自分が悪いのに
それを女将には言わずに責任を背負い込んだ緒花に
少し心を開きかけたのかもしれません。


母親はあの日、出されたブロッコリーどっさりの、
しかもケチャップででかでか、「ママキライ」と書かれたオムライスを
ムッとしながらも、ブロッコリーと併せて口に放り込みます。

これは個人見解ですが、
緒花がスッキリしたのは「仕返ししてやった」ことに対してではなく、
それを受け入れた=食べてくれた 事に対してなのかなぁ と。

相手の嫌いな物を知る。 相手に自分の嫌いな物(弱い部分)を知られる。
その上で受け入れる。 受け入れてもらいたいから曝け出す。

それをミンチ、菜子にも求めていて、
菜子がそれに応えかけている。 それをあの笑顔から感じました。

それは緒花とママの関係も然り。
あの二人はあの二人で、いい関係を築いていた と言えなくもないのかも。


さて、来週はどうなるか。

ミンチが緒花に対してどう変わっていくのか、楽しみにしたいです。

関西地方で先陣を切ったのがこのアニメ。

タイトル 犬の日々? なんだ?

と思いながら、RPGゲームのような内容に、
心のどこかで「惰性で流し見か、切るか…かなぁ」
と思ってたんですが、これがなかなか面白い(笑)


主人公イズミ ― 舞台は和歌山?現実世界の住人。
1ヶ月後に中学二年生を迎える、アイアン・アスレチックが大好きな少年。

ミルヒオーレ ― イズミをビスコッティ共和国のある異世界へ、
戦に勝つ為の最後の切り札として召喚。


春休みを利用して、故郷イギリス・コーンウォールへ
アスレチックトレーニングを兼ねて帰るはずだったイズミ。

コーンウォールを調べてみましたが、
イギリス南西部ののどかな田舎町といった感じで、
特にアイアン・アスレチックとの関連文献は見つかりませんでした。


さてさて話を戻して、学校を出たところで、ビスコッティからの派遣犬タツマキに、
校舎から飛び降りたところを不意討ち的に召喚されてしまいます。


ミルヒは、兼ねてからイズミを
勇者としての資格あり
として認知していたみたいですが、イズミはなんの事やらさっぱり。
でもいきなり異世界に落とされても、
楽しそう と思えるポジティブさは、何か関係があるのかも。

学校を出る前も、

「日本は、いい国だと思う。特にこの紀乃川市は平和だし、便利だし。
でも、身体を動かして遊べる場所が少ないのは少し窮屈で…退屈。
どこか近場にあればいいんだけどなぁ…思いっきり暴れられる場所。」

と一人心の中で嘆いていたみたいですし。


そして、城へ案内される道中、ミルヒオーレから一通りの召喚経緯説明を受けます。

戦も、生死をかけたものではなく、
健全な肉体と精神を保つ為の行事であり、相手を傷付けるのはもっての他 ―ミルヒ談。


で、2話より早速イズミは勇者として、
隣国ガレット獅子団領国との戦に参戦し、
見事勝利を納めるのですが、一度召喚された勇者は
二度と元の世界には戻れない と知り… さてどうする!?

といった感じですね。

その事を「うっかり」、ミルヒオーレ姫も知らなかったようで汗だくだく(笑)


気になった点をいくつか挙げると、

戦場から去るガレット獅子団レオン・ミシェリ閣下が
何かを思いながらじっとビスコッティ共和国を見つめてる。
これが物語の鍵になってくるんでしょうか。

あと、同級生レベッカとイズミの会話の中で、
前回のアスレチック大会で、イズミは優勝を逃したそうですが、
回想シーンで優勝者の顔が意図的にフレームアウトしていたような…

どこかの国が勇者として召喚する展開もあるのかも。


それから、異世界から戻れないと言いながら、
イズミを召喚する為に現実世界に来たタツマキのルートは?


と、まぁ2話分から絞りだせる情報はこんなところですかね。


しかし、レオン・ミシェリ閣下は公式設定として、
戦をエンターテイメントとして魅せる事に注力されているみたいで、
その証拠に負けを認めたシーンは気持ち良かったですね。


その後のエクレールの萌え展開も目ざとく察知してるし、まさに名プロデューサーですね(笑)


そして、ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティ姫。…可愛い(笑)

お付きのリコッタの立ち位置もこれから
どう変遷していくのか楽しみであります。


いやー、ほんとに流し見モードするつもりが
気付けばもう3回くらいループして見てしまってます(笑)

2話までの大まかな流れは書き出したつもりですので、
ご参照のうえで興味ある方は是非ともチェックしてみて下さい。
「ママ、私、ママの娘じゃないの…ママの親友が病弱なジャズシンガーで、
港にやってきた米兵さんとの間で生まれた娘なの…」


いきなりショッキングな告白で始まりましたね。 「花咲くいろは」

作家さん?なのかな。 PCモニターと睨めっこするママは、

「はぁ…あたし女友達いないしー。それに子供から告白するセリフじゃないわねーそれ(笑)」

主人公、緒花「ざーんねん…」

と、不服な溜息。

普段から日常を脱したい願望。
この年頃なら誰もが持つサイレントマジョリティ的な感覚ですが、
ちょっと家庭事情が複雑なようですね。 家に若干似てて共感を覚えます。


この会話を一蹴した後、ママは緒花に訊ねます。

「緒花さぁ、子供の作り方知ってる?」

緒花は応えます。 「キャベツ畑方式より、コウノトリ方式の方が幾分好み。」

コウノトリ方式は知ってましたが、キャベツ畑方式?

初めて聞きました。

調べたところ、欧州でよく云われる伝説だそうです。

イギリス北部スコットランド地方で、秋の終わりになると
目隠しをした男女がキャベツを引き抜き、
その形や大きさで占いをして結婚相手を占う という風習がその昔にあったそうです。


「なんてつまんない景色、ビルに切り取られたちっぽけな空、
牛詰めの電車に乗って、かりそめの逃避行…」

なんて愚痴を同級生のコウちゃんに皮肉交じりにこぼしながら、
描く未来…というか半分規定路線としてイメージが固まりつつある未来にゲンナリ。

赤に変わる信号をギリギリ渡った緒花と、反対側歩道に残ったコウちゃん。

なんか象徴的。

「じゃあね、僕は向こう側へ♪」
主題歌担当nano,RIPEの歌詞にも出てきますね。


そう言ってるうちに急展開。 ママは彼氏と夜逃げ。
緒花を祖母に預ける判断をしたママは、無責任なのか優しさなのか、
まだここでは判断しかねますが、新しい未来を作るチャンスと捉えた緒花にとっては、
ママ同様に家族は邪魔なはず。

そして喜翠荘という祖母が経営する老舗旅館へ。

あくまで緒花を「ただの従業員」として扱う祖母。
「他人にやった娘の子供なんざ…」ってセリフからすると、駆け落ちだったのでしょうか。

冒頭に出てきた彼氏は父ではないですから、
その後は離婚したものの…って感じですかね。

そして板前見習いの鶴来民子、仲居として働く押水菜子と出会う。

相部屋ながら噛み合わない民子と緒花。

職人気質の民子に、都会育ちで奔放に育った(であろう)緒花。
まぁ噛み合わなくて当然ですが。

しかしこの激動の状況でポジティブな緒花は、
夜逃げ先からカニ料理の写メを送ってくる母親譲りですね(笑)


民子の布団を干してあげようとお節介を働く緒花。
それがきっかけで宿泊客に迷惑を掛け、祖母は緒花の前で民子を折檻。

「自分のせいで頑張ってる人が叩かれるとか、迷惑かけちゃうとか、そういうのが一番嫌です!」

民子の3倍、3発殴られる緒花。

+2発に込められた祖母の思い。

色々考えてしまいますね。


「ありがとうございました!」 精一杯の緒花の抵抗です。

鼻血。興奮すると鼻血が出る緒花の感情の起伏は相当なものだったのでしょう。

それでもまだ民子とは相容れないご様子。


喜翠荘に来る前に、変わらない日常を送る緒花が住み慣れた街に灯る街灯を見て思ったこと。

「この時間だけは好き。明かり、ポツ…ポツ…って、私の行く先を照らしてくれてる。
未来まで続いてたらいい。そして今の自分じゃない、もっと素敵な自分に辿り着けたらいい。。。」

その場所は喜翠荘で見つける事が出来るでしょうか。

来週も楽しみです。