昨日は天気予報め、午後に集中豪雨・雷付き、っていうのが来る来る詐欺をやらかして、覚悟してた/正直いいお湿りが欲しかったのだけれども、ずっと晴れて暑かった一日でした。
通学路のポピー。
さて、日曜の夕方。サッカーのトーナメントの熱も冷め、先週から観たい観たいと次男Aさんが言っていた、
『Spider-Man: Across the Spider-Verse』
を家族で観に行ってきました。
ポスター
これの前の作品に当たる、『Spider-Man:Into the Spider-Verse』をZもAも大好きで何度も観ていたので、楽しみにしてたようです。私はこの前作は部分的にしか観てないので話はよう知らんかったのですが。
ものすっごいかいつまみ方をすると、この新しい話では、スパイダーマンとしての使命をピーター・パーカーから引き継いだマイルズ・モラレスが新たな敵と対峙するため、マルチバースを行ったり来たりして奮闘する、っちゅう話ね。
で、その中で、これまた別物の敵が出てくるんですが、それはべっくら仰天、あいつらだった。ってやつ。
はい、なんのことやら全然わかりませんよね。
じゃあネタバレしましょう。
知りたい人は次の数行分のスペースをドラッグして範囲選択してみてください。隠れた文字を反転表示できます。
【ココから↓】
ヴィランを倒す上で、新スパイダーマンであるマイルズ・モラレスが相手にしなければならなくなったもうひとつの敵とは、既存のすべてのスパイダーマンたちでした。愛する人を失うことでしか世界を救うことはできない、というのがスパイダーマンの運命であり、あらゆるスパイダーマン界での定め。それを変えることはスパイダーマンの物語、そして世界の物語を変えてしまうことになるから、タブーなんです。しかし、マイルズはそれを一蹴。愛する人も世界も両方救ってやる!と反発します。そして、彼はありとあらゆる次元の無数のスパイダーマンたちを敵に回すことになったのです。
【ココまで↑】
というわけで、実にいろいろ出てきます。レゴなんかも出てきて笑ったわ。
感想は…というと、
めちゃ楽しみました!
この映画、というかそもそもこのマイルズ・モラレスのシリーズって賛否両論あって、嫌いな人はすごい嫌いみたいですが、いや、映像的にもちょっとしたウィットとかも、好きでしたよっ。
どこにでも空間移動できる、どこでもドアみたいな穴を出現させることができる白黒のヴィラン「スポット」が素敵。こないだ書いたゲームの『Portal』みたい。
穴に足入ってまっせ足~。
それと何よりも、映像がいい。様々な次元のスパイダーマンの質感、タッチが違うのが面白い。色鉛筆で描かれた風のスパイダーマンとか、昔のコミック風のとか、さっきも言ったレゴのスパイダーマンとか、全部タッチが違ってるし、マイルズが飛び回るいろんな世界(バース)の質感も、水彩画風だったりリアルな感じだったりといろいろ異なってて、バースを移動する度に違う質感の世界を体験できるんですね。アニメだからできる技です。ワタシ的には、ここがツボでした。
で、ですね。Animaの推しはもちろんこの人ですよ。
イギリス人だそうです。パンクミュージシャンなスパイダーマンなんです。そして覆面脱いだ素顔がこれ。Hobie Brownという名前なんですって。↓
いや普通にかっこええわ。
誰か実在の人に似てる。誰だろ。The ProdigyのMaxim? いや、もっと似てる人が実在してる気がする。誰かをモデルにしてる気がする。うーん、誰だろ。
まぁそれはいいとして、この映画、好みは分かれるとは思いますが、好きな人は好きだと思うー(って言ってしまえば何でもそうなのだがな)。クラシックなピーター・パーカー命なスパイダーマンファンのウケが悪いというのは理解できなくもない。
で、最後ですが、To Be Continued...で終わりました。次もあるようです。話、まだ終わっちょりません。
引っ張るなぁ!
金儲けしてんなぁ!
と思いますけど、まぁそれがエンタメ界。
最近は登場頻度は減りましたが、我が家にも
変態覆面全身タイツ男
もとい、
変態覆面全身タイツ児童
(いや少しも違わんがな)
がいます。
左がマイルズ・モラレスのコスチューム。
右はアイアン・スパイダー。
たぶん、あれですよ。映画の影響受けて、今日明日あたり、次男Aさんがまたこれ着だすと思います。いや今暑いから、着ると絶対臭くなると思うけどね、この化繊。
映画でも覆面の奴らがいっぱいでした。
いまだに本物の蜘蛛は怖くて仕方ない長男Z氏10歳ですが、今度蜘蛛が出てきたら、
「この一匹の蜘蛛によってマルチバース全体が救われるかもしれないのだよ」
とでも言ってみようかと思います。冷たい視線を返されること確実です。むしろ芥川龍之介先生の『蜘蛛の糸』を読み聞かせるほうがいいな。うん、そうしよう。
まとまらないオチですいません。映画楽しかったです、はい。
いつも応援ありがとうございます!