今日は朝から牛乳パック使って『ぞうのエルマー(Elmer the Patchwork Elephant)』を作ったAさん。すごく楽しんでやってました。紙を切る練習と、まんべんなく貼り付ける練習といった、手先の器用さ(Fine Motor Skills)を身に着ける訓練になるアクティビティですね。そしてイギリスの牛乳パックというか瓶というか(かなり柔らかいプラスチック)は持ち手がついているのでちょっとだけカットするだけで象の形になるのです。ふふ。
そしてZさん。今期の学習テーマはドラゴンなので、もうやる気満々(笑)。今日は提出課題もあったのですが、ものすっごい勢いでやりつくし、午前中で課題が全部終わってしまいました。そして先生には「先生!!僕、ドラゴンの課題すごくすごく好きすぎる!!」と熱苦しいお手紙を書いて送ってました・・・。
自分で創作したドラゴンくんの描写。なんぞむっさ書いておられますなぁ。
で、「じゃあ午後に何もお勉強しなくても良いように、読書も日本語の勉強も今やっちゃうかい?」と11時20分の時点で聞いたら、
「やるっ!!!全部やりたい!!今やる!!」
とドラゴン並みの鼻息でおっしゃるので、驚異の集中力でお昼前にすべて終わらせてもらいました。そんなに「午後ぜんぶ遊びの時間」ってのが魅力的なのか。まぁそうだろうな。でも、タブレットで動画観るのはいつもと同様、学校が終わる午後3時ちょいすぎまでお預けよ、ってことで。ただいまキャッキャと叫びながら弟と一緒に駆けずり回って遊んでおります。
お陰でマミーも午後はフリーになりました。
心からありがとーっ!!
って、本題から完全にずれておりますが・・・。本題の「夫、パニクる」ですが、我が家の食事情、もっと詳しくいえば、米についてなのですよ。
普段は某ネットショップサイトから富山産のこしひかりを定期購入しています。これは、2ヶ月に一度、1キロ入りのこしひかりの袋を9袋、つまり9キロ自動的に届けてもらってるんですね。以前は街にある韓国系スーパーで売ってる欧州産の日本米を買っていたのですが、ある時、値段がだいぶお高いこの富山県産こしひかりをお試しで買ってみたところ、ずぇんずぇん味が違ったわけなんです。
まず、もちもちさが違う。味がある。
それを、我が家のニュージーランド人も感じたらしく、彼、率先してネット注文でこの日本産の米を定期購入するよう手配したわけです。これが、1年ほど前。
で、普段は家族4人で、だいたい9キロを2ヶ月で食べきらないかな?1.5キロくらい残るかな?っていう食べ方なんですが、今回、新型コロナウィルスの影響で小麦粉・パスタが買えない時期が1ヶ月ほどあった。そんで、しょーがないから米ばっか食っていたわけなんですね。
そしたら、5月末の時点で米櫃にほとんど米がなくなってしまったのです(それでも1キロくらい残ってたんですけどね)。さらに追い打ちをかけるように、6月頭に配送されてくる予定だった9キロの米。直前に連絡が来て、
「コロナウィルスの影響で注文が殺到しており、
おひとり様最大6キロまでしかお届けできないことになりました。
ご了承くださいよっと」
てな内容でした。それを夫・野獣さんに言うと、眉をしかめて
「なにーっ。ダイジョウブデスカ?足りなくなるんじゃないの?」
と至ってご立腹のご様子。いや、もう小麦粉もパスタもあるし、だいじょぶっしょ。と軽く流し、つい先日。6キロの富山産こしひかりが届きました。それを米櫃に入れたところ・・・・
我が家は米櫃もメイドインジャパンです。
夫、突然のパニック。
「見てっ!8キロにも満たない!!
これで2ヶ月持つわけがない!!
7月半ば過ぎには米が食えなくなるじゃないか!!」
ややややや、米足りなくなったら別に韓国系スーパーで買えるのをちょっと買い足したらいいじゃないの。次回はまた9キロ届くかもしれないし・・・。ってなだめたら、
「でも、味が違うんだ味が!
トヤマのがいいんだ俺は!」
いや、あーた前は「綾錦」(英国でたまーに買えるほかの日本産のお米)が一番美味しいって言ってたくせに。というか、ガイジンのぶんざいで生意気な(笑)。
・・・・この人完全に日本人化してますよね・・・。今朝はそういえば納豆ズルズル食べてたし、日本に行くとまず食べたがるのが干物定食だからな。酒のつまみはスルメだし・・・。
それでもまぁ、米櫃には3分の2近く米が入ってるわけですし、なんなら今のうちに欧州産かスーパーでも買えるアメリカ産の米をこっそり2、3キロ買って富山産のと混ぜておこうか。それなら奴も気づくまい・・・。もしくは、米がないならパンを食べればいいじゃない。
というわけで、完全に不要不急のパニックを起こした夫。どうしてくれましょうね。
あ、そうか。米は子供らに食べさせといて、私らはケトジェニックダイエットをすればいいのだ。そうすれば何も心配することはない。という提案をしたら、たぶんとても不服だと思うので、まだ提案はしていない妻なのでした。