ロックダウンや学校閉鎖で子供たちの心に影響はあるのか。

 

 

ありますね。大いに。今日はそれを感じた。

 

 

ここのところ長男Zさん、だいぶ疲れてきてて、今日は家庭学習中に暗い顔になって集中してないな、と思ったので、どうしたのかと聞いたら、最初は何でもないと言い張っていたけれど、ついに

 

 

「僕はおもちゃで遊びたい」

 

 

と泣き出しました。

 

 

これはヤバいと思った私。。。

 

 

何がヤバいかって、お勉強が嫌で泣くとか、遊びたいから泣くというのではなくて、彼が

 

 

「何が嫌なのか自分でもよくわかってなくて、でもとにかくなんかすべてが嫌でつまらなくて辛い。どうしてなのかわからない。だから何でもないと言ってみたけど、マミーは信じないようだ。とりあえずおもちゃで遊びたいと言ったらいいかもしれない」

 

 

と、がんばって考えてひねりだした答えがそれだったんだ、と感じられたからです。

 

 

そりゃそうだよね。これまで毎日のようにお友達に会ってみんなで一緒にお勉強して、放課後はギャーギャー言いながらお友達と遊んで、下品なことを言ったりマミーの悪口を言ったりして楽しんでたのに、それがもうない。

 

 

毎日毎日顔を合わせるのはマミーとダディーと弟だけ。朝から晩までマミーに「あれしろこれしろ」言われるわけですからね。学校に行ってればマミーではなくて先生がいる。学校では先生の目が届かないこともいろいろあるから自由があるし、勉強だっていちいち先生が手取り足取り逐一チェックして教えるわけではないから、適当にできるところもあり、また自分の力で覚えていくことも多い。でもロックダウンしててずっと家にいたら、24時間親に見られてるし、隠れ場所もなく、勉強もしっかりチェックされちゃうわけですもんね。

 

 

学校に行くメリットがどれだけのものか、改めて身に沁みました。

 

 

(ただ、再開後の学校は今までとはだいぶ違うものとなるでしょう、ということは校長先生および州の教育委員会からの手紙で知らされてます。教室に入れる児童の最大数は15人、遊具は使えない、自分が属するグループ以外の児童とは遊んではならない、等。そういう状態の学校に行かせるのが良いことか、それとも自宅学習を続けさせるほうがいいのか、まだまだ私には判断がつきません。)

 

 

まだ小さいAさんにはそれはストレスにならないかもしれないけど、7歳のZさんには苦しくなってくることもあるでしょう。

 

 

そう思ったので、今日は普段より長くお散歩に行くことにしました。普段は毎日30~40分くらい近所を歩くだけなのですが、今日はもうちょっとだけ歩いて、小さな森に行きました。脳みそにいっぱい新鮮な空気入れないとダメだこりゃ、って思ったので!

 

 

 

 

 

 

こんなふうにずんずん入っていくボーイズ。

 

 

「わー、マミー。木が倒れてるよ!」

 

 

「こっちの木にはチョークで何か書いてある!誰が書いたんだろう!?悪い奴が夜中に書いたのかな??」

 

 

「ギャー、手押し車が捨ててある!どうして?」

 

 

「わっ。誰かのリュックが落ちてる!もしかして誰かここで死んだのかも!(子供ってほんと好きよねそーいうの)

 

 

って、弟と一緒にいろいろ発見するうちに、元気になっていくZさん。

 

 

 

 

 

 

「ここは一休みにちょうどいいね!」

 

 

ってポーズする人たち。Zさんが手に持ってるのはゴジラとキングギドラのフィギュアです。ゴジラ好きは恐竜好きから来てると思われます。

 

 

 

 

 

Aさんは最近、写真を撮られるのがようやく好きになってきたらしく、私がカメラをかまえると、頼んでもいないのにこっちを向きます(笑)。

 

 

 

 

 

 

この木は橋として渡れるか、と聞かれたので、「渡れません」と丁重にお答えしました・・・。どう考えても細すぎるだろ。

 

 

そして森の中をぐるぐる歩き回って、ようやく広いところに出ました。

 

 

 

 

 

 

「あっちに何か小屋がある。悪い奴の隠れ家かもしれない!」

 

 

どうしてもすべてをミステリー&アドベンチャーに絡めたいようです。近くに行って確かめてみようか、と言ったら、少し近づいてから「やっぱり怖いからやめる」だって(笑)。あえて「これはただの農家の人の道具入れです」とはお教えいたしませんでしたが、いいですよね。

 

 

 

 

 

 

見通しの良い、菜の花畑の横を歩いて元来た道を引き返し、計1時間半くらいのお散歩から帰って来たのでした。

 

 

今日は暑くて気温が24度くらいあったので、汗をかいた彼ら、お風呂に入り、大好きなミートボールの醤油あんかけを食べたらZさんもすっかり笑顔になり、いつものおちゃらけをやってくれました。

 

 

疲れたら、緑のチカラが必要です。太陽のチカラが必要です。自然の力が必要です。想像力で楽しむ時間が必要です。

 

 

やっと車で出かけてピクニックしたりすることが解禁になったイングランド。明日はお勉強をお休みして、家族でZさんが行きたいと言い続けてた場所に行ってこようと思います。週末は混みあうと踏んで、あえて平日に野獣さんにお休みを取ってもらいました。

 

 

ボーイズには思いっきり楽しんでもらいたいと思います。そして、来週のハーフタームは本当にお勉強一切なし(あ、読書はしますよw)で、遊びまくろうと思います!