短大の時に免許を取得し、両親に車を購入してもらった姉。

 

 

せっかく買ってもらったのに全く乗せてくれません。

 

 

母はペーパードライバーだったため、買い物に行くときはバスと歩き、時にはタクシーなどを使っていました。

 

 

中古ではありましたが自分は一円も出さずに買ってもらった車。

 

 

母もこれで買い物が楽になるわ〜と言っていましたが、姉は簡単には乗せてくれません。

 

 

姉に車を運転してもらうにはまず前の日からお願いし、朝から機嫌を取って怒らせなように気を使いながら、さらに姉の準備がいくら遅くても決して急かしたりせずに見守りながら待ち続けるしかありません。

 

 

前の日からこれだけ気を遣っても、そろそろ出られる?と一言聞いただけで機嫌を損ねてダメになったことも多々あります。

 

 

車を買ってもらったのだから家族を乗せてあげようなんて気持ちは1ミリも持ち合わせておりません。

 

 

もうここまでして乗せてもらうの面倒くさいし、乗っている最中も気を使わなければならないし、怒ればまた機嫌が悪くなるので結局私も母も数回しか乗っていません。

 

 

バチが当たったのか、結局姉はその後車を電柱にぶつけて廃車になりました。

 

 

しかも大好きな祖母を助手席に乗せて。

 

 

2人とも軽症でしたが、祖母はメガネで目の上を怪我しもう少しで目の中に入るところでした。

 

 

後から聞いた話ですが、例のメンタルクリニックで処方された薬を飲んでいて少しハイになった状態だったようです。

 

 

その時に初めて姉がメンタルクリニックに通っていることを両親は知りました。

 

 

友達が連れて行ってくれたんだと友達のせいにしていたので、母は怒ってその友達の家に電話しました。

 

 

友達の母親は驚いて謝罪していたようですが、私は姉がいつも同情的な話をしていたせいで友達は心配して連れて行ったと思うので友達だけが悪いわけではないと思います。

 

 

もちろんその友達は自分の親に相談もなく勝手に友達をメンタルクリニックに紹介しているんだしそれはしてはいけないことだと思います。

 

 

しかし、姉の話を真剣に聞いて心配しその上で姉の了承を得て一緒に行っているのであるとすれば姉にも非がある事なのに、全てを友達のせいにしてしまった姉の言い分を信じて友達のご両親を責めてしまったため、友達もご両親にかなり叱咤されたようです。

 

 

その件以来、姉とその友達は付き合いをやめてしまったようです。

 

 

姉はその友達のことを、「あの人に家はお姉ちゃんも鬱病らしいしちょっと変なんよ」と変な友達にいかにも騙されたように説明していました。

 

 

いつものやり口です。