先週20日の日曜日に相棒と親アオリ狙いに出撃してました。
今回はヤエンににも初挑戦してみようということで相棒から使っていない磯竿をもらっていたので、それに大昔シーバス用に使っていて、メジロを掛けてドラグがバカになってしまったリアドラグのリールをセットして持参することとなった。
土曜の夜に出発して買い物をしたりアジを調達したりしてポイント周辺に到着、いつもどおり相棒がチビメバルやアジを狙ったりするのを見ながら周辺をブラブラし、1時間ほど車で仮眠した後夜明けの時合いからポイントに入る。
ポイントに入ると古い釣友が隣に入ってきて歓談しながらシャクリ始めるとその釣友にファーストヒット!
上がってきたのは1kgを超える♀だった。
こちらも負けじと2人でシャクリ続けるが2人ともバイトは無し、隣の釣友もその後は全くアタリがないとのことだったのでここでアジを泳がせてみることにする。
アオリが居ればすぐにアタリが出るはずと意気込んで初のヤエン釣りに挑んではみたもののサッパリアタリが出る様子もなく時間が経過する。
ダメなのか・・・と雑談に気を取られながらもふと竿を見ると私のラインが大きく弛んでいる。
アジが手前に走って足元の藻に突っ込んでしまったか?と弛んだラインを巻き取ると何か重いテンションが?!
ラインは横に入ったロープをくぐって伸びているのでアジが完全に藻の中に入ったかと思った次の瞬間、キューン・ギューンという生命感が!!
隣の釣友からはアオリの姿が見えたらしく、アオリが抱いてる!と声を掛けてくれたが、相手はロープを潜り更に先へ逃げようとしている。
何とかロープ際まで寄せては来たもののヤエンを投入することも出来ず、ロープのこちら側へ潜らせることも出来ない。
このままではどうしようもないので、アジの頭が落とされていたのを確認して勝負に出ることにして、ドラグを目一杯締め込み、力任せに竿をひん曲げながら引っ張ってみると、なんと相手はアジを放すことなくロープの手前まで引き出すことに成功!足元まで寄せてこられたのですぐにヤエンを投入してキャッチに成功したのが自宅計測1.7kg弱の♂だった。
なんとか初ヒット初キャッチに成功して気を良くしたものの跡が続かず、アジが藻に潜ってしまって動かなくなり、引っ張り出すと弱ったり死んだりするのが頻発するのに悩まされる。
置き竿にしてエギをシャクったりするもこれまた無反応・・・
てなことを繰り返しているうちに相棒の竿にアタリ?!
これがフリーのドラグを引き出すこともせず、僅かに曲がった穂先がグン・・・グン・・・という感じで軽くお辞儀をする程度でたまにほんの少しジッと一瞬ドラグが鳴る程度。
相棒が竿で聞いてみるとアオリは抱いているようで、慎重に寄せてヤエンを投入しキャッチ出来たのは1kg程の♀だった。
その後また暫くアタリのない時間が経過したが、またしても相棒にアタリ!
これも先程と同じ様な感じのアタリでラインを出しながら走って行かない。
竿で寄せてくる途中ではそこそこドラグを鳴らすのだが・・・
だが重さはさっきの♀よりかなりあるようで慎重に寄せに入っていたが途中で藻に絡まれてしまい痛恨のバラシ!
相棒が仕掛けを巻き上げた直後今度は私の竿にアタリが来た。
これもまたまたドラグは出ない。
竿先が軽くお辞儀を繰り返す程度だったが、走る様子がなく、ラインの角度も十分だったので抱いていることを確認してすぐにヤエンを投入、ヤエンが滑る感触が消えた次の瞬間、アオリが大きく暴れ出したので針掛かりしたことを確信してやり取りに入ると今度は最初のよりもずっと強い引きと重さで、途中何度もラインを出されながらもネットに収まったのが自宅計測2115gの♂だった。
ヤエン初挑戦で2kgオーバーキャッチに成功した瞬間だった!!!
また暫くアタリなしの時間が続いたがここでまた相棒の竿に小さなアタリ!
聞きに行くと走り出す。
今度は藻に巻かれないようにやり取りしながら途中まで寄せてヤエンを投入、針掛かりして絞り込まれる竿を見ているとこれもかなりデカそう。
これも途中で何度も走られながら寄せて来てネットに収まったのが2kgは超えた立派な♂だった。
そしてまた暫くアタリの無い時間が過ぎてもう一度相棒の竿にアタリが出たが、これ藻にやられてバラシ。
結局今回の結果はエギではノーバイト、ヤエンで2杯づつで私が2バイト2キャッチ・相棒が4バイト2キャッチだった。
帰り間際に目立たたないよう慌てて写真を撮ったので綺麗に伸ばして並べて撮ることが出来ず、少し小さめに写ってしまっているが大きいの2杯は胴長40cmを少し超える結構いいサイズでした!
ヤエンは初挑戦だったが、エギングと違ってアタリが出てからのやりとりがほんとに面白かった。
ただアジが沖へ泳いで行かず、すぐに潜って藻に中に突っ込んでしまうといことが頻発し、ラインを張りながら沖へ泳がせても沖で藻の中に入り、手前でラインを張っておいても手前の藻に入ってしまう状況が回避できずに手こずった。
もう少しラインを太くすればいいのかな?
アタリの出方といいなかなか奥の深い釣りだなと痛感させらた次第でした。