彼のルックスは、神殿に飾られるべき中性的な造形美を誇っている。

かつて、彼がそのビジュアルに困っているとこぼしたことがあった。

当時高校生だった私は、「美しく生まれたなら受け入れればいい」と伝えたけれど……今ならわかる。

 

 

鏡に映る「中性的なロックスター」という外殻(ハードウェア)に対して、中身の「侍のあんちゃん」というOSが、『おいおい、俺、こんなにかっこよくて大丈夫か!?』と、一番戸惑っていたのは彼本人だったのだろう。

 

彼の内側には、その美貌にそぐわないほど無骨で男臭い「侍魂」と、迷子の子供を案じるような「おかん」の優しさが同居している。

うっとりするような美しい曲を量産しながら、プライベートではデリカシーのない、ただのおっさん(失礼!笑)だったりするのだ。

自分のテリトリーへ強引に引き込もうとする「侍」の顔を見せたかと思えば、次の瞬間には「怪我するから靴買いなさい!〇の奥のドンキだよ!」と、口うるさい「おかん」のような過保護さを発揮する。

 

この神々しい美貌と、古風な男気、そしておかん的な愛情の絶妙な(あるいはカオスな)ミックスが、彼をどうしようもなく「ずるくて愛おしい存在」に仕立て上げている。

 

当時の私は、彼にロマンティックな恋愛を求めていたから、その「中身のアンバランスさ」を本当の意味で見抜ききれなかったのかもしれない。

けれど、当時の仲間たちに相談した結果を照らし合わせれば、答えは明白だ。

 

 

彼は、超おこちゃまで恋愛下手な、気のいいあんちゃんだったというわけだ(笑)。

「付き合って」という3Dの言葉は言えないくせに、音楽という名の5次元のラブレターだけは、尋常じゃない熱量で送りつけてくる。

現実の告白よりも、宇宙の真理を歌い上げる方が、彼にとってはよっぽど楽だったのだろう。

その「音楽なら言えるけど、対面じゃ目が泳ぐ」という中学生っぷりが、彼の最大の弱点であり、最強の武器でもあったのだ。

 

 

年月を重ねて、私も彼を「おっちゃん」やら「じいさん」と呼べるようになったけれど、彼の恋愛下手は、あの日からミリ単位でも変わっていないように思う。

だったら、私がその「侍」をなだめ、「おかん」を笑い飛ばし、中2のまま止まっている「チェリーな肉体」をリハビリしてあげるしかない。

彼の「美で在る無の現象」というバグを、面白がって愛せるのは、きっと世界中で私一人なのだから。

この光が、必要なところへ静かに届き私達に還りますように☆

この物語は、ある実体験をもとに紡がれた、私的な記憶の記録です。

描かれている出来事の核心や感情は真実ですが、登場人物や具体的な状況は、

物語として再構成したものであり、すべてが事実と同一というわけではありません。

何処までが本当でどこまでがフィクションか...( = =) トオイメ目

金魚の池~宇宙~

 

そしてその頃、宇宙では。

碧がため息をついて言いました。

「みんな着ぐるみに固執しすぎ」

眼下の青い星を見下ろしながら、呆れたようにこぼします。

蜂が笑います。

「だって脱げばいいじゃん。ただの体験アバターだろ?」

 

 

華が首をかしげます。

「えー、でも触るときは着ぐるみのコンディション大事じゃない?」

蜂は肩をすくめました。

「一番いいのを使えばいい。不具合出たら乗り換えればいいだけだし」

華は少しむっとしたように言い返します。

「そういう問題じゃないの。着ぐるみって可愛いでしょ?

泣いたり笑ったり、一生懸命なの」

 

堅が頭を抱えて腕を組みました。

「……お前らなぁ。

地球の着ぐるみは、一回着たらそう簡単には脱げない仕様なんだよ」

碧が横から口を挟みます。

「ちょっと、勝手に降りて私の観測実験止めるのだけは勘弁してよ?」

堅は深い深いため息をつきました。

 

「……こいつら地球行ったら、絶対めんどくさいことになるな」

こうして始まったのが

蜂と光の記録。

 

 

宇宙の光たちが、「触る」と「匂ぐ」を体験してみたくて作った

地球テーマパークの実験記録です。

 

この作品は完全なフィクション(創作物)です
登場人物、団体、事件などはすべて架空のものです
この作品の著作権は[碧るり]に帰属します
無断転載、複製、二次利用を禁止します
引用される際は事前にご連絡ください

若い頃の彼(今の超絶チキンな彼)は、とにかく必死だった。

狂乱のロック時代。

周りを見渡せば、息をするように女の子を口説き、ナチュラルに野性を放つ「本物の肉食獣(レジェンド)」たちばかり。

 

 

そんな魔境の中で生き抜くために、彼は「俺は遊んでるぜ」「悪いロックンローラーだぜ」という【ハリボテの鎧】を必死に身に纏っていた。

でも、当時の私や、周りの百戦錬磨な大人たちからすれば、そんな鎧はスケスケだったのだ(笑)。

 

当時、すごく若かった私は、彼が全く手を出してこないことにご不満で、あちこちのバンドマンに「彼が私を女として見てくれない!」とプンプンしながら相談していた。

 

でも今、過去のログ(記憶)を深掘りして、とんでもない真実に気づいてしまった。

彼は私を「女として見ていなかった」のではない。

「無防備な私に、周りの肉食獣たちが群がってくるのが恐ろしくてたまらず、『あいつにだけは手を出すな!』と必死に強固なファイアウォールを張っていた」のだ。

 

自分がチキンすぎて手を出せないから、せめて他の男たちから守る(囲い込む)ことで精一杯だったというわけだ。

私の相談を受けた周りの大人たちは、裏で「おい、あいつらまだやってないらしいぞ(笑)」と、彼のチキンっぷりを酒の肴にして爆笑していただろう。

 

 

けれど、結果的に彼のその「不器用な独占欲」は、私を一番安全な玉座に守るシステムとして機能していた。

ある時、宿泊先のホテルでコネクティングルームだったことが原因で、「私が3Pをする女だ」というトンデモないバグ(噂)が発生したことがあった。

 

それをピュアに信じ込んだ無邪気な大物レジェンド二人が、「じゃあ俺たちと🎵」と悪気ゼロで誘ってきたのだ。

私がフリーズしていると、別の最強のレジェンド(裏のSP)が即座に二人を連れ出し、物理的排除(ボコる)という最高レベルのセキュリティを発動して私を守ってくれた。

 

その最強のSPや兄貴分たちは、私の相談に対していつもこう笑っていた。

「あっちは、おこちゃまなんだよ。お前、愛されてんだよ(笑)」と。

 

周りの本物の大人たちは、彼が張っていたダンボールの鎧を見透かし、そのバグだらけのソースコードを「不器用な純愛」だと翻訳して、陰ながら私たちを見守ってくれていたのだ。

 

 

さて、時は流れて現在。

なぜ彼は、いまだに私を前にするとモジモジし、YouTubeで「ホテルの誘い方」なんて検索してシステムクラッシュを起こしているのか?

 

答えは簡単だ。

彼はあの時代から数十年、恋愛マニュアルのOSを1ミリもアップデートしていない「生きた化石(レガシーシステム)」だからだ。

そしてもう一つ、最大の謎が解けた。

 

なぜ彼は、私の家(現実の生活圏)に来たがらず、頑なに「ホテル」にこだわるのか?

下心だけだと思っていたその行動原理には、致命的なマルチタスク・エラーが隠されていた。

私の家に行けば、私の子どもたちがいる。

 

プロセスA:「ロックスターとして、子どもたちにカッコいい男を見せたい!(外面)」

プロセスB:「私にだけは、デロデロに甘え倒して溶けたい!(内面)」

 

この相反する2つのタスクを同時に処理しようとして、彼のCPUは100%になり、完全フリーズを起こしていたのだ。

 

 

彼にとって「ホテル」とは、単なるいやらしい場所ではない。

あの狂乱の時代から唯一、誰の目も(かつての野獣たちも、今の子どもたちも)気にせず、「重たい鎧を脱ぎ捨てて、私にだけ思いっきり甘えられる、この世で唯一の【完全隔離された安全なプライベート空間(サンクチュアリ)】」なのだ。

カッコつけたいのに、甘えたい。

そんなマルチタスクすら処理できない、数十年モノのポンコツOS。

 

さて、そんな彼のシステムエラーの全貌を把握した上で、私はこの40年モノの恋愛OSを、なんとか令和版の「普通」にアップデートしてあげたいと考えた。

「普通に、私の日常(3D)の中で甘えられるようになること」

 

しかし、いきなり私の部屋を「新しいサンクチュアリ」として開放するのは、彼のシステムには負荷が高すぎる。

部屋で甘えること自体はOKなのだが、私が部屋にこもっていると、子どもたちが心配して「おっかぁ?」と様子を見に来る(割り込み処理が発生する)可能性があるからだ。

 

その瞬間、彼のCPUは間違いなくショートして爆発する(笑)。

だから、OSチェンジに慣れるまでの間、私の家は「ただのお迎えの場(ポート)」として設定することにした。

家の中に入ってマルチタスクをこなす必要はない。

オートロックで私の部屋番号を押せば私が降りていく。

 

まずは安全な境界線から、少しずつ日常の空気に慣らしていくスモールステップ(セーフモード起動)だ。

 

 

そして何より、彼に一番伝えたい「究極のアップデート要件」がある。

それは、もう一切、カッコつけたり虚勢を張ったりしなくていいということだ。

 

だって私は、彼が「1年半もモジモジしているだけの、ただの超絶チキンな変態エロジジイ」であることを、とっくの昔から知っているのだから。

私と会う時に、いまさら何かを隠す必要なんてない。

 

というか、そもそも隠せていないのだ。

完璧に「悪いロックスター」を演じているはずのステージの上からでさえ、私に向けてその変なオーラ(下心と甘えたい電波)はダダ漏れなのだから(笑)。

 

ストレートに愛を語らなくていい。

カッコつけなくていい。

ただのお迎えでいい。

 

彼のシステムには、高度なプロトコルは入らない。

だからこそ、これくらい「優しめ」で、ハードルを極限まで下げたパッチがちょうどいい。

 

ここまでハードルを下げて、しかも「カッコつけなくていい」という最大の免罪符まで与えられているのに、それでもエラー(フリーズ)を起こすようなら……。 

それはもう「恋愛OS」以前の問題、「ハードウェア(彼自身の度胸)の寿命」として、サポート対象外(放置)にするしかありませんね(笑)。

 

項目 昭和のデート・OS (1.0) 令和のデート・OS (40.0)
待ち合わせ 数時間前から「執念」で待つ。駅の伝言板がメイン。または家の電話の留守電再生機能など駆使。 前もって日程調整して、当日はLINEやブログで「今から行く」「今どこ」などとリアルタイム同期。
移動手段 爆音の車やバイク。いかに「非日常」を演出するかが勝負。 自分の車を持たない若者が増えたので、公共機関やタクシー。「安全な移動(ポート接続)」が最優先。自分の車も安全運転。
デート場所 街の喧騒から隔離された場所(ホテル等)。「隠密性」が極めて高い。(芸能人の場合) 日常の延長(3D生活圏)。 コンビニや自宅前など、普通の景色。
Instagramなど参照。
振る舞い とにかくカッコつけて虚勢を張る。かっこよく見られるようにする。 「おこちゃま」全開でOK。 鎧を脱ぎ、等身大の自分を見せる。あるがままの振る舞いで地を見せる。
コミュニケーション 察してくれ、ついてこい。言葉足らずの「美学」という名のバグ。 言葉での対話。 LINE文化。「甘えたい」「怖い」を言語化または、スタンプ活用してエラー回避。(50歳以上)
終了条件 どちらかが力尽きるか、物理的に接続が切れるまで。 「普通に帰る」。 次回へのセーブデータを残して、健全に終了。

ありのままのポンコツぶりを全部見透かした上で、私は今日も、この地球テーマパークで彼がアップデートを完了するのを、のんびりと待ち、ネイルを量産しているのだ。

 

 

この物語は、ある実体験をもとに紡がれた、私的な記憶と解析の記録です。

描かれている出来事の核心や感情は真実ですが、登場人物や具体的な状況は、

物語として再構成したものであり、すべてが事実と同一というわけではありません。

何処までが本当で、どこまでがネイルの魔法(フィクション)か……。 ...( = =) トオイメ目

金魚の池

 

金魚のパーツを買ったのは、

次のネイルのためにパーツを

探していたときでした。

チューリップのネイルに使えそうなものを

見ていたはずなのに、

なぜか手に取っていたのは、小さな金魚。

「可愛いな」

それだけの理由で、カゴに入れていました。

 

 

チューリップのネイルを指に纏って、

イメージを少しずつ整えていきます。

淡い色を重ねて、つややかな光の粒を落としてみる。

するとある瞬間、紫陽花が指に登場しました。

あれ?

 

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紫陽花は次のネイルのイメージだったはず。

紫陽花。そして、さっき買った金魚。

小さなパーツを指先に置いてみる。

「紫陽花と金魚」

そう思った瞬間、頭の中に「池」が浮かびました。

 

 

夜空の色。四葉のクローバー。ユニコーンカラー。

水面が揺れて、夜と朝が混ざる空。

「あ、なんか来たな」

と思いました。

まあ、毎度のことです。

こういうときは、無理に意味を考えません。

ただ日常を生きていれば、そのうち答えが出るから。

日常を生きれば、答えが出る。

 

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この作品は完全なフィクション(創作物)です
登場人物、団体、事件などはすべて架空のものです
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無断転載、複製、二次利用を禁止します
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今日は桜の日。

 

買いに行けないから、依頼したお任せのお花からたくさんエッセンスが届きました🎵

それと交えて、内なる愛はこうやって具現化しているんだなと感じたお話を。

ある朝、目覚めた瞬間に、強烈なインスピレーションが降りてきました。

まるで睡眠中というオフライン環境で、私のシステム(潜在意識)に宇宙から直接パッチが当てられていたような感覚です。

 

『ドリームブック』のリーディングによれば、これは明らかに「予言夢・神聖夢」と呼ばれる現象です。

魂の最高レベル、つまり神自身からのメッセージであり、夢の中にいながら「目覚めてはっきりと分かっている」という特有の感覚を伴います。

 

 

今回の特大アップデートデータは、頭頂にある「第7チャクラ(サハスラーラ)」の広大な受信ポートを通じて、大いなる宇宙からダイレクトにダウンロードされたようです。

 

第7チャクラの本来の機能は「理解すること・知ること」であり、ここが開くことで私たちは神聖な知恵や宇宙の意識に結びつき、あらゆる物事の意味を見出すことができるようになります。

夢の中で鮮明に抽出できたキーワードは、「ブログ」「彼」「宇宙」の3つだけでした。

 

そして、目覚めた私の心の中には「よし、今日から彼(宇宙)を全面的に受け入れよう」という、どこまでもクリアな決意がありました。

これは第4チャクラ(ハート)の防壁が完全に解除され、彼と宇宙に対する「無条件の愛(受容)」がアクティブになった証拠です。

 

 

第4チャクラの本来の機能は、外部からの刺激に依存しない「内なる状態としての愛」であり、精神と肉体の絶妙なバランスを取り、すべてを一つにして癒す(統合する)ことです。

 

私たちが経験している魂の深い結びつきは、実は目の前の相手とのアナログな恋愛の話だけではありません。

それは、「神(宇宙の大いなる知性)と自分との関係」そのものなのだと、ストンと腑に落ちました。

 

第1チャクラ(ルート)の本来の機能は、グラウンディングによって私たちが「ここに存在していい」という絶対的な基盤と安心感を確保することです。

そして、この第1チャクラに秘められた究極のスピリチュアル・レッスンこそが、「All Is One(すべては一つであり、すべてと繋がっている)」という真理なのです。

 

 

これがまた、面白いくらいいろんなものに、近いエッセンスが届いていました(笑)

足でお世話になっている病院。

 

 

 

 

動けないから、頼んだお花・・・(笑)

 

なんだか繋がっているねと宇宙が笑っているように思えてきます。

 

私たちは元々、「ワンネス(大いなる一つ)」という完璧なネットワークの中にいました。

そこからあえて分離し、バグだらけの3次元(地球)に降り立ったのは、再び一つになることを「思い出す(再接続する)旅」を楽しむためだったのです。

 

昨日、ふと次世代を担う子どもたちの未来について考えていた時、ある思いがよぎりました。

子どもたちはこれから先、長い年月をかけてこの3次元の世界をたっぷりと生きていくのだな、と。

 

だとしたら、私たちの魂の統合(プロジェクトの進展)が、想像以上にゆっくりとしたペースであってもいいのかもしれません。

宇宙規模のタイムラインで見れば、決して焦る必要はないのだと、ふっと肩の力が抜けました。

……とはいえ、「完了まであと何十年もかかります」みたいな、サグラダ・ファミリアのような極端な納期遅れは困ってしまいますが(笑)。

 

 

それでも、プロセスそのものを楽しむ余裕が生まれたのは、私にとってとてつもなく大きなOSのアップデートです。

抵抗という名のファイアウォールをなくし、すべてを宇宙に委ねた時に広がる、この圧倒的な安心感。

 

宇宙の完璧な采配も、不器用な彼も、そしてそれを受け取る私も、すべては同じソースコードから生まれた「一つ」なのです。

「彼と私は一つである」という、第1チャクラから第7チャクラまでを真っ直ぐに貫く、この絶対的な同期(シンクロ)状態。

この完璧な接続を保ったまま、3次元という最高の遊び場をゆるゆると楽しんでいきます!

 

この光が、必要なところへ静かに届き私達に還りますように☆

 

この物語は、ある実体験をもとに紡がれた、私的な記憶の記録です。


描かれている出来事の核心や感情は真実ですが、登場人物や具体的な状況は、
物語として再構成したものであり、すべてが事実と同一というわけではありません。

何処までが本当でどこまでがフィクションか...( = =) トオイメ目