反抗期

 

 

「朝ごはん、何を食べる?」

って聞いたら、

「トースト」

って言うから、焼き立ての食パンに我が子が大好きなバターを塗って食卓に出したのに、手を付けようとしない。

 

「あのさぁ、今度から、焼いてからバター付けるんじゃなくて、つけてから焼いてくれる」

「えっつ?チューブ1/3?わかった。」

今まで、時間短縮を兼ねて、マーガリンと混ざったチューブ式のバターを塗って焼いていたのですが、やっぱりバターオンリーの方が香りが良いですよね。

バター好きの我が子が、バターだけのほうがおいしいって喜ぶので、昨年末から、面倒だけど(いえ、実際は大した手間ではないけれど)、食パン焼いて、バターを乗せて、少し溶けるのを待って全面に塗るをやってあげることにしました。

 

「自分でトーストが良いって言っておいて、どうしたの?」

不機嫌そうな顔に優しく声掛けしたのに、

「飽きた。(トーストを)見たら、食べたくなくなった。」

「一口で良いから、食べなさい」

って言ったら、

「一口で良いのね」

一口だけ食べて、ふてくされたまま。

いや、そこは言葉通りに受け取るものじゃないでしょ。

 

「今日はテストなんだから、ちゃんと食べていかないと、脳に栄養行かないよ」

「(ふん)」

と知らん顔。

 

年末年始にインフル休養。時間がたっぷりあったので、2月の勝者を読み直ししているのですが、「喧嘩をするのはだめ」ってクロッキーも言っていました。

私も、今年は、反抗的な態度には、「よそ様のお子さん」だと思って接しようと、昨夜決めたばかりですが・・・

 

「ママ、まだ(インフルで)具合悪いから」

と、プイと寝室に逃げました。

 

対応の仕方が、子どもの反抗とほぼ同じ。

 

ダメだ、大人げない。

クロッキーに、ダメだしされる。

 

我が子が謝りに来ることもなく、私が機嫌を直して見送ることもなく、先ほど、無言で玄関を出ていきました。