現状を嘆くと反省点がたくさん出てくる

 

保育園時代、年中さん時期が多かったかな、幼稚園やモンテッソーリ教育を謳う保育園に転園するご家庭がありました。

うちも、年長から七田式から枝分かれした幼児教育の教室に通っていましたが、我が子より小さいお子さんのクラスでは、「どこの幼稚園に入りたい」だの「入った」だのの、会話が盛んでした。

 

卒園式後の謝恩会でも、

「幼稚園出身のお子さんは、(小学校入学後)授業中ちゃんと座っていられるんだけど、保育園出身の子はねー、じっとしてられないんだよねー。まあ、半年もたてば、慣れて来るんだけどね笑笑(自分たちは保育園出身の保護者なので、じっとしていられなくて何が悪いと思っている)」

なんていっているパパ友も居て、「教育」の事を考えると、幼稚園だったのかしら?と思ったこともありましたが、中学受験には関係ないなって思います。

 

運動系は、

「あの子は、バディスポーツ幼児園出身だから(優れている)」

という事はありましたが、

お勉強に関しては、

「あの子は、○○幼稚園出身だから(優れている)」

というのは、聞かないなーと思います(私の身の回り調べ)。

 

1年生から中学受験塾に入塾させる良し悪しは・・・

「う~ん、早くから入塾させたからと言って、賢くはならなかった(我が子の場合)」

ですね。少なくとも、塾に入れてほったらかしでは、早期入塾の意味はありませんでした(我が子の場合)。

でも、小4で入塾できたか?微妙だったかもしれないので、「場所取り」は、出来ていたと言えます。

 

中学受験塾の場合は、何年生で入塾させようとも、よほど地頭がよろしいお子さんではない限り、親がちゃんと伴走するという事が大事なんだなと思います。繰り返しますが、放置はダメですね。少なくとも宿題はちゃんとやらせて、褒めてあげなきゃ。

私、「小学校低学年で習う内容なんて、復習しなくても授業聞けば頭に入るだろう」って思ってたんです。そして、他人に言われなくても自分のことは自分で出来ると思ってました。自分がそういう子だったから。そうではないということを、昨年あたりに気が付くという、なんとも鈍感な親でした。小学生とは幼い子どもであるという認識が足りませんでした。

 

習い事は、「コツコツ続ける」習慣をつけさせるべきだったと反省しています。

私自身がピアノを習わされて嫌だった(練習したことが無く、先生には随分ご迷惑をかけた)ので、我が子がピアノをやりたいと言っても、ピアノの先生には「ピアニストにさせたいわけではなく、大人になった時に趣味で楽器ができる下地が作れれば良い程度」とお願いし、毎日練習することを強要もせず、発表会の前だけ先生に恥をかかせない程度に練習させた私。

 

今思えば、それがダメだったと猛反省。

ピアノが上手くなるとかならないとかではなく、毎日決めた時間帯に、決めた時間分だけピアノの前に座って練習するという習慣づけが大事だったと、中学受験の勉強をさせようとして気付きました。

楽しかろうがなかろうが、上手になろうがなるまいが、決まった時間に決まったことをやる。それをやらなければ気持ち悪いと思うくらいの習慣づけ。「ああ、ピアノを習うってそういう事だったのか」と今は思います。

我が子はね、やめた今でもピアノは好きですよ。

好きな曲の主旋律だけですが、音探しながら引いたりして、ピアノは受験勉強や親子喧嘩の気分転換に大いに役立っています。

 

七田式から枝分かれした幼児教室。

そもそもは、発達に個性があったお子さんが七田式に通って、それを克服?出来た(そして、めちゃ賢いお子さんに育った)というママ友の話を聞いて、「うちも入れておくか」という超適当な動機。七田式が何ぞやも調べぬまま通学していました。

今思えば、七田式理科社会の歌、全曲真面目に暗記させるべきだった。

聞き流し?やっておくべきだった。

「百人一首を覚えてどうするの?将来何かに使うかな?高校の古文の授業に出てくるんだっけ?」なんて思って、真面目に暗記させなかったんです。だって、親が大変なんだもの。でも、百人一首を覚えるかどうかじゃないんですよね。百人一種でも何でもいいけど、あの年齢で暗記をさせることで脳の発達に影響を与えるんですよね(きっと)。

 

そういえば、先ほど私は賢かった自慢みたいなことをチョロッと書きましたが、ホント賢かったんですよ、小さい頃は(誰も知らないと思うから、適当なことを言いますけどw)

両親の話では、「まだ、言葉も話さない頃から、200犬種を覚えて、○○は?って聞くと、これ!って指さすんだよね」だったそうです。

今は覚えていません。どころじゃない、小学校の頃に既に、そんな記憶はない。犬の系統図みたいなのが(実家に)貼ってありましたけど、指をさした記憶だけじゃなくて、犬種なんて『プードル』くらいしか言えなかったんじゃないですかね(チワワも柴犬・・・etcもわかります^^;)

つまり、幼い時に脳を鍛えたことが、私の集中力を高めたのではないかと今は思います。

ただ、その魔法が聞いていたのは小学生までですけどね。でも、小学生までの間しっかり勉強できていたから、高校受験までは余力で行けました。

 

ああ、犬種でもアンパンマンのキャラクターでも何でもいいから、我が子に暗記特訓をしておけばよかったと、今思います。

 

まあ、我が子が、週単位くらいの短期記憶なら、ちょっと得意(でも、その記憶は1ヶ月と続かない)なのは、七田式から枝分かれした幼児教室のおかげかもしれません(だから、本気でやっていれば、今はもっと違っていたかも・・・なんて)。

 

今頃反省してもしょうがないんですけどねー。