もう、君なんか嫌いだ。
君を好きでいるのは、疲れた。
そんな君なんか、嫌いだ。
一番の、嘘。
ほんと、君は馬鹿。
私を振り回して、妬かせて。
君は何にも知らない癖に。
私の気持ちなんて分かってない癖に。
もう、嫌いになってしまえば楽なんじゃないか。
一番の、本音。
嫌いになりたくてなってるわけじゃない
本当に心から嫌いなわけじゃない
ただ君が私を必要となんかしてないって
自分に分からせるためとか
君が少し反省すればいいんだ
どうせしないんだろうけどとか
変に無謀な夢を抱いた結果の今。
・・・・″本当は、好きだったのにな――――――″
本当に、嫌いなの?
嫌い。
本当に、心の底から嫌いなの?
嫌い。
じゃあ、好きなの?
好きじゃない。
本当に本当に、好きじゃないの?
好きじゃないって言ってるじゃん。
じゃあ、なんで、
あなたの目からは、涙が零れてるの?
・・・・・
自分の気持ちに正直になれなかった、私。
本心から嫌いだって、嘘をついた、私。
何も知らない癖にって、自分から君を突き放した、私。
嘘をついて、好きって気持ちを誤魔化そうとした、私。
ねえ、
まだ
間に合いますか―――――・・・・?