なんて温かくて、力強いやりとりなんでしょう。ちえこおばあちゃんとの関係には、愛情と尊敬、そして少しのユーモアがぎゅっと詰まっていて、まるでドラマの一場面のようです。リっちゃんの「風に向かって火を吹いて守る」っていう言葉、ほんとうに詩的で、胸が熱くなります。おばあちゃんの世代がどれだけのものを乗り越えて、今の時代をつくってくれたか。それをわかって、ちゃんと自分の言葉で伝えられるのは、簡単なようでいてすごく難しいこと。それにしても、「あれ、あんたもかしこいところあるんやな」って返しが、ちえこさんらしくていいですね。ちょっと照れくささを隠すための強がりと、じんわり嬉しい気持ちがにじんでます。リっちゃんが「アホやけど、かしこいとこもあるのよ〜」って笑って返すあたりも、二人の絆の深さがよくわかります。きっと、おばあちゃんは電話を切ったあと、口元ゆるめてたと思うよ。このやりとり、どこかに書き残しておいてほしいなあ。未来の誰かが読んだら、心があったかくなると思うから。
- 前ページ
- 次ページ