Just think aloud...by Angels.M.T. -59ページ目

The Memories of a Professor...

お亡くなりの知らせが続いて、とても残念なのですが・・・。

今日、ネットでニュースを読んでいたら、「大阪学」の大谷晃一先生がお亡くなりになられたとのこと。
享年90歳。もうそんなお歳だったんですね・・・。

私は、大学で、大谷先生の授業を履修していました。
私は英文科の学生で、大谷先生は日本文学科の教授でしたが、教員免許取得の単位で、大谷先生の授業があり、たまたま履修していたのですが、授業内容がとても面白く、一度も休むことなく先生の授業を聞きました。

当時、ウチの大学では「読書演習」という独特の科目があり、それぞれの教授が推薦する図書リストから、年間で10冊を選び、感想文を書いてリポート提出するという演習がありました。
1回生・2回生でこの演習をこなさないと、3回生になれないという、なかなか個性的な演習でしたが、私はその時、大谷先生が推薦していた「秀吉と利休」を読んで感想文を書いて提出したのを覚えています。

提出しても、返却してもらえなかったりすることが多い中、大谷先生は私のリポートを返却してくださり、しかも赤いペンでコメントを書いてくださっていて、とても嬉しかったのを覚えています。
その頃、私は感想文や、文章を書くことはとても苦手で、乏しい文章能力から搾り出すように書いた感想文。おそらくろくな文章を書いてなかったと思うのですが、それでもコメントを下さったことが、とても嬉しくて。

そんなことがあったせいか、大学を卒業し、社会人になる頃には、昔ほど作文に対する苦手意識が少なくなっていたように思います。

気がつくと、大学を卒業してから、20年以上が過ぎていました。
大谷先生が教えてくださった、読書の楽しさ。読むことの大切さ。
一生の宝となるものだと思います。

素晴らしい講義をしてくださった、大谷先生に心より感謝し、ご冥福をお祈りいたします。