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米国とベトナムの経済が多くの困難に遭遇しているが、マイケル・マハラック駐越米国大使は相変わらずベトナム進出の米国企業が益々増加すると楽観視している。以下は同大使がこの問題について本紙のインタビューに答えた内容である。 




記者:今年3ヵ月に於いて米国が対ベトナム投資国の中で首位に立ったが、これは米国企業によるベトナム進出ブームの前兆と理解しても良いのか? 




マイケル・マハラック大使:確かに米国が今年3ヵ月で対ベトナム投資国の首位に立ったが、私は投資順位が問題ではない。私達がベトナムへの投資目的は首位を獲得するためではない。私達は明瞭な政策体制のある国、そして相互利益の関係が維持できる国へ投資を決めている。ベトナムは米国企業が相互利益のために投資を行って歓迎されている国で、今後は米国企業のベトナムに対する関心が益々高まると私は信じている。 




何故ベトナムは益々多くの米国企業を魅了しているのか? 




私の考えでは、その理由の1つは米国企業がベトナムから東南アジア諸国及び北東アジア諸国に自社の商品を輸出できると見ている。地理的条件から見れば、ベトナムは北西アジア諸国の西及び東南アジア諸国の東に位置している。つまり、ベトナムは両地域の中心に位置している。ベトナムに進出する米国企業は、ベトナムで益々増大している消費市場を開拓するほかに、同国の近隣諸国に輸出できる期待を抱えている。そのため、ベトナムは外国投資家を魅了する多くの優位性がある。 




米国企業がベトナムに投資する今年の見通しは? 




今年は、ベトナム企業及び米国企業にとって困難な年と見られているが、米国企業のベトナムに対する関心は相変わらず高い。近い内に、米国からいくつかの企業団が投資経営の機会を調査に来越する。具体的には、アメリカ・アセアン経営評議会及びミシガン州、米国商務省の企業団が今年夏季に来越を予定していて、現在はカリフォルニア州San Diego市の企業団がハノイ市を訪ねている。基本的には、協力の将来性は良好であり、今年は全世界にとって試練の多い年であるのでもっと慎重に行動する必要がある。 




言われたとおりに、ベトナムと米国の経済はいくつかの困難に遭遇している。しかし、これらの困難はどのように投資や取引関係に影響するか? 




その影響がどのように起こるかは待たねばならないが、米国企業の数社は自社と自国への影響がはっきりと分かるまでに海外投資をより慎重に行動すると思う。しかし、長期的には米国企業の多くは相変わらずベトナムへの投資機会を探す。これらの企業は今年ベトナムに進出して、ベトナム経済が発展後に投資の規模を拡大するかもしれない。 



ベトナムはこの間、両国の貿易取引を促すために普及税関優遇措置(GSP)規制をベトナムに付与と、ベトナムを市場経済国の承認を米国に要請した。この問題について米国の観点は? 




これは一朝一夕にできる問題ではなく、多くの交渉が必要である。ベトナムの世界貿易機関(WTO)加盟と米越通商協定(BTA)の締結に関する我々の交渉は両国にとって有利になった。そのため、GSP及び市場経済の承認に関わる交渉も期間が掛かるかも知れないが、最終的には両国に良い結果を与えると私は思う。(200849日、Dau Tu Onlines