定期譲渡会が無事に終了し、沢山のワン達が卒業して行きました。

全て処分対象になっていた子犬達です。

人間が少し頑張れば、色んな出会いがあって、ワンコ達の未来へと繋がって行くのです。

ご協力頂きました全ての方に感謝致します。


さて、翌日センターとのやり取りがありました。

私(K) 「譲渡会で全てのワンコが出ました。収容されている子の引き出しが可能ですが、どのような状態でしょうか?」

センター職員さん(S) 「現在、子犬はいません。乳飲みは難しいですよねぇ~~?」

K 「どういう事ですか?授乳しますので大丈夫です。ただ赤ちゃんは即日走らないと行けないので、こちらの手配がありますから、早めに知らせてもらえますか?」

S 「では、入ってきたらご連絡させて頂きます。」このやり取りで電話を切りました。

それから、5時間後センターから電話がありました。

S 「月齢1週間~10日くらいの乳飲みが12匹いますが・・・・」

K 「手配を掛けますが、今夕方5時ですので、今から走るにもセンターも閉まってるし、朝一で伺います。低体温・低血糖が怖いので、授乳だけいてもらえますか?それだけお願い出来ます?」

S 「はい!それくらいはします。」

ここで、安心して、あちこちに連絡を入れ始めました。

大阪から片道約4時間半の距離です。

まず、センターから中間地点まで赤ちゃんを搬送して下さる方を探し、受け入れ後は私が車中で授乳しながら大阪に戻る。

12匹なので、赤ちゃんホスト様の協力が必要です。

速攻、3件の方が、受け入れ可能のお返事を頂けました。(ほっ)

「大阪事務所で受け入れを待ちますので、気をつけて行って来て下さい。」と、連絡が入りました。  嬉しい!!感激!!

搬送は、センター所在地の県の方が、岡山までOKのお返事。  感謝!!



ここからなんですよ~~~~(-_-;)

子犬達が心配で、朝8時半、センターに連絡を入れました。

K 「おはようございます。ボランティアさん、到着されましたか?」

S 「はい!子犬乗せられて出発されました。」

K 「昨夜、授乳して下さいました?子犬の調子はどうですか?元気ですか?」

S 「はい!母犬に戻しました。」

K 「えぇぇぇぇーーーーーー!!どういう事? 母犬いるん?そんな事一言も聞いてないし、12匹全部の母犬じゃ無いでしょ?」

S 「はい!2匹の母犬ですが、 12匹一緒に飲ませてもらいました。」

既に、一匹の母犬は処分された?えぇぇぇぇーーーーーー!!


ここまでの会話で、皆様はどう思われます?

授乳をお願いしたら、それくらいはさせてもらうと言われたから、
当然、職員さんがすると思いました。
まさか、母犬に戻しただけなんて。

なぜ、母犬ともに収容された事を言わない!!

とにかく岡山目指して走り出していましたので、車中で母犬の事を考えると、泣けてきました。

聞いていたら、何とか一緒に助ける事を考え、行動に移します。

子犬は、譲渡の確立が高いですが、子犬が巣立った後、野犬の母犬は残っていく事も視野に入れながら、考えなければなりません。

悶々とした気持ちで、岡山到着。

生きるため頑張る小さな命が12ここに居ます。
殺されるために生まれて来たんじゃないよねーーーーー!!
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搬送ボラさん 「お疲れ様です~。母犬も一緒にどうですか?と、言われたんですが、何も聞いてませんでしたので、子犬だけ乗せました。」

K 「そうやねん!私も朝一に聞いて、驚いてる。何で昨日の時点でこんな大切な事、言わないんだろう・・・・」

まぁ、仕方ないか・・・なんて考えられず、センターに電話した。

「母犬はどんな子なんでしょう? 人に牙をむいて来ますか?怖がって脱糞したりの子ですか?リードがかけれませんか?」

職員さんと色んなやり取りを終え、とりあえず監房から出して一匹にしてもらった。

子犬が激しくミュウミュウ鳴く声は、母犬を探しおなかをすかせてる声。

人工乳の味は初めての味で、戸惑っている。

母犬もお乳が張って痛くて苦しんでいる。

子供を探している・・・・。

悲しすぎますよね。。。。

そんな中、子犬のホスト様から連絡が入った。

母犬まだ処分されていなかったら、子犬と一緒に預かるよ!!センターに電話して!と。

なんて、嬉しい事を言ってくれるんだろうと、感激して胸がいっぱいになりました。

昔、壁を走る野犬と日々戦いながら、徐々に距離を縮めて、時間はかかったけど譲渡に結び付けました。

子犬達が巣立った後は、母犬を幸せにするために、頑張ろう!!

今回、色々と考えさせられました。

私達、保護する側と行政の処分施設の現場との温度差。

このセンターでは数年前まで、全ての子犬達が殺処分されていたと言っても過言ではない。

2年前、このセンターと団体譲渡を結び、遠距離ではありますが、月2の割合で引き出しを開始しました。

皆様のお力で、年間約500匹保護が出来ました。

子犬達を見ていると、いつも思うんです。

こんな子達が、今までずっとガスで殺されて来てたんだよね・・・(涙)

現在も乳飲み子は、処分と言うより低体温・低血糖で力尽きて、亡くなってしまいます。

自力でご飯を食べる事が、譲渡基準の一番の条件ですから。

職員さん達が、悪いわけでは無いのです。

ただ、今回はきちんと説明してほしかった事。

未来を変えて行くには、慣れてはいけない事。

まさか、母犬を出すと思わなかったのでしょう。

処分に慣れてはいけません!!

チャンスは無いか?と生かす方に、心を傾けて一頭一頭を見て頂きたいのです。

こうやって、日々処分センターで、命を奪われて行く子が居る事を知らない人が、沢山います。

この現実は、昔から変わっていません。

知ってもらう事が、処分数を減らします。

お問合せで「私に何か出来う事は、ありますか?」と、言うご質問がとても多いです。

ありますよーーーー!!

沢山の人に教えてあげて下さい。

罪なき命が、全国で日々殺処分されている事を・・・。


早朝より母犬を助けに西へ向かっています。

搬送ボラさん・授乳ボラさん皆の力は、偉大です。

命を繋げる力に、心から感謝です。

昨日大阪到着後、ホスト様が続々と集まって下さいました。

個体識別を終え、体重を量り授乳してもらって、スヤスヤ。
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大きくなぁーーーれ♪
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赤ちゃんへのご協力をお願い致します。

ミルク(ヤギミルクを使用しています。)

哺乳瓶

衛生使い捨て手袋

宜しくお願い致します。


現在、5件のセンターを走り回り、殺処分対象の犬猫の保護を行っております。

常に財政難で、思うような活動がなかなか出来ません。

犬舎の修復工事も予算がありません。

レスキュー後のケア(医療・飼育など)が大変な工程であります。
すぐに里親様から幸せ切符を頂く子も居れば、長年シェルターで、過ごす子も居ます。

皆様のご支援で、活動は前進致します。

どうかわんにゃんを助けるために、ご支援をお願い致します。
「命を繋ぐ基金」に、是非ともご協力をお願い致します。

郵便局:口座番号:14630-16534321

滋賀銀行:今津支店・普通口座・番号:598577

三井住友銀行:赤川町支店・普通口座・番号:1601289

(口座名義はすべて同じです)
口座名義:特定非営利活動法人 動物愛護団体 ANGELS
   トクヒ)ドウブツアイゴダンタイ エンジェルズ


そして、緊急のお願いです。

子猫達の餌・ケージの不足に大変困っております。

宜しくお願い致します。

子猫用パウチ  カルカン  フィリックス
どちらも大好きです♪

子猫用ケージ

☆その他、ニャンコ部門
成猫用フード

子猫用フード

*成猫用缶詰・レトルト

爪とぎベット

*猫ちゃん物資の送付先
535-0005 大阪市旭区赤川2-10-19
NPO法人 動物愛護団体 エンジェルズ
電話:090-5166-5632


★★★物資協力のお願い★★★
☆ワンコ部門

レスキュー用移動キャリー

おやつ
(ワンコ達の一番の楽しみのおやつが底をつきました。ササミ巻きが大好きです。)

成犬用フード
(現在、成犬用のフードに困っています。日々30キロは使用します。銘柄指定はございませんので、宜しくお願い致します。)


ドックフード
ビーフ&フィッシュ
お手頃価格ですが、便が安定しています。

アイムス子犬用フード
(次々と子犬のレスキューが続いており、常に不足状態であります。)

*おふくちゃんケアで沢山使用します。
 衛生使い捨て手袋。M/Lサイズ。

ロールビニール袋

*ゴミ袋(45L)

*子犬用レトルト
(離乳後の固形フードが食べれない子に活用します。)

スーパーワイドシーツ&ワイドシーツ

*缶詰(デビフ)
(老犬たち・食の細い子達は、缶詰でないと食べません。)

*液体洗濯洗剤
送付先:滋賀県高島市今津町酒波1186-2
MPO法人 動物愛護団体 エンジェルズ
0740-22-3000