団体を立ち上げての活動が5年目になる。
当初は、大阪市生野区に小さな事務所を構え、大阪市動物管理センターのワンを中心にレスキューしていた。
その後、自宅を引っ越し自宅兼事務所とした。
今の大阪事務所がそうである。
自宅と言っても、最初は完全に事務所とプライベートスペースを区切っていましたが、広島ドックパークレスキューから、全くプライベートスペースは無くなった。
広島から自宅に戻るとベットルームには、ドックフードが山積み。
ベットの周りが全てフードで覆われ、地震が来たらたぶん・・・死んでしまうね・・・等と言っていた。
不特定多数のボラランティアさんが、出入りし模様替えもされていた。
台所用日品もどこかに片付けられていた。
大阪の自宅に戻った時、すっかり変わってしまっていて人の家に来た感じであった。
3階は全て物資置き場になっていた。

そして、現在の滋賀シェルター。
ここにもプライベートの部屋は無い。
我が家の愛犬と保護犬達は一緒に事務所でフリー。
寝室と事務所は繋がっていますが、扉は無。
寝る時はベットの回りにワン達がワラワラと寝床を作っている。
2階はスタッフ・ボランティアさんのスペース。

まぁ贅沢は云えませんが、ここまでプライベートが無い暮らしは初めてで、時にはふぅぅぅと溜息が出る事がある。

と、まぁこんな事を書くつもりでパソコン前に座った訳では無かったんですが・・・(汗)

活動を振り返っているとついつい・・・(汗)

自分ながら、頑張って来たと思います。
犬が大好きだから・・・。
たんに普通の愛犬家でベタベタと可愛がっていた私が昔は居ました。
何も知らなかった頃。
全ての犬は我が家の愛犬と同じように、可愛がられていると思っていた頃。

センターに初めて行って、「ここに居る子を全部私が助ける」と号泣した日が始まりである。
閉められない扉を開けてしまった。

活動を止めるのは簡単な事かも知れない。
でも、そんな事は絶対に出来ない。
悲しい声が聞こえるから・・・。
物言えぬ子がジィーーーと目で訴えてくるから・・・。

資金があればもっともっと助けられるのが現実です。
大きなレスキュー依頼も舞い込んでいます。
綺麗事で言えば、とにかく命を助けるために動かなければとなりますが、医療費もフードも必要不可欠なのです。

皆様のご厚意でシェルターに現在居る子達は、保護されています。
スタッフによりお世話がされています。

助けての声が聞こえているのに実際動けない自分が居るのに、とても苦しく思う日が続きます。
今、一頭ずつ助けれる事しか出来ない現実。

根も葉もない誹謗中傷を浴びた事により、多くのものが失われました。
当時