ちょっと前に近所のバーへ行って夜ご飯を元彼と食べてきたのだけど、ひっさしぶりに涙がでてくるほど悔しい思いをした。・゚・(ノД`)・゚・。
私は、アメリカに来る前まで、すっごくのんびりした町で幸せに育った。特に私はポーっとしてるので(よく、人に言われる(>_<))日本に居たときは気がつかなかっただけなのかもしれないが、こちらに来て今の社会の現状(少し大げさかも)というか知らない世界に遭遇してショックをくらってしまうことがある。
その中の一つは差別。。 日本に居たときは社会科で勉強しただけで今の時代には差別なんてものは存在しないと思っていた。もちろん自分が差別を受けるということもなかったし、差別というものについて考えたこともなかった。 でも、まだあるんだねェ。差別。。。。人種差別、同性愛差別、男女差別、etc。
人間なんだから好き嫌いってものが誰にだって必ずあると思う。私にだって嫌いなことたっくさんある。世界にはアジア人が嫌いな人、日本人が嫌いな人もいるのもわかってる。その理由は歴史の中にあったり、嫌な思い出があったり人それぞれだと思う。
だからって、それを表に出すのはどうかと思う。
今日のバーでの出来事。。。 私たちはそこのバーへチョクチョクと足を運ぶ。なぜならステーキサンドウィッチがボリュウム満点、おいしくって、なんと$3ちょっと!!それに、ウェイトレスのお姉さんもバーにいる、お姉さんもすっごくイイ人で私達の名前も顔も覚えてくれていて良くしてくれるのだ。
今日もいつものように、そこのバーへ行ったんだけど、すでにお姉さん達は仕事を終えてしまったらしく白人のおじさんが一人でウェイターをしていた。その、おじさんは始めから私達に超ーイヤな感じだった。その後彼は私達のオーダーを間違って違うお客さんのところへ持って行ってしまったんだけど、その時はスッゴク笑顔でお客さんに対応してた。(白人のお客さんだった) そして間違いに気づいて私達のテーブルまで持ってきたんだけど料理を置いてくれたのではなく投げられたって感じだった。だってフレンチフライがテーブルに飛び交ってたんだよ!!(-_-メ) そして、何も言わずに彼は去って行ってしまった。せっかく、これから美味しいご飯を食べる所なのにスッゴク私たちは気分が悪くなった。そしたら私達の席の近くにいつものウェイトレスさんが仕事が終わって友達と飲んでいて一部始終を見ていた彼女は私達の席に来てくれて「彼が悪くて、あなた達悪くないのよ。ごめんね。あした私が彼のことはボスに伝えとくから」と言ってくれた。なので気を持ち直して「あいつにTIPはナシだね」なんて言って普通にご飯を食べておりました。
そして、お会計の時、元彼君が支払いをしに行ったんだけどナカナカ、テーブルに戻ってこないので私も会計場所へ行ってみると何やら口論をしている。ウエイターのオヤジは酔っ払っているのか私たちをバカにしたいのか彼の意図はわからないが支払いの金額が私達が食べて、飲んだ金額と明らかに違っていたので元彼がレシートをくれと言ったらアイスティーを出してきたのだ。もう、ここでカッチン、ブチっといってたけどグッて私はこらえてた。たぶん元彼くんも同じだったと思う。
やっぱり、私達の英語には限界があるし発音も聞き取り難いと思う。それでもたくさんのアメリカ人の方は、しっかり話しを聞いてくれる。でも、彼は鼻で笑って「こいつらナニ言ってんだ」って感じだった。それに他のお客さんには良く対応してるから、まさに私たちがオカシイみたいな雰囲気がプンプンしてた。そこでまた、いつものウエイトレスさんが来てくれて「今、私は彼と話すことできないけど、必ず明日ボスに伝えるから!!あなたちは決して悪くないんだからね」と言ってくれて彼女にお金を預け、その店を去りました。
彼の態度は明らかに私達をバカにした態度だった。今までもレジの定員さんが私の前にいるお客さんにはとってもフレンドリーだったのに私の順番になった途端ガラッと態度を変えられるなんてことがあったりしたけど今日は、こんな出来事が久しぶりってこともあったし自分の英語力にもオヤジのバカにした態度にも腹が立った。それでも、あたしはオヤジに引き下がらないで文句言ってやろうと思ったけど元彼に止められてやめた。
もう、帰りの車の中は超、最悪。お互いにスッゴク気分悪いし自分たちが喧嘩してるわけでもないのに、なぜかお互い喧嘩ごしだし。。せっかく、美味しいご飯食べて楽しくおしゃべりしていたのに。。。
私は家に帰っても悔しくて、腹の虫も治まらなくって、もう一度お店に戻ろうかとも思ったけど、それはちょっと危ないのでバーの電話番号を調べてオヤジに「あんたのボスとコンタクトとりたいから電話番号教えて。それとあんたの名前もね」と言って聞き出したものの、元彼にそのことを伝えると私達をかばってくれたウエイトレスさんに迷惑をかけるから止めろと怒られた。そして結局、私達も喧嘩をしてしまい。。。みたいな。。。
はあ、マジでムカついた。
もちろん、アメリカ人はこんな人ばかりではない。無論こんな人に遭遇するほうが難しい(笑)でも自分が差別(この出来事を差別というのかわからないが私は、そう感じてしまった)みたいなものを受けると落ちます。そして、世界中には、もっと辛い目にあってる人、過去に辛い目にあった人がいると思うと、やるせない気持ちになります。 もしかしたら、いつのまにか自分が誰かや何かを差別してしまって傷つけていることもあるかもしれない。そう考えるとゾっとしてしまう。だからウエイターのおじさんも自分では気がついていないかもしれないし、もし、ワザトだとしても過去にアジア人に苦い思い出があるのかもしれない。でも、やっぱり態度に出したらダメだよね。現に私も元彼もおじさんに何もしてないわけだから。
自分が体験して「差別」というものを改めて考えてみると今の世の中にも、まだまだ差別というものはあるでしょう。しかし、ある人が私に
「出会う人はすべて縁のある人。絶対にその人との出会いには意味があり自分を成長させてくれる。それが嫌な人であっても。。。」
という話をしてくれたことを思い出した。私は、このおじさんにすごく頭にきてるけど、彼は私に、もう一度「差別」について考えるキッカケを与えたし、もし日本で普通に暮らしていたら私は一生「差別」について考えなかったかもしれないと思うと、このおじさんとの出会いにも意味があったのかなと思う。そして私がおじさんにされたことなんて屁でもないと思うけど少しは差別される人の気持ちもわかったしね。こんな風に考えてたら、いつのまにか私の腹の虫も治まっちゃった(笑)そしてもっと英語の勉強しなくては。。トホホ
明日から、ひっさしぶりの2連休なのにィ。元彼くんにも起きたら電話して仲直りしよ♪
☆自分の気持ちをガーっと長々と書いてしまいましたが、これが今の私が思った正直な気持ちです。最後まで読んでくださった方ありがとうございましゅ☆