先日 連盟少年部の納会に参加してきました
各チームの監督さんやコーチの方々と
いろんな お話をさせていただき
有意義な時間を過ごさせていただきました
ところで
何人かお話させていただいた方の中には
ご自分のお子さんとは
世代の違う子どもさんと接するにあたり
ちょっと 戸惑っている事がおありのようで・・・
子どもの年が違えば 親の年も違いますからね
「お若い親御さんは 難しい」っておっしゃるんですね
ま 親の年齢っていうのは
実年齢ではなく 子どもの年齢に沿うものだと思いますので
ここで言う「お若い親御さん」っていうのは
実年齢じゃないですよ
と まぁ 話を戻しますが
つまり
子どもじゃなく 親との接し方に気をつかうと・・・
「どうして ウチの子ばかり叱るんですか?」
「なんで ウチの子が叱られなきゃいけないんですか?」
「ウチの子に そんな言い方しないで下さい!」
の親御さんからは そんな言葉は聞きませんが
よそのチームじゃ 頻繁にって程じゃないにしても
あるらしいですね
ま 野球に限らず
学校なんかでも 最近はそういう親御さん 多いんでしょうけど
以前 たまたま見ていたテレビで
どこかの社長さんが
「今の子どもは かわいそう
叱られる権利まで 奪われてる」って言ってましたが
ほんと そうだな~って 思いましたね
子どもは叱られてナンボ
叱られて 反省して また叱られて・・・
そして 成長していくんじゃないでしょうか?
「叱られてばかりじゃ かわいそう」
はい はい わかりますよ
親って 我が子が叱られてると
まるで 自分が叱られたような 気持ちになるんですよね~
でもね 叱られてるのはアナタではなくお子さんですよ
もし 叱られ方が理不尽だと思うのなら
抗議すべきは アナタではなくお子さん自身です
「まだ小学生の子にそんな事はできないでしょ!」ですか?
そうですね
じゃ いくつならできるんですか?
大人になれば 自然に そんな事も
できるようになるんですか?
お子さんが叱られた時に 親がすべき事は
叱った相手への抗議では ない!と
私は 思います
それだけは どんなに子どもが小さくたって しちゃいけない!と
子どもが叱られた時
もし 親に何かできるとするなら
私は 一緒に考える事だと 思います
なんで 叱られたんだろう?って
一緒に 考えてあげる
もし 叱られた事に子どもが納得してないなら
その納得できない気持ちを 相手に伝える方法を
一緒に 考えてあげる
これからの人生 何度も叱られる事 あるんですよ
そのたびに お母さん(お父さん)が
お子さんの代わりに 抗議するんですか?
息子さんの 上司に
「ウチの子を叱らないで!」って 言うんですか?
叱られた時の対処や
気持ちの処し方は
自分でさせて 学ばせなきゃって 思うんですよね
その点 スポーツやってると
よく叱られて ホント ありがたい
今どき 親以外の人間に叱ってもらう場は
そうそう ないですからね
いろんな人に 叱られて
生きてくためのイイ練習になりますもん
そういえば ウチの息子も よく叱られたなぁ~
あ 今でもですが・・・
でも ウチはそもそも
「叱られる事はありがたいこと」って
いつも言ってたから
叱られたからって ちっちゃくなっちゃう事はなかったですよ
最初は ちょっとありましたけど
だって 考えてもみてください
仕事でもないのに
休日返上して ウチの子の相手 してくれてる
そんな奇特な人達が
うさ晴らしや 気まぐれで
子どもに当たり散らしたりするわけ ないですもん
ま 人間ですから 多少 不機嫌な時くらいはあるでしょうが
「叱られるっていうのは
その人が ちゃんとオマエの事を 気にかけてくれてるって事
オマエに上手くなって欲しい
頑張って欲しい
そう思ってくれてるって事だよ
ありがたいね~」って
私 実は本気で思ってますから
あ それで あんな脳天気な息子になっちゃったのかな
でも そうは言っても
私も聖人君子ってわけじゃないから
時には「???!」って事も たまにはありましたよ
ま たいていは叱られて当然って事ばかりでしたが
でも そんな時でも
「叱ってくれるのは 僕が上手になるって
思ってくれてるからだよね」
って 息子の方から言われるから
私も 「そうだね 頑張ろうね」って言ってましたね
子どもには 『叱られる権利』があります
それは 成長する上で とても大切なもの
叱られながら 自分の至らないところを見つめたり
時には 他人の理不尽さに接して
自分がどう対処すべきかを 考えたりするんです
大人が『叱られる権利』を 奪ってはいけません
まぁ 先にも書いたとおり
では あまり聞かない話なので
あえて ココに書くこともなかったんですが・・・